トーネードの無職生活

無職生活で日常どのように過ごしいてるのか?
ウォーシミュレイションゲーム
日ごろ思ったことを書いていきます。

丸の特集記事零戦三二型を読んで

2020-08-28 02:27:12 | 日記
 丸を出版している潮書房光人新社がサンケイの傘下に入ったからなのか、それとも戦後75年もたって特集の記事にするネタが尽きてしまったのか、最近の丸の特集記事には戦史をちょっとかじった人にはそんなこと知ってるよって感じの記事だとか、スペックを羅列しただけの記事だったりとか、ほとんどが期待外れで今一つの記事ばかりでした。

 ところが今回の特集記事「零戦三二型」では新たな視点を知ることができました。毎回こんな記事をお願いしたい。私の零戦三二型のイメージは栄の新型のエンジンを搭載したものの燃料の搭載量が減ってしまったため、ちょうど行われていたガダルカナルの戦いには航続距離が短くて参戦できない欠陥機というものです。それから三二型のまえの二一方がバランスのとれた機体というのも印象としてあります。

 今回の巻頭の記事はなるほどとうなってしまいました。三二型ではこれまでにない新しい二速過給機の栄二一型を搭載しエンジンの換装や二一型の欠点を治す設計がされて戦力化されました。しかし新エンジンの栄二一型が不調なためガダルカナルを往復することが可能だったにもかかわらず、不調なエンジで出撃かるわけにもいかなかったというのです。

 何かの本で読んだ記憶があるのですが、零戦は二一型から三二型となりその正常進化系が五二型だったとのこと。ところが三二型が不評なため二二型が途中に割り込むこととなり、五二型の登場が遅れたとのことです。このようなことからも、もっと三二型が開発された理由、その位置づけ、本来の零戦の進化。こけらについて書かれた本を読むことができたらなという感じがします。

 あとついでに零戦に金星が搭載されて実戦に参加しいたらどうだったかなということに想像が掻き立てられます。



YouTubeのリュウジさんの料理動画を見て料理してみた

2020-08-15 13:46:53 | 日記
 アメリカにNASCARという自動車レースがあるのですが、F1のようなサーキットを走ることもありますがほとんどがオーバルという楕円形のコースをグルグルと回るというレースです。このレースが大好きなのですが、昨年までは日本テレビのCSやCATVで日本語の中継がされていたのですが、今年からなくなってしまいました。そこでYouTubeにアップされた動画でレースを見ています。実況が英語なのですが理解できないので、たまに何が起こっているのか理解できないこともありますが楽しくレースを見ています。

 ということでこれまでほとんど見たことがなかったYouTubeを見るようになりました。そこでNASCAR以外に陸上自衛隊の動画とかも見てみたりしました。そんな中にリュウジさんという方の料理の動画がいくつかアップされていたので見てみたのでした。特別な手間もかからないし材料もスーパーで手に入るものだったので自分でも調理できそうだなと思い、チャンネル登録したくさんアップされた料理の動画を色々見てお手軽なレシピを作ってみたところなかなかおいしい。

 私は三食自炊していますが、朝と昼は同じものを食べています。夕食は魚を焼く、ハンバーグと鶏のから揚げ、肉野菜炒めとラーメンの三つのメニューをグルグルとまわしています。ずっとこのメニューが固定化しているので買い物に行くときも何が足りないか確かめなくてもわかっているという利点もありますし、通院している病院の管理栄養士の先生からも問題なしと言われています。しかし、あまりにも変化がないのでリュウジさんの料理の動画のレシピを夕食に取り入れることにしました。

 今日の夕食は昨日調理し冷蔵庫で味がしみこませた鶏肉の料理ともう一つ、二日前だったかな卵黄に醤油などの調味料をこれも冷蔵庫で味をしみこませていたものを食べることにしています。鶏肉の料理は鶏肉を買ってきて、醤油、みりん、酒、砂糖にひたしてレンジにかけただけの料理です。フライパンも鍋も使っていません。お手軽でしょ。

