トーネードの無職生活

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山口「八つ墓村事件」という記事を読んで

2019-07-27 21:14:02 | 日記
 ヤフーニュースの記事で山口「八つ墓村事件」という記事を読みました。出身地の山村の集落から中学卒業後に就職のため都会に出た方が、両親の介護のため地元の集落に戻ってきたのですか、集落の方々からよそのも扱い、いじめという扱いを受け、ついにはその人たちを殺害するという事件を起こし死刑囚となったということです。あるジャーナリスト方がのの死刑囚と心を通わせて実際の出来事について明らかにしたという記事でした。

 UターンやIターンが自治体が主導して行われたりしていますが、地元民の方とうまく折り合えないということも多いようです。Uターンの場合はもともとの知り合いもいるはずなので、記事で取り上げられた事件のようなことはまれだと思うのですが、Iターンだと完全によそ者なので地元の方との折り合いがうまくゆかないという例もあるようです。地元の方々がIターン方を受け入れていくという意識があればよいのですが、地元のしきたりをIターンの方に強要したりすると事情のわからないIターンした方は混乱するし、地元の方から売れ入れならないという事態になるようです。

 私もちょうど中学2年の途中に母と妹と地方である母の実家のそば転居した経験があります。母と父はもともといっしょの地方の出身ですが、都内で生活していました。たまたま私が中学生になったとき父が転勤で大阪勤務となって単身赴任をしたときに、二重生活になるのならということで母の実家の近くに家を借りて転居しました。まあIターンのようなあんばいです。なぜ転居したのかを両親から聞いたことはありませんが、私が思うには私の高校進学について都内の高校ではなく両親の地元の高校に入学させようという考えがあったのではないかと想像しています。

 転居した祖父祖母の住まいは町中ではありませんが、ド田舎の集落というわけでもなくそこそこ住宅地でした。しかし周りの見る目というのはよそ者という感じかあったのであろうと思います。ですが、祖父がその地域での名門の出身だったので、その当時は祖父も健在だったので周りも祖父の娘さんという見方をしていたように思います。もしそうでなかったら地域からは無視というか注目もされなかったと思います。ただ、逆に地域の名門の一族の出身というのが母の重荷になっていたかもしれません。

 また私が高校に進学するにあたって地域の名門校に進学したので、地域の周りからも一目置かれたかもしれません。というのも私がかよっていた中学校のクラスから私を含めた転校生二人が地域の名門高校に進学しました。もともとの地元の出身者からはその高校への進学者はいたっけかなって感じがしています。てなことで、母親としても私が地域の名門校に進学できたことは大いに安心できたことだったと思います。

 私のような経験でもこのように感じるところがあるのですから、ヤフーニュースで取り上げられた死刑囚はもともとそこの集落の出身だったにもかかわらずいやがらせを受け、精神的に苦労したのだろうと思います。だからと言って殺人に走って良いとは言えませんが、その集落の閉鎖性は問題だったと思います。このような事件が再び起こらないことを願うのみです。





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