美しい景観に。

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No533
富岡から大熊、双葉、浪江、小高まで国道6号線を走ってどこも一緒だなぁ～と移動していたら、原町だけ違っていた。

震災前と全く変わらず車の量は多いし町には活気があふれていたように見えた。
僕は震災後、初めて双葉町より北へ行ったからびっくりしたし原町だけ普通の暮らしが出来ていることが羨ましかった。

「この町の人はいいなぁ～」と・・・
原町だって国道6号線から離れたところには震災の爪痕が残っていると思うが、国道線沿いの町の姿は本当に羨ましかった。

それからまた北へ車を走らせ鹿島町に入り再び津波の被害を受けた町の姿を見て落胆した。
この気持ちは少し言い表せられない変な感覚だったが、そんな僕の気持ちを元に戻してくれたのが、鹿島町にある宝蔵時の景観だった。


山門と春・秋の景観は必見の寺とガイドに書かれていたが、本当に素晴らしいの一言で行って良かった。
まるで、日本庭園を歩いているような感覚になったのは僕だけかな？


今日は平出山宝蔵寺（鹿島区北海老）を紹介します。
文化財 は 曳覆曼茶羅版木・弘法大師御影版木・牛王宝印版木・市指定記念物は楓と大モミ推定樹齢400 年があると看板に掛かれていました。


ここで、弾丸娘とお賽銭を上げて合掌。
この地でお亡くなりになった方のご冥福をお祈りさせて頂いた。

本当はもう少し長く居たかったんだけど、時間が無くて20分位しか居られなかったのがとても残念だ。
いやぁ本当にきれいなお寺だったです。
癒される、その一言でした。


左に牛・右に虎が迎えてくれたが、牛は初めてかな？
弾丸娘が「牛がいるの見てほしかった。」って。
牛も神様・仏様のお使いのものなんだ。

福島県に住んでいたけど、このお寺の事知らなかった。
もちろん神社・仏閣なんて行くこともなかったけど、たまにはいい！


紅葉とお寺の佇まいに気持ちが和らいだ。
県内にいる方で、まだ行ったことがない人には是非見てもらいたいと思いました。

このあと南下し富岡に向かうのですが、その事は明日書きます。
それでは、今日はこの辺で失礼します。