国公立大学の合格発表が終わりました。
コロナ禍の中の受験がおおむね終わりました。
合格した受験生の皆さん、おめでとう!
そして、残念ながら桜が散った受験生の皆さん、奮起を!
私には、私の勝ち方がある。
全国展開の予備校のコピーです。
多様化する大学受験・・・今や一般入試のガチンコ勝負は半数以下・・・。
東京の有名私大も入学者の半分以上が、推薦入試、付属校、AO入試と言われています。
入試にも戦略や戦術が求められています。
志望校の入試形態をよくよく研究して対策を練れば、志望校が母校になる可能性が高まります。
大学も会社も第一志望を落ち続けた小職・・・涙。
根拠なき自信と楽観性が敗因です。
でも、何とか生きていけます(笑)。
「私には、私の勝ち方がある。」・・・そのとおりだと思います。
第一志望の夢が叶わなかった人は、入学した大学で特待生を取れるぐらいに必死で勉強すること、そして、20歳代にガムシャラに働いてキャリア、専門性を高めること。
そうすれば、何とかリカバリーできます。
大学時代・・・。
1年生として入学、華の大学生。
クラス担任の専任講師が、みんなの前で、いきなり言いました。
「君たちは負け犬だ!必死になって這い上がって来い!」
この専任講師は、法律学科の先輩・・・フランス思想史、サン・シモン研究が専門。
クラスメートは、みんな目が点。
付属高校から来たクラスメートはみんな第一志望ですので何のことか分からなかったみたいです(笑)。
でも、クラス担任のこのフレーズはココロに火をつけてくれました。
新入社員時代・・・。
あこがれの広告代理店に入社・・・第2志望の代理店に200倍の倍率を乗り越えて入社。
田村正和に似たカッコいい部長代理の下に配属されました。
夢にまで見た広告マン!
ですが、新入社員・・・テレビ広告、ラジオ広告の素材を持って東京中心部を走り回るパシリです。
その先輩は言いました。
「えっ、生命保険なんかに入るの?30歳までは不要だよ。貯金もしなくていい。そんな金があるのなら、一流のものを見て来い!歌舞伎を観たか?能や狂言を観たか?マキシムドパリやトゥールダルジャンでフレンチ食ったか?ニューヨークやパリに行ったか?西洋美術館や国立美術館に行ったか?サントリーホールや東京文化会館でオーケストラやバレエを観たか?・・・」
先輩は、視野の狭い若造に広い世界を見て来いとアドバイスされたのだと思います。
今では、とても感謝しています。
強みの上に自分を築け!
マネジメント学者のピーター・ドラッカー博士の遺した言葉です。