トーネードの無職生活

無職生活で日常どのように過ごしいてるのか?
ウォーシミュレイションゲーム
日ごろ思ったことを書いていきます。

手がしびれる

2016-07-30 05:06:40 | 日記
 6月の終わりの頃から右手の小指にしびれを感じていた。その頃はたいして気に留めてもいなかったのだが、だんだんとしびれが強くなってきた。最近では、小指は完全にしびれていて薬指にもしびれを感じるし、右手の小指にそった部分もしびれている。箸もうまく使えない状況となった。

 糖尿病には合併症がありまして、そのひとつに神経障害があるので、糖尿票の診察の時に医師に話したのだが取り合ってもらえなかった。その時よりも状態はひどくなってきたので、近くの内科のクリニックが神経内科も見てくれるので診察してもらおうと思った。

 私の場合、健康保険に入っていないので、その代わりに役所の担当者にクリニックに提出する書類をつくってもらう必要があります。そこで役所の担当者にお願いして書類を造ってもらい、クリニックに診察してもらいに行った。と、なんと夏季休業。えっ~ちと早いじゃん。8月にはいると休みのところがありますが、7月はまだ休んでいないと思ったのですが、お盆の時期と2回にわけて休みのようです。

 仕方がないので、8月にもう一度書類をつくってもらって診察を受けることにしました。

 この手のしびれ、いったい原因は何なんだろう。薬を飲むくらいで治ればよいのだが、もしかすると大きな病院で検査が必要なんてことになるかも知れないかな。

ケッセルリンク元帥へのインタビュー

2016-07-29 05:41:27 | 日記
 ニュルンベルク・インタビューの中のケッセルリンク元帥へのインタビューを読みました。イタリア戦線時代の事など触れられているかなと期待したのですが、そのあたりのことはほとんど書かれていませんでした。

 ケッセルリンク元帥はもともとは陸軍の軍人でしたが空軍に移籍して空軍部隊の指揮をとりましたが、連合軍がイタリアに上陸したころには空軍元帥にもかかわらず、イタリア戦線の陸軍部隊の指揮もしていました。

 イタリアという国はブーツ型の半島ですが、その半島の中央部は山地となっています。そこで元帥は山地に幾く層にわたって防衛ラインを作りました。そしてその防衛ラインで連合軍の攻撃を防ぎ、防ぎきれなくなると次の防衛ラインに後退して防御すること繰り返しました。ですから連合軍はその防衛ラインをひとつづつ突破しなければならず、イタリアの攻略には大変な犠牲と時間がかかりました。

 また、イタリアは連合軍の本国への上陸に伴いムッソリーニを解任して連合国に降伏しました。我が国で知られているのはここまでなので、イタリアが戦争から脱落して戦いが終わったかと思われる方もおられるかもしれませんが、実際にはドイツ軍がイタリア軍を武装解除して占領し、イタリア半島で先に述べたとおりの後退戦略で戦いを続けたのでした。

 イタリア国内も捕らわれていたムッソリーニがドイツ軍に救出されて、ドイツ軍占領下につくられたドイツの傀儡のフアシスト国家のトップにムッソリーニを据えました。ですから、イタリア軍は連合軍側とドイツ軍側にそれぞれ従う部隊にわかれて戦うということとなり、イタリア人同士か戦うという状態になりました。この辺は日本人にはあまり知られていないと思うのですが、イタリアにとって大変不幸というか厳しい時代だつたと思います。

 ドイツ軍はケッセルリンク元帥指揮のもと粘り強く後退戦略を展開し、ドイツが破れるころまでイタリアで戦い続けました。最後はイタリアをほとんど連合軍に明け渡して降伏することとなるわけですが、電撃的に連合軍がイタリア半島を攻め上がったら、ドイツ本国を下から攻められることとなり大変困難な状態に陥ったことと思いますが、これまで述べたように、地形をいかして戦略的後退をすることによって時間を引きのばすという戦略をとることができました。

 まあいずれにしても、イタリアは降伏しても平和とならず、イタリア人同士で殺し合うこととなり、不幸な時代にあったことを知っていただきたいと思います。

利根型重巡

2016-07-28 05:16:38 | 日記
 今月発売された丸の特集は利根型重巡だった。それまでの重巡が前方に砲塔を三つ、後方に砲塔を二つの合わせて五つの砲塔を持っていましたが、利根型では前方に四つの砲塔を集中して、後方には水上機のみを搭載して、しかも他の重巡とくらべて多くの水上機を搭載していました。この点が利根型の特徴になっています。

 利根型は機動部隊に加えられて水上機で偵察を行うのが任務となっていました。太平洋戦争の前半のうちはそれも可能で、確かに重要な役割を果たしたので利根型が有効に使われたといえると思います。

