オオオナモミとイガオナモミ

キク科オオナモミ


10/5ツリフネソウを見に行ったときにその近くでみたキク科オオオナモミ。荒れ地や野原などによく見かける。


上部に雄頭花、下部に雌頭花が集まっていて、果実は葉腋についている。


果実は先端が曲がった鉤状の棘がびっしりで触ると痛い。先端にはくちばし状の突起がある。

　
オオオナモミの葉は長い柄を持った五角形で何とも面白い形。葉の主脈は3本で基部に近いところは外側の葉が無くて主脈で縁取っているのが特徴的。



キク科イガオナモミ


職場近くの林のそばで9/11に見かけて、その時はオオオナモミだと思っていた。しかし果実はオオオナモミよりも一回り大きい感じ。


更に今よく果実の写真をを眺めてみるとかぎ状のトゲにさらに毛が密生しているのが判明。キク科イガオナモミだった。

　
葉はオオオナモミに比較して、切れ込みが浅くて丸っこく見える。似ていてもよく見ると違う。