
昼神温泉は、長野県の南信(諏訪地域を除く)で随一の温泉地
十数軒ほどの温泉旅館等で温泉街が形成されています。そもそも上伊那、下伊那、木曽地域には温泉街を形成するような温泉地は他にないので、突出した存在感ですね
しかしながら昼神温泉の温泉地としての歴史は浅く、1973年にトンネル工事のボーリング中に温泉が湧出したのが始まりで、中央自動車道で中京圏と直結していることから急速に発展したとのこと。中央道の園原インターチェンジ(昼神温泉に最も近いインターチェンジ)が中京方面からの出口と中京方面への入口しかないところを見ても、客の主力は中京圏の人であることが分かります。
新興の温泉地ということもあり、温泉旅館等は皆大規模で新しいものです。今回宿泊した吉弥も本館、東館、別館があってかなり規模が大きい温泉旅館ですね
今回は1泊2日、朝・夕食付きで8,600円という格安プランで別館に宿泊しました
吉弥には、本館と別館にそれぞれ大浴場(内湯と露天風呂)があって、別館に宿泊しても本館の浴場を使用することができます
PM4:30にチェックイン後、まずは本館の大浴場に向かいました。

内湯はよくあるホテルの大浴場といった感じ。風情はあまりないですが広くて綺麗です。泉質はアルカリ性単純温泉で、一見ほぼ無色透明、無味無臭の特徴のないお湯のようですが、この付近の温泉の特徴であるツルスベ感が強く感じられます
とろみも感じられて、よく「美肌の湯」と呼ばれる系統のお湯ですね。湯の使用法は循環式、加温、殺菌剤ありであまりよいとは言えないものの、塩素臭はそれほど強くなく嫌な感じはしません。

一方露天風呂は、庭園風の岩風呂。こちらは塩素臭が強めでツルスベ感が弱い感じでした。浴感は内湯の方が上ですね。

本館大浴場入湯後、続けて別館大浴場へ
別館の大浴場の方が本館より若干狭いですが、雰囲気自体はそれほど変わりません。露天風呂もやはり庭園風の岩風呂。せっかく二つの大浴場が楽しめるのだから、趣向を変えてみた方が面白いんじゃないかな。お湯は内湯、露天共にツルスベ感は強いものの、塩素臭がはっきり感じられるので、浴感という点では本館の内湯が一番良いと思います
ちなみに昼神温泉の源泉は集中管理なので、どの施設、どの浴槽もお湯は同じ。何かちょっとした差が浴感の違いを生むんでしょうね。

正直なところ、お湯自体には温泉ファンを唸らせるような個性はないと思います。それでも中京圏の客をターゲットにしているだけあって、サービス等は長野県の通常の旅館に比べれば洗練されていて心地よいです。安価で夕食に炉ばた焼きを楽しめたこともあり、宿泊全体では十分に満足できる宿でした



しかしながら昼神温泉の温泉地としての歴史は浅く、1973年にトンネル工事のボーリング中に温泉が湧出したのが始まりで、中央自動車道で中京圏と直結していることから急速に発展したとのこと。中央道の園原インターチェンジ(昼神温泉に最も近いインターチェンジ)が中京方面からの出口と中京方面への入口しかないところを見ても、客の主力は中京圏の人であることが分かります。
新興の温泉地ということもあり、温泉旅館等は皆大規模で新しいものです。今回宿泊した吉弥も本館、東館、別館があってかなり規模が大きい温泉旅館ですね


吉弥には、本館と別館にそれぞれ大浴場(内湯と露天風呂)があって、別館に宿泊しても本館の浴場を使用することができます


内湯はよくあるホテルの大浴場といった感じ。風情はあまりないですが広くて綺麗です。泉質はアルカリ性単純温泉で、一見ほぼ無色透明、無味無臭の特徴のないお湯のようですが、この付近の温泉の特徴であるツルスベ感が強く感じられます


一方露天風呂は、庭園風の岩風呂。こちらは塩素臭が強めでツルスベ感が弱い感じでした。浴感は内湯の方が上ですね。

本館大浴場入湯後、続けて別館大浴場へ



正直なところ、お湯自体には温泉ファンを唸らせるような個性はないと思います。それでも中京圏の客をターゲットにしているだけあって、サービス等は長野県の通常の旅館に比べれば洗練されていて心地よいです。安価で夕食に炉ばた焼きを楽しめたこともあり、宿泊全体では十分に満足できる宿でした



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