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家政婦のミタ・・

2011年12月17日 14時08分59秒 | 言葉

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21日に放映される「家政婦のミタ」最終回。三田灯(松嶋菜々子、左)と阿須田家の未来は…(写真:産経新聞)
 10月スタートのドラマが健闘している。視聴率30%に迫る日本テレビ系「家政婦のミタ」を筆頭に、フジテレビ系「謎解きはディナーのあとで」、テレビ朝日系「DOCTORS 最強の名医」なども数字的に好調で、7月期のドラマが軒並み苦戦したのとは対照的な状況だ。(草下健夫、織田淳嗣)

 ◆「再生への物語」

 「脚本の遊川(ゆかわ)和彦さんとの間でタイトルと“スーパー家政婦”の案は2、3年前からあった」

 こう話すのは、「家政婦のミタ」の大平太(ふとし)プロデューサー(46)。タイトルは言わずと知れた市原悦子主演「家政婦は見た!」をもじったものだ。2人で新しい切り口を模索中に、東日本大震災が起き、人々が築いたもの、人とのつながりが、一瞬でなくなる光景を目の当たりにした。

 「誰もが通らなきゃいけない悲しみ。しかし、そこで悲しみに押しつぶされるか、一歩踏み出すかで大きな違いがある」。このテーマを、温めていた「ミタ」に託すことで、作品は「再生への物語」として命を吹き込まれることになった。

 父親の不倫が原因で母親が自殺した阿須田家に、家政婦の三田灯(あかり)(松嶋菜々子)がやってくる。無表情で完璧に家事をこなし「業務命令」とあれば「承知しました」と人に刃を向けることも辞さない。だが、そんな破天荒な三田の行動を通じ、家族は絆を取り戻していく。

 第8話で三田は最愛の夫と子供を失った過去を打ち明ける。物語の終盤の本題は三田自身の再生だった。大平氏は「続編を作る予定はない。ミタらしく終わりたい。最後は想像がつかない話になっている」と語った