ヤクシソウ 2010-10-28 | 日記 湿地帯に降りる斜面の日当たりのいいところに黄色の小さなキク科ヤクシソウがたくさんの花を咲かせていた。良く分枝した花茎をもち横に広がっている。頭花は舌状花だけからなっていてオニタビラコと似ているのでその仲間であることが納得できる。 手で持ち上げてみるとこんなに小さい花で背が低いのでつい見過ごしてしまいそう。でもよくみるといい形をしている。 葉は互生し基部では茎を抱いている。茎を折るとトウダイグサと同じように白い液がでてきた。そのためにチチクサの別名がある。
セイタカアワダチソウ 2010-10-28 | 日記 オギの群生の周りにはキク科セイタカアワダチソウもまた群生している。セイタカアワダチソウは空き地などで群生しているので嫌われ者だが、その黄色の大きな円錐花序が青空に向かってそびえる様はやはり美しい。 この写真の左はアカバナ科メマツヨイグサの葉、右がセイタカアワダチソウの葉。葉には短毛がありざらつく。葉の中心部にある3葉脈が特徴的でこれで他の似たものと区別ができそう。
オギ 2010-10-28 | 日記 昨夜は当直で睡眠不足。とても空気が澄んでいて秋晴れだったので、昼休みに職場すぐ近くの湿地帯に入ってみると3m以上もあるイネ科オギが群生していた。銀色に輝く穂が風になびいてとても美しい。 オギとススキは似ているけれど、穂の美しさではオギが上だろう。オギは湿地帯に多くてススキは野原に多い。湿地なので写真では左にヨシが見える。 オギの小穂は基部に長い毛が密生していて、先端には芒(のぎ)はない。 こちらはススキ。ススキの小穂の基部の毛は短くて先端に長い芒がある。 オギの葉鞘の外側には毛が密生している。右の写真は2010/10/23に別の場所で撮影したもの。 この写真は左がヨシで右がススキ。ススキは葉舌の縁に毛が密生しているのに対して、ヨシにはあまり毛は目立たない。 オギの林の中でカマキリに出会った。睨んでる~。