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寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

今日から仕事始め。

2008年01月04日 08時23分38秒 | オンライン古書店
朝の新聞配達は今朝から平常とおり。
5時15分から100部配って6時40分終了、そのまま黄瀬川の左岸堤防に出て富士山を仰いだ。年頭は週末まで休む予定だったが、年末年始の注文を知らぬ顔して留め置いても要られず、日程を繰り上げ本日より発送再開。今年こそ「ないものはつくるしかない」と初志貫徹を肝に命ず。


大晦日の晩に・・・

2007年12月31日 23時55分11秒 | オンライン古書店
遣り残すことの多い一年だったが
無事平穏に新しい年を迎えられるというれしさもある。
禍福門なし、只人の招く所
明年も大誠実にコツコツと歩むのみ。

この一年お世話になりました。
年賀状は1月3日に出します。

どうか温かな新年でありますように。


風林火山、山本勘助の待ち受け画面は当分の間使うつもり・・・

たまにはこんなこともー、注文御礼と日々精進

2007年10月05日 12時27分31秒 | オンライン古書店

たまにはこんなこともー。
アウトルックの画面が上から下まで全部注文メール。
毎日こうなるように日々ちいさな積み重ねを怠るな。


カラーブックス600番以降の本棚UPが遅れている(公約違反)
・・・あと少し時間をください。

※追記~呑気な記事を書いたら直後、怒涛の[迷惑メール]に見舞われた。

郵便局から、冊子小包が消えた!

2007年10月02日 12時15分26秒 | オンライン古書店
慣れ親しんだ「冊子小包」という名称が昨日(10/1)で郵便局から消えた。
クロネコメール便を意識の故か、[ゆうメール]と名前だけが変わった。
ゆうメール・・・どうもピンとこない。

郵政民営化の弊害?がもう初日から出ている~
・代引きの送金手数料が100円から120円に上がった。
・通常払込の手数料が窓口100円/機械60円から其々120円/80円に上がった。
・代引き伝票が変更され、従来の伝票は使用できなくなった。
・定額小為替発行の手数料が10円から100円に跳ね上がった。


もう朱書きで冊子小包と書くこともない・・・


新しい代引伝票は引換金額の他に送金金額、消費税額の記入欄があり面倒・・・


いつもの郵便局も民営化初日で混雑、4台の駐車スペースがあふれて路上待機・・・

郵政民営化といっても利益追従や過剰な窓口サービスには閉口する。
そんなことより過疎僻村の配達業務を打ち切らないでほしい。
列島隅々まで民営化以前の優しい配達水準を維持してほしい。
寅の子文庫の[ゆうメール]も全国津々浦々まで届くのだからー。

《日本郵便と民営化(弊害)記事のサイト》
ウィキペディアによる郵政民営化の記事
[郵政 民営化 簡易郵便局]のキワードで~グーグル検索の結果
日本郵便のサイト

寅の子文庫の、カラーミーショップ開店しました。

2007年08月07日 08時10分03秒 | オンライン古書店
寅の子文庫はレンタルサーバー「Eストアー」の提供するホスティングサービス、即ち「サイトサーブ30」というネットショップ支援サービスを年額34,560円一括現金前払いすることで維持運営している(Eストアーはどうしてクレジットカードが使えないんだろう?)月額換算すると2,880円になる。このEストアーが本年5月末日を以って、「サイトサーブ」の新規顧客募集を打ち切り、それに替わる新商品「サイトサーブ2」の販売を開始した。両者の料金を比べると新サービス(サイトサーブ2)ではいきなり毎月10,000円前後にも跳ね上がる。それだけ機能面の充実を触れ込んでいるが、これは主に法人向きで、個人商店にはその機能も「豚にダイヤモンド」でさしたる魅力はない、呈の良い値上げにしか見えないのだ。いずれ近い将来、従来のサービスを終了して、新しいサービスへの移行を打診をしてくることに間違いはない、そして当店の懐からは、毎月10,000円という大金は逆立ちしても出てこない・・・

そんなことに起因してEストアーとの決別を視野に入れつつ、次なるレンタルサーバーの品定めの折り、ふと、ご同業他店がそれまでの独自路線からオールインワン型ネットショップに転換しつつある現実をあらためて再認識、気がつけばフラフラっと食指が伸びていた。[カラーミーショッププロ]と[おちゃのこネット]は今や、ネットショップ支援サービスの双璧。誰もが簡単に使うことができ、ショップとしての機能は申し分なく、その上破格の低料金!!

