脚本 大野武雄、監督 天野利彦
1986年10月9日放送
残念ながら、ファミリー劇場での放送が欠番となり“幻のエピソード”となってしまった一本です。同じ大野脚本である第449話「挑戦・炎の殺人トリック!」、第467話「死体彷徨・水の殺人トリック!」に続く、トリック3部作のトリを飾る作品だっただけに、残念に思われている方も多いのではないでしょうか?
前2話の感想でも書きましたように、個人的にはトリック主体の展開は好みではないのですが、緻密な構成、論理的な推理、一ひねりしたラストと、見応えは十分であり、加えて今回は天野監督(前2話はそれぞれ辻氏、三ツ村氏が監督)ということで、演出面でも大いに期待できただけに、誠に残念です。
欠番となった理由としては、ファミ劇サイトによれば「原版素材不良の為、欠番として放送を見送らせて頂くことになりました」とのことですが、今後のDVD-BOXへの収録(今、改めてリクエスト投票をやったら、上位ランク入りは間違いないでしょう)や、再放送される望みはないということなのでしょうか?
一応、視聴困難という前提に立って、タイトルから内容を想像してみました。
・メインゲストはソープ嬢で、夫だか恋人だか、とにかく大切な人が(おそらくは何らかの犯罪で)死亡している。
・大筋のストーリーとしては、考えられるのは次の2パターン
1)ソープ嬢が大切な人の復讐のために殺人を犯し、特命課がソープ嬢のトリックを暴く
2)ソープ嬢の大切な人が殺され、特命課がその犯人を追う。
・「1/30秒のトリック」とは、想像を逞しくすれば、「サブリミナル効果」では?テレビの映像は1秒30コマなので、1秒当たり1コマのサブリミナル映像を流すことでターゲットを殺害した(第3者に対してターゲットを殺させるような映像を見せたか、あるいは、ターゲットに自殺させるような映像を見せた)のでは?
などと勝手に想像してみましたが、実際のところはどうだったでしょうか?過去に本編を見た記憶がある方、あるいは映像を所有している方がいらっしゃれば、是非、内容を教えてください。よろしくお願いします。
1986年10月9日放送
残念ながら、ファミリー劇場での放送が欠番となり“幻のエピソード”となってしまった一本です。同じ大野脚本である第449話「挑戦・炎の殺人トリック!」、第467話「死体彷徨・水の殺人トリック!」に続く、トリック3部作のトリを飾る作品だっただけに、残念に思われている方も多いのではないでしょうか?
前2話の感想でも書きましたように、個人的にはトリック主体の展開は好みではないのですが、緻密な構成、論理的な推理、一ひねりしたラストと、見応えは十分であり、加えて今回は天野監督(前2話はそれぞれ辻氏、三ツ村氏が監督)ということで、演出面でも大いに期待できただけに、誠に残念です。
欠番となった理由としては、ファミ劇サイトによれば「原版素材不良の為、欠番として放送を見送らせて頂くことになりました」とのことですが、今後のDVD-BOXへの収録(今、改めてリクエスト投票をやったら、上位ランク入りは間違いないでしょう)や、再放送される望みはないということなのでしょうか?
一応、視聴困難という前提に立って、タイトルから内容を想像してみました。
・メインゲストはソープ嬢で、夫だか恋人だか、とにかく大切な人が(おそらくは何らかの犯罪で)死亡している。
・大筋のストーリーとしては、考えられるのは次の2パターン
1)ソープ嬢が大切な人の復讐のために殺人を犯し、特命課がソープ嬢のトリックを暴く
2)ソープ嬢の大切な人が殺され、特命課がその犯人を追う。
・「1/30秒のトリック」とは、想像を逞しくすれば、「サブリミナル効果」では?テレビの映像は1秒30コマなので、1秒当たり1コマのサブリミナル映像を流すことでターゲットを殺害した(第3者に対してターゲットを殺させるような映像を見せたか、あるいは、ターゲットに自殺させるような映像を見せた)のでは?
などと勝手に想像してみましたが、実際のところはどうだったでしょうか?過去に本編を見た記憶がある方、あるいは映像を所有している方がいらっしゃれば、是非、内容を教えてください。よろしくお願いします。
だから、私はまだ未視聴なんですってば(笑)。
それはともかく、特捜を映像付きで紹介しているブログがあるとは知りませんでした。差し支えなければ今後教えてください。
あと、欠番の真相をありがとうございます。Kグループとはソープ経営で有名なあのKグループのことでしょうか?今になって解禁と言うのは、単にほとぼりが冷めたということでしょうか。
録画した映像は消さずに残しておきますので、またの機会にご提供します。傑作かどうかはさておき、ライブラリーの末席にでも加えてください。
先だっては情報ありがとうございました。おかげさまで録画はできましたが、まだ未視聴です(苦笑)。
銘柄のモザイクといえば、以前にも「注射器を持った狼」で同様の処理がありましたね。真相についてはコロンボさんから情報をいただきましたが、ともかく欠番がなくなったのは幸いでした。
再放送もいよいよ最終回。同じく8月一杯で終了する大追跡の後番組当たりで期待できないでしょうか?
おかげさまで、忘れずに録画することができましたが、多忙の折、まだ視聴できておりません。
そのうち改めてレビューを書きますので、また感想などでもコメントいただければ嬉しく思います。
ご都合がつくようであれば、夏のオフ会にも是非ご参加ください。
>まるさん
いいな~視聴出来て(^^)。某ブログでアップされた映像付きの記事を見る限り・・・原版不良が「高画質」?モザイクかけまくって「オリジナル映像を尊重」?ホント視聴者を舐め切ってます(怒)。
どうやらKグループへの摘発が真相の様ですね。おかげで私の映像ライブラリーは欠番のママです。でも傑作エピソードじゃなさそうだし・・・ええサワーグレープです(爆)。
さて、こちらの485話ですが明日7月23日ファミ劇早朝の再放送でやるみたいですね。
テープが修復出来たということでしょうか。。。
そういわれてみると、大野脚本のトリックシリーズには刑事コロンボの影響(パクリとはいいません、あくまで影響)があるのかもしれませんね。
気になったので調べてみると、サブリミナル効果をトリックにした例は、最近でしたら「ケータイ捜査官」「キイナ~不可能犯罪捜査官」などでもあったようです。
最初は、「テレビ番組でサブリミナル効果をネタにするのはタブーなのでは?」と欠番になった裏事情を想像したりしていたのですが、これだけ使用されているところをみると、そうではなかったようです。
貴重な情報を、それも実に丁寧にご提供いただき、ありがとうございました。おかげで「幻の一本」の概要をつかむことができました。
それにしても、3部作の他2本以上にリスクが高いというか、実現可能性の低そうなトリックですね。他の誰かが毒入りジュースを買ったらどうしたのでしょう?あとは、特命課がどうやってそのトリックを解き明かしたのか、いつか見る機会があれば、その辺りを楽しみにしたいと思います。
今回は本当にありがとうございました。また機会がありましたら、コメントいただければ嬉しく思います。
ざっとこんな話であったと記憶しています。「サブリミナル映像」がトリックの鍵という点は、すばり、ご推察の通りです。すっかり地味になった「特捜」後期においては、奇抜な殺人トリックを扱った話としてそれなりに印象には残っているものの、大野氏の「トリック3部作」の他の2本と比較しても、さほど完成度は高くないエピソードでした。殺された父親の行きつけの寿司屋の店主で(父親が贅沢三昧で通信販売で昔の映画のビデオをよく購入していたことを刑事に証言する役回り)、二瓶正也氏が出演していました。