腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



今年の冬は暖冬暖冬と言われていて、各地のスキー場は雪不足で悲鳴を上げていますが。

確かに今週はケタ外れに暖かい日もあって、温暖化をヒシヒシと感じます。

エース級のダウン(ウールリッチのアークティックパーカ)をもう2シーズン着てないな。

1~2回着るだけで、春先にクリーニングに出すことを考えると躊躇してしまう。

もう大阪でダウンを着る必要がなくなるのかもしれない...


でも、来週はちょっと気温が低くなってくるようで。

それでも平年並みらしいが。


スキー場と言うと、昨日のニュースで「北海道のトマムスキー場周辺で雪崩が起き、フランス人の男女8 人が巻き込まれ、うち1人が意識不明の重体」だとか。

整備されていないコース外の林間、いわゆるバックカントリーを滑走していたらしい。


20年ほど前になるだろうか、第1次スノーボードブームの時のブームに乗って、ウインターシーズンには10回近く雪山に出掛けていた店主。

仕事仲間の男3人、女2人の5人で白馬乗鞍へスノーボードへ行った時の事。

実はその女性のうちの1人が今の妻なんですが(笑)

男3人のうち、店主と先輩のTさんはスノボ経験者で、U君はスキーは上手だがスノボ初体験。

女性陣はほぼ初心者。

店主とTさんはスキー場に着くと同時に初心者組をほったらかして山頂からガンガン滑り、白馬のパウダースノーを満喫してました。

何本か滑った後、もっと新雪を求めてリフトの鉄塔の下を滑ったり、完全にコースを外れて木々の間を滑ったりしてたら、遠くからサイレンを鳴らしたスノーモービルのエンジン音が近づいてきました。

「ヤバイ!」

2人はスノーモービルから逃げようと更に木々の奥へと雪をかき分けて入っていきました。

サイレンが迫ってくる...

汗だくになってようやくコースの下の方に出れたと思ったら、スノーモービル2台が待ち構えていて、若い(20代前半)監視員に

監視員「いつ来たの!」「どこから来たの!」「コース外がとても危険だということを知らないの!?」「もう二度と来ないで!」「リフト券は没収しますから!」

と、30過ぎのオッサン2人が若い監視員にこっぴどく叱られているのを、ちょっと離れたなだらかな初心者コースにいたU君と女性陣が冷ややかな目で見てました。

監視員が去っていったのを確認して、すぐに新しいリフト券を買い直したのは言うまでもないが、とにかく整備されていない所を滑走するのは超危険。

思わぬ窪みもあるし、スタックしたら自力で抜け出せない可能性も高い。

元のコースがどっちの方向なのかも分からなくなる。

そして一番怖いのが雪崩。

気温がちょっと上がると雪が緩みますし。

気を付けなはれや!(Wエンジン、チャンカワイ風)


では、修理品のご紹介。
こちら↓

ROLEX デイデイト Ref.18238G 自動巻き

奈良県生駒市在住のN様所有。
分解掃除、切換車交換、ゼンマイ交換、パッキン交換、防水検査を行いました。

文字盤に10個のダイヤがセッティングされた金無垢のデイデイトです。
固有番号がE品番なので1990年~91年に製造されたモデル。
ゴージャスです。
ズッシリと重量感もあり、存在感抜群。
N様大事にお使いくださいませ。


当時は付き合ってもおらず、まさか結婚するとは思っていなかった腕時計修理専門店トゥールビヨン店主

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