いろいろまわり道をして胃も病んだが、昨夜、寅の子文庫のカラーミーショップがオープンした。勿論、これはビルダー版寅の子文庫の次なる受け皿ではない。煩雑になりつつある売り場本棚を整理したいという=売る側の思いと、もっと、こんなふうに買い易い形があったらいいなという=買う側の思いが調度良く折り合いをつけた産物といえる。岩波写真文庫やカラーブックスのようなシリーズものは1ページに並べたほうが見やすいからビルダー版の本棚に残す。逆に「アマゾンサイト」にあるような、『この本を買った人は過去にこんな本も買っています』みたいな感覚で関連商品を楽しく売るには「カラーミー」や「おちゃのこ」が向いている。
いずれにしても古本寅の子文庫、二刀流で暑い夏を乗り切りたい。


扇風機も二刀流パワー全開!!

《涙と汗の、二つの寅の子文庫》
古本寅の子文庫(本店)
古本寅の子文庫のカラーミーショップ(支店)

《これからネットショップを目指す人に勧めたいサイト》
カラーミーショッププロ
おちゃのこネット

思いはとめどなく溢れ流れて

2007年07月13日 15時18分21秒 | オンライン古書店


朝5時、新聞配達の空が風雲急を告げている。
雨の合間を縫って自転車を走らす。
清清しい朝焼けの空も好きだが
寒冷前線のいたずらで疾風が吹いたり
にわか雨がパラパラ落ちてくるような雨空も好きだ。
この分厚い乳房雲の上にも陽光は燦燦と降り注いでいるだろう。

いつもの配達先で、毎日同じように
その向かいのお宅の犬と顔を鉢合わせる。
年老いてか、小屋の中でブルブルと身体を震わせながらこちらを見ている。
元気だせよー。
口には出さずとも、そんな思いでじっと見つめ返してやる。
それが犬小屋の外で、背を向けたまま身体を横にしていた。
翌日見ると犬の姿はなく、犬小屋にコップ一杯の水が置いてあった。
臨終の時は人間にも犬にも平等に必ず訪れる。

田んぼからすくってきたホウネンエビはいつか死に絶えて
水槽の中では手足の生えたおたまじゃくしが溺れていた。
えら呼吸から肺呼吸に変わる変体の不思議。
すぐに石コロで浅瀬を作る。
この時期なら水槽の外でも雨で大丈夫だが
梅雨が明けたら到底生きられぬ。
子供たちの観察には手軽で便利だけど
生きものの観察は本来、自然の中へ出掛けてしたほうが良い。

先週、一週間で返す約束で捕ってきた[コクワ]と[ノコギリ]も
今度の日曜、コテツは潔く返してくれるかなぁ。

最近NHKの受信料を払った。
これで当分の間は大威張りでテレビが見れる。
井上靖の原作とはまるでかけ離れているが『風林火山』が面白い。
大河ドラマを見るのは『利家とまつ』以来だ。
利家とまつにはアルゴリズム体操をと、ひそかに期待していたー・・・
ピタゴラスイッチで勘助と由姫と板垣の息のあったコンビを見てみたい。

五島列島のKさんから5度目の注文があった。
九州方面の長雨による被害を教えて頂く。
冊子小包を乗せた連絡船は無事に着いただろうか。

定本柳田國男集の初版本36巻に注文が入る。
しかし荷造りの途中でキャンセルになった。
初版本は全巻通じて漢字が[旧字体]表現だがそれでは読めないという。
新装版の[新字体]もいいが初版本の昔の字体には独特の味わいがある。
漢和辞典をめくりながらでも初版本をお薦めしたい。

出版社で裁断処分を免れたトラック一杯分もの買い取り打診があった。
お金も場所もないし、お声掛けの謝意に10冊だけならお付き合いと申し出れば
逆に10冊ならばお金は要らぬと無料で送って貰う。

サラリーマンを辞めてから携帯はほとんど受け身になった。
余った基本使用料はかあさんの携帯が全部食ってしまう。
およそかかってくる処は全部登録していて
たまに知らない番号をぶっきらぼうに出れば
買い取りの依頼で慌てる。

朝から晩まで一日中、古本屋のことを考えて飽きない。
刻一刻と世の中が変化していくように
お店の姿形も買い手のニーズに合わせて変化を求められている。
寅の子文庫も生き残るために変わるかもしれない。
この2週間新着の手を休んでそんな思いに耽る。

昨日、一昨日とそんな思いを他店の方とメールで話してみた。
普段相互リンクでお世話になってもなかなか連携はできない。
誰も其々に真剣な面持ちで(画面を通してそう解る)、お店の構築に余念がない。
たまにはこんな情報交換も楽しい、大いに励みになった。

