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「大学ラグビー考」

関東大学ラグビーリーグ戦大東大を中心に、気の向くまま書いて見ます。ときには陸上にもふれます。H.Nakamoto

2015大学選手権

2015-12-11 19:37:59 | 大学ラグビー

いよいよ大学選手権始まりますね!!

 

13日、Cグループは秩父宮で第1戦が行われます。大東大対筑波大、同志社対慶応義塾、このグループはどこが優勢で、どこが3勝するか、太鼓判を押せるチームはなさそうです。どのチームにもチャンスがありそうです。

下馬評では筑波大がやや優勢と見られているようですが、慶応もここ一番が強いチームですから、慶応義塾優位と言う評価もできそうです。そして大東大ですが、大東も弱いとは思わないのですが、トライゲッターのホセア選手がケガによる欠場は痛いですね。それと、リーグ戦4勝3敗、30点以上失点したゲームが7試合の内5試合あります。

勝った試合も4試合の内3試合は30点以上の失点をしていますから、脆さを隠せません。それが、大学選手権で吉と出るか凶とでるか、正直読めません。吉と出て欲しいですね。

筑波とは春の大会で、5月3日に筑波のグラウンドで対戦しています。結果は、周知のように26対50と惨敗でした。春の大東は、ホセア、長谷川、小山、戸室、大道、クルーガーといったいわば大駒抜きでしたから、敗戦は覚悟の上だったと思います。

13日は、ホセア選手は欠場ですが、アマト、タラウのトンガツインズも大分日本の大学ラグビーになれたと思いますし、チームにも溶け込んでいると思いますので、自分たちのラグビーをして欲しいと願っています。

筑波のメンバーには、春の大東戦に出ていたメンバーが10人います。大東大も9人が春の筑波と対戦しています。大東は、長谷川、小山、クルーガーそして戸室らの活躍が勝敗のカギになるように思います。

今季メンバー入りしている大東の4年生、3年生が、皆さん期待通りに成長していますので、自分たちのラグビーが出来るであろうと楽しみにしています。

 


早明戦、テレビで見て

2015-12-07 12:46:35 | 大学ラグビー

レベル高いですね。早慶、早明戦

 

11月23日に行われた伝統の早慶戦も、そして昨日12月6日に行われたこれまた伝統の一戦、早明戦でも、これが大学ラグビーだ、と驚くほどの気迫溢れるゲームを見せてくれました。

今季の早稲田のラグビーを見ていて、対慶応戦も、対明大戦もともに慶應、明治が有利と思われていたのですが、そんな下馬評は何処かに吹き飛ばしてしまったような、早稲田のゲームでした。明治の十八番を奪ったタテ

への攻め、特にモールの攻めは強力FWを誇る明治をもってしても止めきれず、2トライを献上してしまいました。

一方、明治もまた先手先手と常にリードを保っていたのもさすがでした。タテの明治がヨコに攻め、むしろタテに来る早稲田の攻めには防御に回らざるを得ないシーンがしばしばありました。そこには早稲田に速い攻めのラグビーが戻って来たからだと思います。

おそらく、あの鋭い早稲田の攻めは、明治だから守れる、明治だから止められたのだ、そう思いました。両校のレベルの高いラグビーを堪能させてもらいました。同時に、この両方のチームとは当たりたくない。そんな印象を受けたゲームでした。

今日のゲーム内容を帝京大戦でしていれば、早明が筑波より先に帝京を倒していたのではなかったか、そう思わせるようなレベルの高い、そして内容の濃いい対抗戦のラグビーを堪能させてもらった気持ちです。

帝京大に15対92と、あわや100点ゲームかと思われるような気の抜けたゲームを見せられていたファンは、ドキモを抜かれるようでした。早慶戦は32対31で早稲田が、早明戦は明治が32対24で辛勝しましたが、両軍の気迫、その息遣いが画面を通じて迫るものがありました。

明治は、帝京とともに6勝1敗で対抗戦16度目の優勝を飾り、また大学日本一に向けて大学選手権に向けて絶好のスタート台に立ったと言えそうです。対抗戦優勢の選手権に、リーグ戦の戦士たちの意気込みが欲しいです。往年の大東大の復活なるか、期待を込めて見守っていきましょう。

 

 


ホセア君、大丈夫ですか

2015-12-01 19:35:08 | 大学ラグビー

ホセア君、ケガのその後どうですか

 

 ラグビーにケガは付き物だと言う人もいますが、本人はもちろんですが、チームにとっても大きな痛みを味わうことになりますから選手は誰もが気を付けていることだろうと思います。Jr.青学大戦のとき、鏡さんに「ホセアはどうですか? 選手権行けますか?」、『イヤー』、と首を振っていましたから、「夏からですか」、「そんなところ・・・」、とのことでした。

 関東学院大プレ・オフのときに副部長の牧野氏に、「ホセア君はどうですか?」と聞きましたら、「本人は出たくて、出たくて」、とのことでした。しかし、完治が第一ですね。

 もう十数年前のことですが、CTBに畑山君というスピードのある人にも強い選手がいました。ただ、ケガに弱く、シーズンをフル出場出来たことがなく、「今季はいいだろう」と期待していると練習で膝を痛める、肉離れをするなど、それは本当に気の毒なほどケガの多い選手でした。4年生のリーグ戦もほとんど活躍の場を持てなく可哀相なほどでした。

 そうした気の毒な事例を過去に二、三見て来ましたので、ホセア選手もチームドクターの診断、納得のいくまでとことん相談して監督・コーチとも納得してからにして欲しいですね。急がず焦らず、わが身を大切に、それがチームのためでもあります。

 また、毎試合のように、試合中でも痛んでいる選手いると、グラウンドを駆け回って治療に当たっておられる現役の整形外科のチームドクターもおられるようですから、よく診てもらってからでも遅くないと思います。万全を尽くして下さい。2019W杯を目指して、完治するまで辛くてもリハビリを重ねて欲しいと願っています。