トーネードの無職生活

無職生活で日常どのように過ごしいてるのか?
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日ごろ思ったことを書いていきます。

イギリスは何故にテイルピッツにこだわったのか

2015-12-31 07:09:28 | 日記
 アブロ・ランカスターの有名な作戦にダムの破壊と、ドイツ海軍の戦艦ティルピッツの撃沈があります。とにかくイギリスはたった一隻しかないドイツ海軍の戦艦テイルピッツを撃沈するために、異常と思える執念を燃やしたのでした。何故なのでしょうか。

 イギリスはノルウェーのフィヨルドに潜んだティルピッツを沈めるために、空母から攻撃機を飛ばして沈めようとしたり、小型潜水艇で沈めようとしたり、そしてランカスターにトールボーイという大型爆弾を搭載して攻撃して三回目ぐらいでついに撃沈することができたのでした。

 まず言えるのはイギリスはソ連への援助物資を船で輸送していましたが、その航路はノルウェーの北側を通らないといけないわけで、その船団を狙ってティルピッツが出撃してくると大変なことになりかねないというのがあるかと思います。しかし、独ソ戦の初めのうちはソ連への援助は重要だったと思いますが、ソ連が有利になってくるとあまり意味はないのではないかとも思えます。

 それから、テイルピッツと同型艦のビスマルクの強さを経験しているので、早く沈めてしまいたいと思ったのかもしれません。ビスマルクは大西洋に交通破壊戦に出撃したのですが、そのビスマルクに対してイギリスはプリンスオブウェールズとフッドを出撃させました。ところがフッドはビスマルクに一撃のもと轟沈させられ、プリンスオブウェールズも命中弾を受けて後退。

 その後ビスマルクは空母から出撃した雷撃機の魚雷で舵が故障してしまい、追いついてきたイギリス艦隊になぶり殺しの目にあったのですが、なかなか沈まなかったとのことです。その強靭性が強く印象に残っていたのでしょう。

 加えて、イギリスが持っていた戦艦は旧式戦艦を近代化改装したもの。新型の戦艦は大砲の口径が36cm級でビスマルクの38cmより小さい。40cmの口径をもつ戦艦は足が遅い。ということで、ティルピッツと戦うとなるとどの戦艦も中途半端で何隻かで攻撃しないと沈めることは難しそうというのがあります。

 ということで、最後はランカスターの爆撃でティルピッツは沈められたのですが、ノルウェーのフィヨルドに潜んでいてほとんど出撃もしなかったにもかかわらず、イギリス海軍の一定の艦艇をくぎ付けにし続けたという意味では、テイルピッツはその存在に意味があって貢献したともいえると思います、



ドイツへの戦略爆撃

2015-12-30 07:31:31 | 日記
 昨日、アブロ・ランカスターについて書きましたので、関連して大戦中のドイツへの戦略爆撃について書いてみたいと思います。ドイツへの戦略爆撃を行ったのは、イギリスがランカスターを中心とする4発重爆。アメリカがB-17、B-24でした。

 イギリス軍も最初は昼間爆撃を行ったのですが、ドイツ本土まで爆撃機を援護して飛ぶことのできる戦闘機がなかったことから、ドイツ本土に爆撃を行う場合は爆撃機のみで突き進んだのでした。そのためドイツの戦闘機にかなりやられてしまい、甚大な被害を受けたことから夜間爆撃に移行したのでした。

 夜間爆撃の場合、まず目標となる都市を訓練されたクルーが乗る爆撃機が目印となるように爆撃して火災をおこし、その火災を目標にして川の流れのように数珠つなぎに飛んできた爆撃機が爆撃をするというパターンでした。1000機をも超える爆撃機が爆撃したりもしました。しかし、ドイツ軍もレーダーを搭載した夜間戦闘機で対抗し、夜間戦闘機のエースは100機以上の爆撃機を撃墜しています。ですから、夜間爆撃といってもかなりの損害は出ていたのでした。

 アメリカは搭載するノルデン照準器の性能に自信を持っていたため、昼間に爆撃することを選びまして、きっちりと編隊を組んで、相互に援護できるようにハリネズミのように武装してドイツ本土まで侵入したのでした。最初の打ちは航続距離が足りなくて戦闘機がドイツ本土まで護衛することができませんでしたが、傑作ムスタングが登場してからは護衛がつくようになりました。

 という具合に、ドイツ本土は昼夜の別なく爆撃を受けることになりました。確かに工場にも甚大な被害がでましたが、地下や鉱山のトンネルなどに工場を分散することで生産を維持していたようで、大戦末期になるまでかなりの生産量を維持していたようです。ですが、ドイツの諸都市は爆撃の甚大な被害を受けたのでした。


アブロ・ランカスター

2015-12-29 07:12:53 | 日記
 私は世界の傑作機という隔月で出ているムック本になるのですかね、第二次世界大戦以降の軍用機について写真や解説記事などがのっている本を毎回購入しています。今回出版されたのが、アプロ社のランカスターというイギリスの有名な爆撃機でした。あまりに有名な機体だったので、前回はいつでたのかなと思ったら、なんと初めてだったのです。何故にこんなに有名な機体がこれまで出ていなかったのでしょう。

 この世界の傑作機のシリーズは、今回のアブロ・ランカスターで170巻目ですが、第二次世界大戦以降の軍用機となると機体の数が限られますし、写真がある程度あってその機体にかかわる出来事などもないと本になりずらいというのもあるので、第二次世界大戦期のフランスやイタリアの軍用機はまだ出ていません。それから比較的最近の機体、たとえばF-15イーグルなどもまだ出ていません。そして絶版になったのが新しい写真や記事で二回目の登場をしていたりしています。

