としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

沓野温泉 くつの館

2015-08-08 18:23:50 | 長野県(北信)の温泉
 3月に長女が生まれてからというもの、湯巡りする機会がめっきり減ってしまい、湯巡りを始めてから6年3ヶ月間続けてきた、月に1箇所は新規の温泉施設に行くというノルマの達成も苦しくなってきましたそれでも何とかノルマを果たそうと近くの湯田中・渋温泉郷へと向かいました。

 場所を決めかね温泉街をぐるぐると回った後、湯田中温泉の某旅館を訪ねるも、掃除後でまだ湯が溜まっていないということで断念時刻は午後2時頃でしたが、小規模旅館ではよくあることです。チェックインが始まる午後3時に合わせているのでしょう。

 次に向かったのは沓野温泉のくつの館。ずっと入りづらくて寄れずにいたのですが、遂に意を決して日帰り入浴を請うと、男性用内湯なら入れるとのこと。とにかく1箇所新規開拓したかったので有難く入浴させていただきました
 
 沓野集落は渋温泉のすぐ隣の高台にあり、集落内には地元民専用の共同浴場が多数あります。ただ温泉街的要素はなく、またどの温泉施設も渋温泉 熱の湯源泉からの引き湯ということもあって、沓野温泉という温泉地名はあまり使われていなかったりします。(集落のはずれにみやま荘(わくわくの湯)がありますが、別源泉でみやま温泉と名乗っています。)

 くつの館は集落の只中にあって、看板がなければ普通の民家のような佇まい。中に入ってもやっぱり普通の民家っぽい感じです脱衣所、浴室は狭く、特に浴室は年季が入っていて、古い親戚の家のお風呂に入っているみたいな感覚になります。


 内湯は木の浴槽で、熱い源泉(熱の湯源泉)がチョロチョロと入れられていました。まだ8割ほどしか溜まっておらずオーバーフローしていませんでしたが、入浴には支障なし。激熱の湯を予想していたのだけれど、やや熱めの適温でした源泉の投入量でうまく調整しているのでしょう。湯は無色透明、無味で、若干の潮(磯)臭がありますが特徴が少ないもの。湯田中・渋温泉郷では一般的な湯質です。それでもかけ流しで、一番湯なのだから気持ちよくないはずがなく、さらに浴槽を独り占めして浸かる湯はリラックス効果抜群です


 さて、この施設には近辺では珍しい混浴の露天風呂があります。宿の庭の一角に造られていて、男性用内湯からは扉から出入りできますが、女性用内湯からは窓をくぐって外に出るという変わった造り残念ながらこの時にはお湯が10cmほどしか溜まっておらず、尻が半分浸かるのみでした源泉の投入量は少ないので、湯が完全に溜まるのは夜頃になりそうな感じ。まあ湯の感触は内湯と同じだし、内湯浴室も窓を開け放ってあって蒸していなかったから、この日は内湯だけで十分でした

 午後4時から仕事があったので、1時間も経たずに上がりましたが、のんびりと浸かっていたい湯でしたあまりにもマニア向けでどれくらい利用されているか分からないのだけれど、沓野温泉の数少ない日帰り入浴OKな施設として頑張ってもらいたいものです

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