【朝鮮半島をどう見るか】木村 幹 集英社新書 2005年10月16日 | 2006 読後のひとりごと 筆者は四十代の気鋭の神戸大助教授。 植民地支配をめぐる日朝の「わるいことをした」「いいこともした」の歴史観や論争がいまだに繰り返されている議論は無駄だからやめろと提唱。この議論の原因は日朝が植民地支配の最終章をともに栄えある形で迎えられず、「和解の儀式」が未完のままに今日を迎えた関係にあると指摘している。 . . . 本文を読む