 そんなわけで、ランカスターのような有名な機体がまだ出ていなかったことにビックリしたのでした。

 私にとってはランカスターは有名な機体ですが、ちょっとご紹介すると、第二次世界大戦時にドイツを爆撃したイギリス空軍の主力爆撃機で、アメリカ軍のB-17が昼間爆撃したのに対して、ランカスターは夜間爆撃してドイツの諸都市を焼き払った爆撃機です。それから、ドイツ戦艦のティルピッツを沈めたことでも有名ですし、ドイツのダムを特殊な爆弾で破壊したり、10t近い超大型の爆弾で爆撃したりと色々なエピソードのある機体です。

 そのうえこのシリーズの記事の中には、私にとってはちょっと専門的すぎてなんだか理解できない記事もあったりするのですが、今回のランカスターについては、エピソードがいっぱいあるので、記事も大変楽しく読めたのでした。

 ところで、数年前に世界の傑作機のシリーズを一巻目から絶版分も古本やヤフオクで入手してそろえたのですが、思い切って古本屋に売ってしまったのでした。なんかちょっともったいなかったかなとも思っていたりします。


昨日も低血糖になる

2015-12-28 06:54:32 | 日記
 糖尿病は血糖値が高くなる病気なので、血糖値を下げるように飲み薬やインスリンの注射をします。昨日、血糖値が高いと合併症が怖いと書きましたが、血糖値が低いというのもまた困るのです。適正な血糖値にしていかないといけません。

 血糖値が低いのが低血糖と言いまして、あまりにも血糖が低くなると気を失って倒れるというのもあるので注意しなければなりません。低血糖になっているなと感じる症状は人によって違いがあるかもしれませんが、私の場合は動悸がして、汗はでないのですが冷や汗が出るような感じがして、頭が痛むわけではないのですが頭痛のような感じがして体がだるい状態になります。

 その場合、血糖値を測定して血糖値が低ければブドウ糖を摂るようにします。そうすると5分もしないうちに症状がおさまります。

 退院するときにも医師から退院後に血糖値がさらに低くなるかもしれないので、低い状態が続くようならばインスリンを注射する量をこの数字にしてくださいと指示があったので、今週も様子を見て低血糖になるようなことがあったら、医師の指示に従ってインスリンの量を減らそうかと思っています。

 私は長時間でかけることは精神科に通院する以外はないので、低血糖になって調子がおかしければすぐに家でブドウ糖を摂ることができますが、働いていたりして外にいる時間が長い方はブドウ糖を常時携帯しておくことが必要です。もしなかったら清涼飲料水でブドウ糖が含まれているものを飲むことで代用できます。

 ということで、自分が低血糖になった時にどんな状態になるかを把握しておくというのも必要なことかと思います。一度低血糖を経験しておけば、二回目からはこれは低血糖だとすぐわかれますからね。


糖尿病という病気

2015-12-27 08:33:17 | 日記
 私が糖尿病だと医師から言われてからずいぶんとたちますが、自分より飲んだくれている連中どもが糖尿病にもならずにピンピンしているのは、何か不公平じゃないかと思ったものです。どうも糖尿病になるかならないかは個人差があるようです。遺伝も影響あるようですしね。でも、自分の親戚には糖尿病の人はいないんだよな。

 糖尿病という病気は血糖値が高くなってしまうわけですが、よほど血糖値が高ければ意識を失って倒れるということもあるようですが、別に腹が痛いとか体がだるいとかいった症状がないので、ついつい病気に対して気を抜きがちです。

 糖尿病は食事療法、運動療法、薬物療法の三本立てて血糖値を標準値内に納めていこうとするわけで、これがうまくいっていれば良いのですが、血糖が高い状態を続けてしまうと合併症がありまして、合併症になってしまうと生活が一気に不自由になってしまいます。合併症には目が見えなくなって失明する。足が腐ってきて切断する。人工透析を受ける。とまあ大変なこととなってしまうわけです。

 しかし、そうはいっても食事を節制するのも限度がありまして、肉を腹いっぱい食いたいというような欲求に耐えられなくなることもありますし、私は甘いもの大好きというほどではないので、ケーキなどを食べたくてたまらないということはないのですが、たまには食ってみたいと思うこともあります。ついでに、入院中栄養士の方にもお話しましたが、酒をやめることはできませんと言いました。禁酒は無理です。

 最初糖尿病だと言われたときは、なかなか生活のスタイルを変えることができませんでしたが、年齢も高くなってきて時間がたちますとずいぶんと糖尿病に対して考えた生活にと切り替わってきてはいます。

 会社勤めの人だと会社では年一回の健康診断があるので採血の検査もありますから、検査結果で血糖値が高かったら内科で診察を受ける方が良いと思います。普通の内科だとインスリの注射を扱っているところは少ないと思うので、飲み薬になるかと思いますが、状態によっては糖尿病専門のクリニックもあるので紹介してくれると思います。自営業とか健康診断が定期的にない人は、年一回は内科で採血の検査を受けると良いと思います。

 ついでに、糖尿病という病気は一回なってしまうと一生治りませんので、ずうっと通院して採血の検査を受け、飲み薬やインスリンの注射をしていかなけれはなりません。それが毎月の固定費として必ずかかるようになってしまい、健康保険を使っても結構金額がかかりますので、まずは糖尿病にならないように気をつけましょう。