FWの大切さを痛感、決勝戦に思う!!
前半は、7連覇がかかる帝京大の選手の面々に硬さが見られたように思いました。準決勝で大東大と戦った時とは比較にならないほど緊張していたようでした。明大に後半逆転勝ちしてファイナルに上がって来た東海大と、7連覇の偉業を意識し過ぎてのことなんでしょうか。
確かに、7連覇を達成出来た帝京大も、今日は東海大の大型フォワードのプレッシャーが強かったことにもよるのでしょうが、前半は何か精神的に追い込まれている感じでした。その所為か、ゲームのスケールは準決勝のときの方が大きかったように思えました。今日は厳しい、タイトな試合内容でしたが、小生にはラグビーの醍醐味は、大東との準決勝の方がありましたね。
それにしましても、 ラグビーはFWが強くないといい試合はできないと言いますが、東海も帝京もFWがしっかりしていますから、後半に入って、お互いが攻めのチャンスを掴むことができたのだと思います。いろいろな評価ができるでしょうが、今日の決勝戦はさすがにレベルの高い試合だったと思います。31日には、トップリーグの覇者と日本選手権を賭けて対戦するそうですが、大学日本一のチームとしていい試合をしてくれることを期待しています。
来季も東海大は強そうです。今日の試合を見た限り、大東大にとって相当な強敵であることには違いありません。来季、大東大がファイナル・ステージで両校と伍して戦うチームになるには、FWの強化が必須でしょう。
2,3日前でしたか、鏡さんと電話で話す機会があったのですが、やはりFWの強いチームを考えておられるようでした。根掘り葉掘り聞くことはしませんでしたが、来季の意中の新戦力は、今のところ21人とか、花園組も体の大きい選手もいるようですから、正式な情報開示まで楽しみに待ちましょう。