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ジッタン・メモ

ジッタンは子供や孫からの呼び名。
雑読本の読後感、生活の雑感、昭和家庭史などを織り交ぜて、ぼちぼちと書いて見たい。

〔09 七五の読後〕 【おみくじの原価は1円!】時代を超えて生き残るビジネス 金子 哲雄 宝島社新書

2009年08月05日 | 〔09 七五の読後〕
初詣に行く。破魔矢を買い求めたり、おみくじを木々に結びつけたりする参拝客であふれている境内ではまず「おみくじ」に誰もの手がのびる。 末吉とか凶が出るともう一枚買う人もいる。 . . . 本文を読む

〔09 七五の読後〕 【民主党―野望と野合のメカニズム― 】 伊藤 惇夫 新潮新書

2009年07月21日 | 〔09 七五の読後〕
過去40年余、自民党には一票も投じたことがない。たいした理由があるわけではないけど、顔が嫌いだというような気分がそうさせてきた。小選挙区制度になって、民主党に一票を入れるようになった。 この政党も好きではないが、自民よりは、まだましの気分だった。 . . . 本文を読む

〔09 七五の読後〕 【人生後半戦のポートフォリオ】 水木 楊 文春新書

2009年06月23日 | 〔09 七五の読後〕
【人生後半戦のポートフォリオ】水木 楊 文春新書 著者は元日経のベテラン記者。私が懇意にしていた社の経済部記者にS・Yがいた。北海道育ちの彼が定年でスパッとやめ、屋久島へ移住し農業をはじめた。読後、人生後半戦の2人の生き方、その説くところが似ているような気がした。 . . . 本文を読む

〔09 七五の読後〕 【人ありて 頭山満と玄洋社】井川聡 小林寛 海鳥社

2009年06月16日 | 〔09 七五の読後〕
二十代のはじめ、友の下宿で「賃労働と資本」とかレーニンの「国家について」「なにをなすべきか」などの輪読会を組織したことがある。 長時間深夜労働、ひどい労働の現場をなんとか変えたい、当時の私は赤い青年の一人だった。 そうした眼からは頭山満は、国家主義者であり、右翼反動のカリスマと映っていたから関心の枠外の人だった。 . . . 本文を読む

〔09 七五の読後〕 【江戸の釣り】水辺に開いた趣味文化 長辻 象平 平凡社新書  

2009年05月21日 | 〔09 七五の読後〕
【江戸の釣り】水辺に開いた趣味文化                  長辻 象平 平凡社新書  著者は産経新聞編集委員。前に平凡社「アニマ」の編集部員も経験、復職された由。江戸の釣りに関することを、よくもまあと思うほど丹念に調べ上げた。釣り好きの人には、飽きさせないこと受けあいの本だ。 . . . 本文を読む

〔09 七五の読後〕 【日本の歴史をよみなおす】網野 善彦 筑摩書房

2009年04月30日 | 〔09 七五の読後〕
江戸の天保期に関心があって、関連した読み物をときどき読んでいるが中世史となると, まるで話が遠い。ただ先日、町の古文書を読む講座があった折、お茶の時間に講師から網野さんの「無縁・苦界・楽」は眼から鱗でした」と言われ気になった。 網野さんのものは、いままで一冊も手にとったことはなかった。 . . . 本文を読む

〔09 七五の読後〕 【水滸伝と日本人】高島 俊男 ちくま文庫

2009年04月13日 | 〔09 七五の読後〕
入社半年くらいの時期に先輩から「介山の大菩薩峠と双璧のおもしろさ」として吉川幸次郎・清水茂による水滸伝全訳(岩波文庫)を薦められた。 講談語りの文体で読みやすく、面白かった。 水滸伝を読みつつ作った高島さんの語彙辞典はファイル数百冊に及ぶというのだからこれにも驚いた。 . . . 本文を読む

〔09 七五の読後〕 【白土三平論】四方田犬彦 作品社

2009年03月23日 | 〔09 七五の読後〕
昭和30年代の頃だった。それぞれの町に一軒の貸し本屋ができた。その多くは駄菓子屋であったりそれを改良した家であったような気がする。 漫画、劇画がズラリと並んで、小銭で借りることができた。ちょうど、紙芝居時代が終わり街頭テレビがそれに替わって人気になっていた頃だった。 何回か忍者武芸帳借りた記憶がある。それが白土三平との出会いだった。 . . . 本文を読む