 とにかくリュウジさんのレシピは調理に手間がかからないし材料はスーパー手に入るものばかりです。実際に調理するときも動画を見ながら行えば間違いもない。ということで、これからはリュウジさんのレシピを積極的に夕食に取り入れていこうと思います。これまで食事は作るのも食べるのも作業みたいな感じだったのですが、楽しむものに近づけることができればなと思っています。



映画「バイオハザード」を見る

2020-08-12 21:57:15 | 日記
 CATVで放送されて録画していた映画の「バイオハザード」を見ました。詳しくは知りませんがゲームのバイオハザードのシリーズが大ヒットしたことで、その世界観をもとにして映画がつくられたのではないかなと思います。

 かなり昔になりますが、まだインターネットが一般的になる前のパソコン通信の知り合いから、色々な武器がつかえるゲームとしてバイオハザードを紹介されて、パソコンにインストールして遊んでみようとしたのでした。私がプレイしているゲームはウォーシミュレーションゲームばかりなので、アクションが要求されるゲームはからっきしプレイできなかったのでありました。例えばゾンビを倒すのに物陰に隠れながらピストルだけを突き出して射撃するということができないんですね。ゾンビに全身をさらしなければ射撃ができない。まずこの時点でこのゲームに全く対応できないことが明らかになったのでした。

 でもパイオハザードというゲームがあり映画も作られたことはずうつと気になっていたのでCATVの放送を録画していたのでした。で、映画を見ての感想ですが、主人公の女優さんがすごくすてき。特に目の色にひかれてしまいます。それから未来の世界が舞台だと思うのですが、何故に武器がピストルやサブマシンガクだったりするのかなあ。武器だけが全く進歩していないという不思議。ゲームをプレイしようとしたときには気にもならなかったのですが、映画ではとても気になってしまった。レーザーガンみたいなのがあっても良さそうなのですが。

 あとはゾンビが余り怖くみえないところかな。昔々のゾンビ映画を見た時には衝撃をうけましたが、慣れてしまったせいかあまり怖さをかんじないので映画のドキドキ感はいまいちかな。もしかすると映画の予算が限られていてあまりゾンビにお金がかけられなかったのかも。

 ということで、映画バイオハザードを見終えたのですが、あとシリーズ二作を録画してあるのでおいおい見ることにしようという感じです。



 

映画「プライベートライアン」を見る

2020-08-10 01:23:25 | 日記
 CATVでは多くの映画を放映するチャンネルがあるので、興味のある映画を録画するのですがなかなか見る方が追いつていかない感じです。そんな中プライベートライアンを見ました。

 映画の最初の30分はD-Dayのノルマンディ上陸作戦が描かれます。劇場で観たら大きなスクリーンと音響に圧倒されて頭の中が真っ白になっただろうなと思います。しかし、後半のドイツ軍との戦闘の場面も30分近くあったと思うのですが、映画を見ていてなんか白けた感じかするのですよね。戦闘の場面はリアルでもあるのですが、それならばドイツ軍のティーガー戦車の足回りを映してほしくはありませんでした。一目でまがいものとわかるので。

 それとライアン二等兵を捜索する部隊にドイツ語とフランス語ができることから加えられた兵士。戦闘には役立たないというのは最初からわかりますが、なぜにこの人物を先頭の場面で写すのか。何の役にもたっていないのです。そんな人物は写さなくてよろしい。フィルムの無駄だと思うのですが監督はどのような意図でこの人物を写したのでしょうか。全く理解ができませんでした。

 ついでにライアン二等兵を捜索する部隊の隊長。話が始まるところからこの人物死ぬなと予想できてしまいました、そして予想通り戦死。あまりにもみえみえでがっかりって感じでした。

