ときぶーの時間

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主を撃ったって?

2013-12-06 06:32:06 | 日記
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No537
鹿島町から南下し富岡町に着いたのは、もう4時近くになっていた。
もうすぐ薄暗くなる時間に差し掛かっていた。
最後に帰還困難区域の牛たちの姿を見て、松ちゃんに届いた支援物資を届けて帰るしか時間が無かった。


夕方を迎える帰還困難区域の牛たち。

夕日が射しこむ中、僕は「もう少し遅くなったらイノブタが出て来るのに」と思った。
同乗者の彼女に群れでやって来るイノブタを見てもらいたかったからだ。

残念ながらその日の僕は、フットワークが軽くなかった。
徹夜でやって来た彼女が、名古屋まで車で帰る事ばかりを考えて心配でたまらなかったから、無事に帰すことばかり考えていた。


松ちゃんの家にクロネコヤマトのセンターから預かってきた荷物を届けたついでに、一つ目の牧場に降りて牛たちを撮った。

この後富岡を後にするのだが、楢葉町のコンビニで彼と連絡を取った彼女が「えっ、イノブタが40匹以上!」と驚いた声を出した。
電話を切った彼女に改めて聞いた。

イノブタが40匹以上帰還困難区域にある牧場に入っていることを。

その時間に松ちゃんは、帰還困難区域の牧場に餌やりに来ていた。
いつもならすぐに戻る僕だが、この日はホントに足が重かった。
残念だった。

松ちゃんに後で電話したら、つい最近は40匹以上入ることがざらにあるって言ってた。
帰還困難区域の牛たちの餌を狙ってやって来るのだ。

この日は高速を走らせ首都高速の渋滞に捉まってた時に、大熊の友人から電話が入った。
「あの300kg以上のイノブタを、父が鉄砲で撃ったよ」と。


彼女の父はイノシシ獲りの名人で、以前からイノブタ退治を手伝ってくれると言っていた。
300kg以上のイノブタは他にもいると思うが、家と家の間に隠れていたイノブタを撃ったと言っていたから、多分このイノブタだと思う。

他にも100kg1頭と50kg1頭が箱罠に入り、仕留めたと話してくれた。
大熊の友人に、お父さんにありがとうと伝えてと手短に話し電話を切ったが、イノブタ問題は本当にやっかいな問題だし、この先もイノブタに悩まされる日が続くだろうと僕は思ったのだった。

















コメント
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