走り続けなければ。

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松村直登のブログ　「警戒区域に生きる松村直登の闘い」　

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皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。

No539
昨日、弾丸娘から電話をもらい「松ちゃんのところは今、4ｔのロールわら餌が確保できた。でも、これで4日分だね。」と。


1ロール200ｋｇだから、これで4日分の餌です。

4日分でもこれは本当にありがたい。
そしてご支援して下さる全国の温かい皆さんからのチモシーなどで、何とか今年の冬を越さねばならない。


先月行った時の松ちゃんの軽トラックに積まれたみなさんからの支援物資。
みなさん、本当にありがとうございます。
感謝しています。

松ちゃんは病気の牛たちの治療もあり、原因を作っている野生化したイノブタとの戦いもあるから、今年はかなり大変だと思う。

来年の春までは、餌の確保が一番の問題。
それと病気（下痢）の牛たちの看護が今の急務課題。

松ちゃんは日々作業しながら、餌の確保のため奔走している。


チモシーを食べる牛。

自分たちも絆ジャパンさんのように、野菜や牧草を作ったりして自活したいのだが、何せ水が無い富岡なので、土地を貸してくれる友人がいても作れなくて困っている。


先週、南相馬で見た絆ジャパンさんの畑。
これは今の僕の目標。

富岡だけでなく隣の楢葉町や大熊町にも土地を貸すよ、と行ってくれた友人がいる。
松ちゃんとも話しているが、水道がないので川から水を汲み上げ畑の野菜や牧草に与えるのは、とても一人二人で出来る作業ではない。

また、行政の許可も必要だから、おいそれとはいかないのだ。

何とか野菜などを作って野菜の放射能汚染検査が出来たら、一石二鳥なんだけどなぁ。
問題は尽きない。
悩みも尽きない。
それでも、がんばる福島は走り続けなければならない。

全国のみなさん、これからも被災地富岡で頑張る松村直登を応援して下さい。
宜しくお願いいたします。