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松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」
【楽天市場】がんばる福島のご支援いただきたいリスト
↑クリックで詳細がでてきます。
配送先は
〒979-0401福島県双葉郡広野町大字上北迫字岩沢29-38
ヤマト運輸 広野センター止め NPO法人 がんばる福島 までお願いします。
発送は「ヤマト運輸」のみ対応、他社の運送会社からは送ることができません。
皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。
No536
原町からさらに南下し僕たちは双葉町に車を止めた。
同行した女の子が「どうしても撮りたい所があるの」という事で、双葉町のその看板の前で車を止めた。
それがこの原発の看板。
これを撮りたいというのだ。
彼女は震災直後、このあたりで取り残された犬たちと近くにあった亡骸を目の当たりにしたと言った。
それは、彼女が福島とのかかわりを持たねばならなくなった決定的な出来事だったらしい。
僕らには見慣れて何でもない看板だが、皮肉を込めて明るい未来じゃなくなったことは書いておこう。
あの日以来、双葉町中を走った事は無くまさかこんな町の姿だったのかと知った時、双葉町は富岡町よりひどいかも知れないと思った。
町の商店街の道路半分以上も倒壊した家が、道路の中央線をはみ出しそのまま放置されていた。
初めて生で見たからびっくりした。
TVの映像で見るのとでは、全然違って見えた・・・。
双葉町のあちこちでこんな建物を見た。
また、そんな中で町中を歩く野生化したイノブタをこの双葉町で見た。
正直、驚いた。
ここにもイノブタが・・・。
僕の町と同じくここにもあの日の激震を物語る2時48分で針を止めた掛け時計が。
双葉町は富岡町より小さな町だが、さすがに双葉町の姿を見て僕はがっかりした。
人が本当にいない町を見るたび考えさせられる。
原発事故が無ければと・・・。
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それがこの原発の看板。
これを撮りたいというのだ。
彼女は震災直後、このあたりで取り残された犬たちと近くにあった亡骸を目の当たりにしたと言った。
それは、彼女が福島とのかかわりを持たねばならなくなった決定的な出来事だったらしい。
僕らには見慣れて何でもない看板だが、皮肉を込めて明るい未来じゃなくなったことは書いておこう。
あの日以来、双葉町中を走った事は無くまさかこんな町の姿だったのかと知った時、双葉町は富岡町よりひどいかも知れないと思った。
町の商店街の道路半分以上も倒壊した家が、道路の中央線をはみ出しそのまま放置されていた。
初めて生で見たからびっくりした。
TVの映像で見るのとでは、全然違って見えた・・・。
双葉町のあちこちでこんな建物を見た。
また、そんな中で町中を歩く野生化したイノブタをこの双葉町で見た。
正直、驚いた。
ここにもイノブタが・・・。
僕の町と同じくここにもあの日の激震を物語る2時48分で針を止めた掛け時計が。
双葉町は富岡町より小さな町だが、さすがに双葉町の姿を見て僕はがっかりした。
人が本当にいない町を見るたび考えさせられる。
原発事故が無ければと・・・。