 先頭のシーンに膨大な費用をかけているように思うのですが、なんかちょっとずれているように感じ、話そのものもなんかこう消化不良でしたね。戦争映画としては私的にはあまりお勧めとは感じませんでした。



ビハール号事件を描いた「海は語らない」を読む

2020-08-07 15:23:48 | 日記
 日本海軍の重巡利根で捕虜を殺害したということは知っていたのですが、その経緯とかどの程度の人を殺害したのかなど詳しいことは全く知りませんでした。その事件をビハール号事件ということも知りませんでした。今回「海は語らない」という本を読んで初めてビハール号事件についてきちんと知ることができました。

 戦争も後半になって日本海軍はインド洋での商船狩りを計画し、重巡三隻が投入されました。敵の商船を沈めるのではなく拿捕してこようという作戦でした。その際、重要な捕虜以外は処分するとう考え方でした。つまり殺してしまうということです。作戦が開始されても敵の商船が見つからず引き上げようかという時に利根が敵の商船を発見しました。敵の商船は自沈しはじめたため利根は商船を撃沈しました。そして乗員や乗組員100人以上を救助しました。部隊の司令部から利根に捕虜を処分せよと連絡がきますが、利根の黛艦長はそれに従わず基地まで捕虜全員をつれて帰りました。そして一部の捕虜が陸上の施設に送られましたが、残り65人の捕虜がそのまま利根に残されました。商船狩りの作戦が終わって利根は別の部隊の指揮下にはいりましたが、捕虜を処分せよという命令はまだ生きており最終的に65人の捕虜を殺してしまいました。

 戦後このことが明らかになり軍事裁判がひらかれ、部隊の指揮官であった左近充中将と利根の艦長だった黛大佐の裁判が行われました。裁判の結果、左近充中将が絞首刑。黛大佐が懲役7年となりました。

 本の前半部分が部隊の動き、公判が軍事裁判となります。ちょっと面白いのが前半の部分では利根の黛館長が捕虜の処分をしない良い人で、部隊の司令部側が処分しろと迫る悪者という印象を受けるのに対して、後半の裁判の部分では利根の黛館長が裁判で死刑にならないようにめんめんとする人物という感じで、逆に部隊の司令官だった左近充中将が人格高潔な人という印象を受けることです。作者がわざとそのような書き方をしたのではないと思いますが、前半と後半で受ける印象がこうも変わるのも珍しい気がします。

 捕虜は処分するという方針は左近充中将がたてたものではなくてもっと上のレベルで決めたことで、左近充中将にとってはいかんともしがたいところだったのですが、左近充中将が捕虜殺害の責任を一身に背負って死刑となったということです。本来はもっと上のレベルの人間が処罰されなければならなかったはずですが、現場の指揮官に全責任をとらせることが既定の路線だったようです。

 この事件の発端となった利根の黛館長ですが、もし利根の艦長が別の人だったらこの事件は起こらなかったかもしれません。というのはたぶん沈めた商船の乗組員や乗員すべてを救助するなどということはしなかったと思われるためです。数人をとらえてあとはそのまま立ち去ったと考えられるからです。全員を救助したのは黛大佐だったからという気がします。

 黛大佐は砲術の大家として知られていましたが、多くの日本海軍の高級将校とはちょっと変わった人物という印象です。たとえば真珠湾攻撃を行って航空機による攻撃が重要となるのですが、アメリカの莫大な生産力からしたら航空機の戦いでは勝てるはずがないとして、艦隊決戦に持ち込むべきだったという考え方だったらしいです。それからクリスチャンであり英米流の考え方をしているところがあったりします。あとレイテ沖海戦でも沈みそうな戦艦武蔵の護衛を買って出たのはよいですが、その後艦隊になかなか戻してもらえなかったりという話もあれます。そんなことからも捕虜を処分するなどということはしないという考えだったのだと思いますが、最終的に処分すること以外に打つ手がなくなってしまったというところです。ですから余計なことをしなければって感じのする艦長ですね。