せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

クマガイソウとエビネ

2013-04-16 | 日記
クマガイソウ ラン科

裏庭にクマガイソウが群生しているお宅があってそこに写真を撮らせてもらいに行ってきたとある人が言っていた。昔からある広い屋敷なのだろうなあ。クマガイソウの写真は見たことがあったけれども実物は見たことがなかった。


朝公園の片隅の林床にクマガイソウが咲いているのを発見して少し興奮。




クマガイソウは北海道南部から九州にかけて分布するラン科アツモリソウ属。


ランの花の構造は後ろ側に3枚のがく片(セパル)と前に2枚の花弁(ペタル)と前下方に唇弁(リップ)からできている。中央にはラン科に特徴的なずい柱(コラム)があり、これは雄しべと雌しべが合着してできた構造物で触ると硬い。


クマガイソウの花弁は細い楕円形で緑色を帯び、唇弁は大きく膨らんだ袋状で白地に紫褐色の模様がある。唇弁の口は左右から大きく膨らんで狭まっている。それにしても不思議な造形。



エビネ ラン科

少し離れた別の場所でエビネを発見。ラン科エビネ属。


色は地味な感じ。


典型的なエビネの花色は萼片と側花花が暗褐色、扇形に3深裂した唇弁は白色~淡紅白色でありこの部分が一番目立つという。

ケンロクエンキクザクラ?

2013-04-16 | 日記
市立公園を散歩中に見つけた八重咲きの小さなサクラ。先週からこれが頭痛の種となっている。たかが八重ザクラであるけれど何しろ看過できないほどに美しいからどうにもならない。先週から3回も見に来てしまった。先週樹木サイトで質問して名前を尋ねたところケンロクエンキクザクラの可能性大。県立公園にはケンロクエンキクザクラはないがそのかわりバイゴジジュズカケザクラがありこの前見たばかり。この両者がとても似ていて紛らわしいから頭痛の種になる。


ケンロクエンキクザクラ?

これが先週見た時の状態。






ただ可愛いサクラだと思ったらこれは蕾だった。




これが3日前の咲き始めた状態。




花はこんな感じ。




今はほぼ満開に近い状態。


遠くから見ても樹木全体が赤っぽく見えるほど多くの花をつけている。中心部が赤くて花弁はピンクに包まれとても可愛い。


緑の葉の展開もほぼ同時。


これだけ見るとバイゴジジュズカケザクラかケンロクエンキクザクラか分からない。




ケンロクエンキクザクラだとしたらどうしてこんなに赤いのだろう?これからもっと花が大きくなって白くなっていくのだろうか。




少し離れて似ているサクラを見つけた。


これも小さな花をつけている。花弁の色からすればこれがケンロクエンキクザクラかもしれない。


ただしこちらの花のほうがはじめのサクラより少し小さい。どちらもケンロクエンキクザクラなのだろうか?市立公園だから造園業者も名前の無いサクラは植えないだろうからきっと有名な由緒あるサクラに違いない。もうすぐサクラの季節も終わり後は散っていく姿を偲ぶだけ。この花達にまた次に会えるのは来年になるだろうからその時までにはきっと名前を同定しておこう。

八重のサクラ ~ カンザン、フゲンゾウ、ショウゲツ、バイゴジジュズカケザクラ、ハナガサ、アズマニシキ

2013-04-16 | 日記
嘘か本当か判らないが「太腿を太くすることが若さを回復することにつながる。人間恋をすれば太腿に張りがでてくる」と今朝のラジオ「おはよう一直線」で精神科医の名越康文先生が言っていた。「40歳から若くなる!名越式アンチエイジング」という本に書いているそうだ。スクワット始めようか。


毎年見ている県立公園の八重咲きのサクラもそろそろ終わりに近づいてきた。今年も見ることができてよかった。先週見た八重のサクラ達。どれも優劣つけ難い。イチヨウの並木道の花は残念ながら終わっていた。


カンザン

濃いピンクがとても印象的でもっともポピュラー。






フゲンゾウ

茶色い若葉が見えたらフゲンゾウの可能性あり。






2本の雌しべが特徴的。




ショウゲツ









真っ白な花弁にピンクが少し交じってとても美しい。


バイゴジジュズカケザクラ

小ぶりの花で下向きに咲く。中心部が赤い。




ハナガサ



花弁は鮮やかなピンク。




アズマニシキ



たくさんの花がくす玉状に付いている。