 しかし、搭載している水上機はフロートという空気抵抗になるものをつけていますから、空母から飛び立てる機体とくらべるとスピードの点で不利になります。ですから太平洋戦争の前半、まだアメリカ海軍に航空母艦が少なかった時には水上機でも偵察の任務を果たすことができました。ところが、戦争も後半になってくるとアメリカ海軍は大量の空母を装備して、大量の戦闘機を搭載していました。こうなると鈍足の水上機での偵察はほとんど困難になります。

 戦争の後半に偵察に水上機が有効に使われたという話は聞いたことがありません。そうなると利根型という水上機を多く搭載できるようにした艦も、その実力を発揮できなくなったわけで、今一つ中途半端な艦だったというかアイデア倒れだったのではないかと感じていました。

 ということで、今回の特集の記事を読んでみると、私がもやもやと感じていたことがそのままずばりと解説されていました。自分のもやもやもあながち間違っていたわけではなかったのだなと確認できたのは良いのですが、重巡としての利根型のスタイルは印象深いので重巡の中でも好きな艦の一つでした。それが実際に戦争後半には役割のひとつを果たせなくなっていたことを確認できたことは、なんとなく残念な感じもしてしまうのでした。


フオン・クライスト元帥のインタビュー

2016-07-27 06:42:40 | 日記
 ニュルンベルク・インタビューという本を読んでいますが、その中でも興味があったフォン・クライスト元帥のインタビューを読みました。フォン・クライスト元帥はポーランド戦、フランス戦、独ソ戦と装甲部隊を指揮して戦った将軍です。特にフランス戦ではイギリス、フランス軍をダンケルクに追い込むのに重要な役割を果たしました。

 一番興味があったのは、独ソ戦で装甲部隊が一気に国境線を突破してソビエトの奥深く突進し多くのソ連軍の粉砕しましたが、部隊が突進する後を特別部隊がついていきました。それは何かといいますと、占領した地域のユダヤ人を皆殺していくという部隊でした。元帥がそのことを知っていたのか、全く知らなかったのか、この微妙なところを読むことができるかなと思ったわけです。

 元帥によると知らなかったというように読めました。確かに前線で戦っている部隊を指揮している指揮官が後方の事を考える余裕もなければ、情報もあがってこないと思うので、知らなかったというのもわからないではありません。しかし、前線には後方からの連絡などの将校も来るはずなので、皆殺し部隊がうろうろしていることが耳に入ってもおかしくないとも思えます。

 結局のところ、フォン・クライスト元帥がその皆殺し部隊の犯罪の罪を問われてニュルンベルクに捕らわれたわけではないので、元帥は知らなかったというニュアンスでの発言になっています。

 この辺は、国防軍とSSとの関係もかかわるところなので、余計なことはしゃべらないということになるのかなあと感じたものです。


ニュルンベルク・インタビューという本を読んでいるところ

2016-07-26 04:02:27 | 日記
 今、ニュルンベルク・インタビューという本を読んでいるところです。ニュルンベルクでは第二次大戦後にナチスの戦争犯罪人の裁判が行われました。その裁判の最中に精神科医である軍医がナチスの戦犯たちに個別にインタビューした詳細なメモを残こしており、それを編集して出版されたものです。

 インタビューしている人物を目次で見ると裁判にかけられているゲーリングを筆頭にした戦犯たち、それに加えて証人として裁判に出席した人物へのインタビューもあります。

 まだ四人のインタビューを読んだところですが、それぞれの人物の特徴をよくとらえているなあと思います。私は比較的ナスチ関連の書籍を読んでいるので、ある程度知っている人物もいますし、なかにはほとんど知らない人物もいます。そんなわけでなかなか興味深いですね。

 今まで読んだうちでナチス戦犯の言い分として、自殺したヒムラー、ゲッペルズ、行方知れずのボルマンに罪をなすりつけて、ユダヤ人の虐殺についてはヒムラーがやったことでよくわからないと逃げていることです。死人に口なしというわけで罪をおしつけて、なんとか自分の罪を軽くしようと意図しているように感じられます。

 それとナチスという体制がどんな組織であったかが発言からうかがえることです。ナチスは一党独裁の中央集権的な体制と思われがちなのですが、実は似たような任務をもつ組織が複数並立していて、お互いが足を引っ張り合い自分の権力を伸ばそうと躍起になっていて、組織としては非効率な組織でした。また、ナチスの幹部の連中も決して仲が良かったわけでないことがインタビューの中からもうかがえます。

 登場する人物に中で興味を引くのは、軍需相のシュペーア、空軍元帥のケッセルリンク、陸軍元帥のクライスト、国防軍諜報部部長のシェーレンベルク、SS上級大将ディートリヒ、国防軍最高司令部作戦部長のヨードル、陸軍元帥のマンシュタイン、空軍元帥のミルヒなどですね。いったいどんな話をしているのでしょうか。