腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



“綺麗にラッピングされたプレゼントでも、貰ったその場で豪快にラッピングをバリバリと破いて中身を確認し、少し大げさに喜びを表現する”

ってのが、正しいプレゼントの開け方です。 

ラッピングも解かず、ソソクサとカバンにしまったり、「後で開けるから」などと言っては失礼ですし、渡した方はガッカリします。

また、包装紙が綺麗だからといって、セロハンテープをゆっくり剥がし、包装紙やリボンを後生大事に取っておくのも貧乏臭い。
うちの母親がそうですけど、お宅のお母さんもきっとそうでしょう。
確実に使い回ししようとしているのがバレバレ。しかもそんな凝ったラッピングの贈り物をする機会がないもんだから包装紙だけがムダに貯まる。

豪快に破るのが基本。


しかし、ことクリスマスプレゼントとなるとちょっと事情が変わってくるようで、欧米などでは数日もしくは数週間前からリビングに飾っているクリスマスツリーの下に「チョメチョメちゃんへ  ママより」や「ナニガシ君へ  パパより」とラッピングしたプレゼントの表に書いて置いておくのが基本。もちろん一人っ子の場合は宛名を書く必要なし。「パパより」「ママより」「おじいちゃんより」でOK。

直前まで押入れや下駄箱に隠しておくなんてのはご法度。
そして親はバレていないと思っているでしょうが、子供はどこに隠しているか確実に知っています。

子供はツリーの下に置かれた大小さまざまな箱をクリスマス当日(24日の夜か25日の朝)が来るまでソワソワしながら待つわけです。
「僕のよりお姉ちゃんの方が大きい!」とか「パパのプレゼント軽~い!」などと言いながら。

しかし、その掟を破ったヤツが店主の身近にいました!

こやつ(笑)↓
 貴大(たかひろ)1歳8ヶ月

22日に母親から「箱が力尽きた、クリスマスまで粘ろうと思ったが、今日ついに箱が破れた」と写メールが届きました。


本人の“してやったり顔”を見て仕方がないと思った腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
Have a happy Christmas to you all ! xx

ここでプチ中国語トリビアを一つ

中国では置き時計を人に贈るのは縁起が悪いとされています。
『送鐘』で「(置き)時計を贈る」という意味ですが、同じ発音、アクセントで『送終』というのがあり、「出棺を見送る」という意味になってしまうからです。
気をつけて。
腕時計ならOKよ。腕時計は『錶』と書きます。

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