せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

クマガイソウとエビネ

2013-04-16 | 日記
クマガイソウ ラン科

裏庭にクマガイソウが群生しているお宅があってそこに写真を撮らせてもらいに行ってきたとある人が言っていた。昔からある広い屋敷なのだろうなあ。クマガイソウの写真は見たことがあったけれども実物は見たことがなかった。


朝公園の片隅の林床にクマガイソウが咲いているのを発見して少し興奮。




クマガイソウは北海道南部から九州にかけて分布するラン科アツモリソウ属。


ランの花の構造は後ろ側に3枚のがく片(セパル)と前に2枚の花弁(ペタル)と前下方に唇弁(リップ)からできている。中央にはラン科に特徴的なずい柱(コラム)があり、これは雄しべと雌しべが合着してできた構造物で触ると硬い。


クマガイソウの花弁は細い楕円形で緑色を帯び、唇弁は大きく膨らんだ袋状で白地に紫褐色の模様がある。唇弁の口は左右から大きく膨らんで狭まっている。それにしても不思議な造形。



エビネ ラン科

少し離れた別の場所でエビネを発見。ラン科エビネ属。


色は地味な感じ。


典型的なエビネの花色は萼片と側花花が暗褐色、扇形に3深裂した唇弁は白色~淡紅白色でありこの部分が一番目立つという。

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