一昨日の買い取り査定の返事が済んだ。
夕べの注文分をようやく梱包、
今からコンビニのクロネコメール便に出しに行こう。
ポストを見れば宛名不明で大阪から返却が一件ある。

一日一日がどんどん過ぎていく。
思いはとめどなく溢れては流れ、忘れられていく。

オンライン古書店たるもの
新着本の毎日UPと本1冊注文への感謝を忘れないこと。
まだまだ修行が足りぬ足りぬ。

伊豆の田植え風景~丹那盆地と田代盆地。

2007年06月01日 07時13分43秒 | オンライン古書店
伊豆半島の山間部を田植え前線が北上している。
先週、丹那・田代両盆地で田植え風景が見られた。
こんな場所で弁当を広げて終日のんびりしてみたい。


酪農の里、丹那盆地は海抜237m(地形図/あたみ/横須賀14号-3)
盆地はきれいな擂鉢形で直径1kmの円形をしている。

左側に見える四角い建物は函南東部農協の牛乳生産工場で、
おいしい丹名牛乳を毎日ここから出荷している。
隣接して、酪農王国・オラッチェがある。



成牛舎(フリーストールバーン)
牛舎の壁を取り払い、風通しをよくしている。
この中で搾乳中の成牛が自由に歩き廻り、牧草を食み寝転ぶ。



メルヘンの里~田代盆地へはオラッチェから車で5~6分。
今は通る車もあまりない熱海街道を登り
途中、軽井沢の集落を通過して左に道を折れると田代の集落に着く。
集落の北側には桃源郷のような水田が広がる。

こののどかな風景も実は、農家の深刻な後継者不足という問題を抱えている。
今、日本の食糧自給率はカロリー計算ベースで40パーセントという。
その一方ではコンビニスーパーなど賞味期限切れの食品大量廃棄。
家庭においても無駄に買わない、すぐに捨てないという姿勢でありたい。
いつの時代も農林水産業こそ大事、食糧を疎かにする国はいつか滅ぶ。


《参考になったサイト》
伊豆のまほろば
農林水産省 食糧自給率の部屋

《ブログ内関連記事》
ヤゴのぬけがらを見つけた

緑内障を思い煩う

2007年05月29日 06時22分39秒 | オンライン古書店


正常眼圧の範囲内でも今、若い世代に緑内障が多いという。
パソコンに長時間向かう習慣は少しずつ改善したい。
一連の緑内障検査では異常はなかったものの、気懸かりが一つ残った。
ハイデルベルグレチナトモグラフで眼底を三次元的に解析すると
視神経乳頭形状が正常値を大きく越えていた。
不安因子として秋に再検査を勧められる。



伊東の保養施設へ兄弟会で一泊。
水平線から昇る朝日が瞳のように見えた。

明日のことは明日にまかそう己れより おそろしきものこの世にはなし/山崎方代


《サイト内関連記事》
白内障と緑内障~中高年が気をつけたい目の病気

買い取りに対応できぬ辛さ

2007年05月22日 06時29分55秒 | オンライン古書店
・暮らしの手帖のTさん
・国訳大蔵経のMさん
・児童文学書のTさん
・小学生偉人全集のKさん
・国文学/小説リストをエクセルでまとめられたAさん
・岩波講座のMさん
・至文堂/日本の美術のSさん

古書・古本の買い取り依頼が後を絶ちません。
数ある古書店の中から寅の子文庫を選んでくださる嬉しさと対応できぬ辛さ。
買い取りできぬお客さまには丁寧にお断りをいれて
代わりに相互リンクの中からこれはというお店を
その都度、ご紹介申し上げています。

当店では2004年12月のオンライン古書店立ち上げより
広く門戸を開き、さまざまな買い取りに対処してまいりましたが、
取り扱いジャンルの見直しと、在庫スペース確保などの問題から
現在のところ一部を除き、一般古書の買い取り業務を縮小しています。

只今、買い取りしている主なジャンルは以下のとおり~
・岩波写真文庫
・保育社カラーブックス
・各社図鑑
・現代教養文庫
・15年戦争の戦史、戦記、写真要覧、資料
・各地の民俗、地誌と歴史本
・旅行と鉄道(古いブルーガイドブック歓迎)
・国際情報社の本
・宝塚歌劇の雑誌
・長谷川町子のサザエさんなど

