大学の裏山でも谷津田の林縁でも車を走らせると必ずといっていいほど白い小さな花をブラシ状にたくさんつけた高木がある。
遠目に見ても総状花序であることが判る。バラ科ウワミズザクラだった。これでもサクラの仲間。
太陽の光が当たると白い輝きが増して美しい。
花序の下に3-5枚の葉がつく。イヌザクラの花序には葉は無いので区別できる。
近寄ってその花の美しさを見て、低い所に咲いている花を手にしてそのいい香りを確かめる。
たくさんの小さな5弁花が集まっている。優しい緊張を取ってくれそうなこの香りはアロマセラピーにも使えそう。