腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



今日から7月。2007年早くも折り返し地点。

腕時計のカレンダー、31になってませんか?今日は1日ですよ。


店主が現在所有している唯一の機械式腕時計、インター(IWC マークXV)を金属ブレス化計画の為、修理センターへ送ってます。やはり夏場の革バンドはすぐに傷みますからねぇ。

金額次第では即計画中止ですが。


で、ここ数日はG-ショックをしております。
これ↓
 ’96年 第5回“イルクジ”モデル。

黄色の半透明ですが、元々は黄色ではないのです。紫外線による日焼け。

購入当時はG-ショックブームの少し前。たまたま販売応援に行った時計売り場の片隅にポツネンと置かれていました。
3日間通しの応援で、売り場の女の子に「このG-ショックとか言うの、最終日まで売れ残ってたら僕が買うわ」と、ついつい口を滑らせて応援最終日に購入するハメに。

翌日、本社出勤に着けて行ったらファッションセンスを全く持ち合わせていない上司からは「なんや!そんなデッカイデジタル時計、アホちゃうか!?」と言われた事を思い出しました。
が、ファッション通の上司からは「へぇ~、G-ショック買ったの?透明なヤツって限定モデルちゃうの?」と、そこそこ良い反応。

それから半年ほどであのブーム襲来ですからね。

一大G-ショックブームの頃の時計販売店は傍から見ているほど気楽なものではありませんでした。
特にヤ○ザ屋さんが大勢来られ、「おら~っ!お前のとこの金庫にフロッグマン隠してるのわかっとるんやど~!出さんか~!コラ!」 連日ご来店(><)
たかだか2万円前後のプラスチックのデジタル時計にですよ。

ところが限定モデルともなると、25万以上のプレミアが付きましたから、暴対法や民事介入暴力等でシノギが厳しくなったヤ○ザ屋さんの格好の的となったわけですね。

“たまごっち”の時もそうです。(^^;)
今は何でシノイでいるのでしょうか?


あ!年金か!?社保庁で大声出した人が勝ちって聞きましたから。(笑)
年金手帳なんかも某国に発注すれば完璧なコピー品が簡単に作れるそうな...
おぉ、コワ~。
(そう、あの国です。キティちゃんやドラえもんはイマイチでしたが)


話は戻って、今だから明かせる裏ワザですが、限定モデル用のベゼルカバー(本体カバー)、ベルトを部品注文します。汚れてきたら予備で購入したパーツに交換したら、はい!新品。
限定モデルでないG-ショックも基本的には同型ですから、限定用のパーツと交換するだけで、はい!限定品の一丁上がり。
そういうズルをしていた人も多かったようです。


今、店主が持っているG-ショックがこちら↓
 一番右は耐低温モデル スノーボード行く時はこれ。


“普通のG-ショックを限定モデルに変える裏ワザ”を『伊東家の食卓』に投稿しようと思っている腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
え!?もう番組終了した!?  無念...

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