寅の子文庫は、15年戦争の記録と、
戦後から高度成長期を生きた庶民の暮らしの泣き笑いをテーマに、
時代の渦に埋もれた古き良き本を拾い集めています。

このたびは数ある古書店の中から当店をお選び頂き、厚く御礼申し上げます。
にも拘わらず、お役に立てず、誠に申し訳ございません。
どうか悪しからずご了承くださり、今後とも変わらぬご贔屓を賜りますよう
御願い申し上げます。

母の日に。

2007年05月12日 06時03分03秒 | オンライン古書店

コテツがお母さんの絵を描いた。
ショッピンセンターに貼ってあるというので見に行った。
お母さんは家の中では太陽のような存在。
みなを温かく包んでくれる。


夜、家の前に焼いも屋さんがきた。
いつも保育所にきてくれるおじさんだ。
今夜で焼いも屋さんも店仕舞い、秋までお休み。
ふんぱつして500円で2本買う。
いいプレゼントができた。
お母さんいつもありがとう。

weekend booksさん、新聞に載る!

2007年04月20日 07時31分01秒 | オンライン古書店


weekend booksさんが新聞に載った。
今朝、朝日系タウン紙/さんらいふ(県下302,000部)に店主がパッチリ、
優しく微笑んでいらっしゃる。
寅の子文庫もお近くにこんな素敵なご同業者が居て、とても励みになる。
ゴールデンウィーク中、4/28・29の土日にはイベントも開催されるようだ。

さあ、ウチも頑張らないと!

トラノコザクラ満開で、今日から新年度です。

2007年04月05日 17時25分05秒 | オンライン古書店

先週の開花以降、はっきりしない菜種梅雨に打たれて幾分散ったが
今朝、ようやく気持ち良く晴れ上がり、トラノコザクラも満開。

折りしも今日は小学校・中学校の入学式。
元気に保育所へ行くコテツと母さんの軽トラを二階から見送る。
寅の子文庫は今年も一人、新入社員は勿論いない。
さあ今日ここから出発、新しい年度としよう。


※追記4/6

コテツを迎えに母さんもうひとがんばり、夕日が映える。



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今年も咲きました~トラノコザクラ(06/4/8)
丸山ワクチンと庭の桜(05/4/16)
庭の桜~続きあり(05/4/18)

春三月~旅立ちの季節に。

2007年03月11日 08時07分48秒 | オンライン古書店
確定申告も終え一息ついていると、
交番の若い婦警さんが訪ねてきて『古物台帳を見せてほしい』という。

【古物営業法】第22条『立ち入り及び調査』には、「警察職員は、必要があると認めるときは、営業時間中において、古物商の営業所、古物の保管場所~(以下省略)に立ち入り、古物及び帳簿等を検査し、関係者に質問することができる。」と定めている。

古物商許可申請時に、警察の生活安全課で「取り引きの記録義務」についてレクチャーを受けた~「いつ何時でも『古物台帳』を備え付け、必要に応じて提示する義務がある」と。あいにく古物台帳(売上・仕入)はエクセルで管理しているので、発送と仕入(買い取り)の各々のファイルを提示し、書庫の在庫を見て貰った。

訊けば婦警さん、3年前にも一度、寅の子文庫を立ち上げたとき確認に来られているそうだが、そのときのお顔は忘れてしまい申し訳ない、今回遠くのほうへ転勤なさるそうで、あらためて巡回しているという。~ご自身が誠心誠意を込めてご担当にあたられた思い出の町内各戸に今、戸籍調査を兼ねながら一軒一軒、お別れを言いにきているのだろう・・・『婦警さんはインターネットを見られますか』と伺えばニッコリ頷かれたので、それではと寅の子文庫の名刺を手渡した。


春三月は旅立ちのとき~
『旅立ちの日に』もいいけれど『故郷を離るる歌』が好き。

園の小百合 撫子 垣根の千草
今日は汝を眺むる おわりの日なり
思えば涙 膝をひたす さらば故郷
さらば故郷 さらば故郷 故郷さらば

つくし摘みし岡辺よ 社の森よ
小鮒釣りし小川よ 柳の土手よ
別るる我を あわれと見よ さらば故郷
さらば故郷 さらば故郷 故郷さらば
  
ここに立ちてさらばと 別れを告げん
山の蔭の故郷 静かに眠れ
夕日は落ちて たそがれたり さらば故郷

さらば故郷 さらば故郷 故郷さらば
さらば故郷 さらば故郷 故郷さらば

故郷を離るる歌


名刺と交換に貰った防犯シールは寅の子文庫のドアへ貼った。