トーネードの無職生活

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日産の第一四半期の業績が大幅に悪化しているという

2019-07-31 20:39:40 | 日記
 ネットの記事で読んだのですが、日産の第一四半期の業績が対前年同期比で98.5%減で16億円とのこと。一万人以上の人員削減を行うとのことです。要因は新興国市場での低迷と、北米市場の不振とのことです。そこで、人員の削減と生産能力の削減を行い業績を回復させようとしているとのことです。

 日産はつぶれそうになっていたところをルノーと提携してゴーンさんが経営を立て直して業績を回復させましたが、やはり同じ人物が経営を長期間握ると経営の私物化などが発生したりして、ゴーンさんは逮捕される状況となりました。ゴーンさんが日産の経営のかじ取りをしていた期間、今思うと人口が減っていく日本の市場ではなく海外の市場、特にアメリカなど世界の市場に売り込むことを重視して業績を伸ばしてきたのだと思います。今、そのつけが出てきてしまっているのではないかと思います。

 確かに日本は人口が減っていくということは、自動車の市場として伸びていく市場ではないので、人口が増えていく市場である新興国や北米を重点的に攻めるのは間違いではないように思います。しかし、あまりにも日本の市場を軽視してしまったようにも感じています。日本の道を走っている自動車で日産の車といえば、軽自動車化かノートぐらいのものです。ふた昔前はトヨタと同様小型車から高級車、スポーツカーまでフルラインナップをとりそろえていましたが、今ではまったく日本国内で日産の自動車の存在感はありません。

 それはホンダにも言えますね。ホンダの走っている自動車は軽自動車かフィツトです。あと三菱も同じですね。三菱は大きな問題を起こしたのでユーザーから見放された感もあるのですが、ふた昔前は自分も乗っていたミラージュとかギャラン、ランサー、GTOなど特徴的な車を発売していました。今では道を走っている三菱車っほとんど見ないですからね。スバルもひところの勢いがなくなっていて、唯一存在感を示しているのはマツダかな。以前はマツダ車地獄といわれたんですけど、イメージを変えることに成功してますね。

 トヨタは国内でもフルラインナップで車を取り揃えてくれているので、走っている車で最も多く見かけるのはトヨタ車ですが、人口減少が進んでいる現在、自動車の国内市場は縮小していくわけで自動車メーカーとしては海外市場で勝負していかざるをえなくなっていると思います。そのことは理解できるのですが、日産にしろホンダにしろ国内で販売する自動車にもある程度力を入れてもらいたいですよね。

 私は自動車を保有することができない立場なので、走っている自動車をみてああこの自動車ほしいなあなんて思うことがあるのですが、国内の自動車の販売に力をいれなくなってしまっているメーカーには、儲けうんぬんだけではなく自動車市場の活性化のためにも国内販売にももちっと力を入れていただきたいですね。その意味では日産がスカイラインの新しいのを出すということなのでちょと期待してます。



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