シャロームチャペルからあなたへ

苫小牧めぐみキリスト教会シャロームチャペルのブログです。

「病気にかからず、すこやかでいなさい。」

2006-01-10 22:11:46 | 礼拝メッセージ

マルコの福音書5章33、34節

 女は恐れおののき、自分の身に起こった事を知り、イエスの前に出てひれ伏し、、イエスに真実を余すところなく打ち明けた。そこで、イエスは彼女にこう言われた。「娘よ。あなたの信仰があなたを直したのです。安心して帰りなさい。病気にかからず、すこやかでいなさい。」・・・・・・・・・・・


 マルコはペテロの通訳者となり、自分の記憶したすべて、すなわちキリストの言行を正確に書き下ろしたと言われています。ペテロの性格が現れているのか、マルコの福音書は、実に次から次へめまぐるしく場面が展開していきます。5章には3つのいやし・解放の奇蹟が記されています。
 一つ目は、ゲラサ人の地で悪霊(レギオン)に憑かれ、墓場で生活していた人の解放です。この人は裸で生活し、鎖を引きちぎるほどの怪力で、誰も彼を押さえることができませんでした。そして、自傷行為(リストカット)を繰り返していました。イエス様によって開放された彼はその地方でイエス様のすばらしさを宣べ伝えました。
 二つ目は12年間婦人病で苦しんでいた女性のいやしです。彼女は「イエス様の着物にさわれば必ずいやされる」と信じて告白していました。イエス様は「あなたの信仰があなたを直した。」とおっしゃいました。
 三つ目は会堂管理者ヤイロの娘の生き返りです。「娘さんはもう死にました。」という絶望的な報告に対し、イエス様は、「恐れないで、ただ信じていなさい。」と言われました。そして、不信仰な人々を締め出して信じる者だけでよみがえりの祈りをして生き返らせました。
 イエス様は聖書をとおして「私を信じて欲しい。」「私を信頼して欲しい。」と言っておられます。この新しい年も心からイエスさまのおっしゃることを信じ、聖書の約束を信じて歩みましょう。          

《参考》
「マルコの福音書は、イエスの超人間的能力を特に強調し、奇跡によって神性を実証する。山上の説教とイエスの長い説教の大部分を省略している。イエスの語った事よりもなさった事を叙述する。異邦人の読者を特に心に置いているように思われる。
                            『聖書ハンドブック』」


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