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腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



最近、夕食を食べ終わって、寝転がってテレビを見てたら、11時頃もの凄く睡魔が襲う。

そのまま寝たらエエやん、と思われるでしょうが、お風呂に入らないといけないし...
で、お風呂に入ったらスッキリして復活するので、結局2時頃に寝るハメになる。


悪循環です。


昨夜、地上波でロクな番組がなかったのでDVDで(あ、ブルーレイね)『サブウェイ123 激突』を見ました。

これ↓
 デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタの2大俳優の共演


2009年9月15日に映画館へ観に行って、9月17日のブログにて“映画と腕時計”で紹介しています。


そこで、本日はその9月17日のブログの検証を行いたい。


やはり店主が劇場で観て、ブログで書いた通り、悪役のジョン・トラボルタ(ライダー)は列車に立てこもっているにもかかわらず、シーンによって時計が変わっています。

これが3度UPになる時の腕時計。
まず時計を見るライダー↓
 すっかり悪役が板についてきました

そして腕時計のUP↓


ブライトリング コルト・オートマティックⅡ


これは先のブログでも正解してました。
やはり、3度のUPで外す訳にはいかない。


ん!?

あれれ?

上の写真、ちょっとおかしい所がないですか?


リュウズが開いている!

ほら↓


ねじ込み式のリュウズがねじ込まれていない。

これでは折角の500m防水が全く効いていません(><)

3度のUPシーン、全て開いたままでした。
これはいけませんよ~!


そして問題のUP以外のシーン↓


寄ります↓
 ほら!明らかにさっきの時計と違うでしょ!

最初のは中3針で、こっちはクロノグラフ。
文字盤の色も白から黒へ。

こんな大きなチョンボ見たこと無い。


もう一つ。
2本の時計、指してる時刻が全然違うし。

ダメだこりゃ。
助監督と美術スタッフ呼んで来い!(怒)


で、先のブログではブライトリングのスーパー・アベンジャーではないかと書いてますが、3つ目のインダイアルの位置関係からクロノ・アベンジャーM1と判明。

これです↓
 ブライトリング クロノ・アベンジャーM1 Ref.E736B98PRT 1000m防水 クォーツ

2本ともジョン・トラボルタの私物ですかね?


で、NY市長役の人の腕時計がこれ↓


先のブログではジャガー・ルクルトのマスター・ホームタイムと自信を持って書いているが、どうやらこれはマスター・リザーブ・ド・マルシェのようです(><)

申し訳ない。
マリアナ海溝より深く反省。

3本中1本だけ正解。
打率3割3分3厘。


ま、DVDだと(あぁ、ブルーレイね)巻き戻したり、静止画像で確認できますので、間違いないと思います。

流石に映画館ではリュウズが開いてるのまでは気が付かなかったなぁ。


映画を見終わってエンドロールが流れだしたらウトウトしてしまい、15分くらい寝てしまった腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
ハッ!と起きたら、一瞬どこにいるのか分からなくて焦りました。

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お早うございます。
連休明けです。


今日はプロ野球のドラフト会議です。
連休中、店主の所にも7球団ほどスカウトの方が交渉に来ていたような来ていなかったような...

間違いなく来てません。


菊池君、どこに行くのでしょう?
巨人は長野君を一位指名するらしいが、汚い巨人のことだから、菊池君を一位指名したりして...
2年も3年も待っている長野君を今年こそは指名してあげてよね。


でもって、本日のブログタイトルにもあります、『天使と悪魔』。
KY様からもコメントいただきました。

大阪市内に引っ越してから、近所にショボショボのTSUTAYAしかなく、会員証がとうの昔に失効してます。

で、買いました。
 ブルーレイの方

しかも
 ダ・ヴィンチコードとツインパック


前から持っている『ダ・ヴィンチコード』単品のDVDは第3回のトゥールビヨンクイズの景品にでもしよう。
(トゥールビヨンクイズの景品って、いらない物の処分の場なのか、おい!?)


早速、KY様のコメント通り54分15秒を確認しました。
うちのデッキでは54分18秒でした。
これ↓
 ほんとだ!ジェラルド・ジェンタじゃない!

KY様からいただいた画像↓
http://img277.auctions.yahoo.co.jp/users/5/1/9/1/hirorinpooh34-img600x399-1245485955ju8c2967678.jpg

BRADLEY社で間違いないですね!

KY様凄いな。
桂小枝に次ぐ優秀な探偵になれます。(笑)


店主はBRADLEYってメーカー知らなんだ...(汗)
ヤホーで検索したが、詳しいサイトは見つかりませんでした。

どうやら手巻きのようですね。
確かにアンティークウォッチなので、非防水でしょう。

ラングドンシリーズの新作『ザ・ロストシンボル』のクランクインまでにキチンとOHされた方が良いと思います。

とりあえず54分15秒近辺を再生しただけなので、後日ゆっくりと映画を楽しみたいと思います。


菊池君の154キロの球を城島が受けるのだけは見たくない腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
KY様ありがとうございました。
またコメント宜しくお願いします。
カオルは気分の乗っている時は、5~6回ダイブしてます(笑)

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鳩山内閣が発足したようで。

この内閣、店主なら何と名付けよう?


国民の期待や関心が高いので...



   “ハードルがいつもより高い内閣”


イマイチです。


ま、国民の期待を裏切らないよう頑張って欲しいもんです。



で、15日(火)の夜にレイトショー見てきました。
こちら↓
 『サブウェイ123 激突』

1974年に『サブウェイ・パニック』として映画化されたジョン・ゴーディのベストセラーを、トニー・スコット監督&デンゼル・ワシントンが4度目のコンビでリメイク。
地下鉄運行司令室に勤務するガーバー(D・ワシントン)と冷徹な犯人グループのリーダー(ライダー)役でジョン・トラボルタが共演。

やはりロードショー中なので詳しい内容は控えますが、先週の『スマステーション』の月イチゴローでは5作品中5位だった。

なかなかスピーディーな展開で面白かったが、最後があっけない感じ。

ワシントンもトラボルタも存在感十分。
流石名俳優です。


で、見つけちゃいました。
やっちゃったね、監督さん。
いや、美術の小道具係か?

犯人のリーダー、ライダー役を演じるジョン・トラボルタの腕時計が3度ほどスクリーン一杯に大写しになります。
3度も写ったからメーカー、モデル名までハッキリ確認できました。
店主をなめんなよ!(笑)

これです↓
 ブライトリンング コルト・オートマティックⅡ 500m防水 自動巻き

1度目で
「うわっ!コルト!」と思い、2度目で
「自動巻きか!?」と確認し(コルトはクォーツモデルもあるんです)、3度目では確信に変わったので間違いないでしょう。


しかし、しかしです。
ここで小道具係りさんが大きなミステイクを犯します。


人質をとって地下鉄の列車内に立てこもっている犯人。
要求した時間内に身代金が届かなければ人質を殺すという展開。
“時間”が非常に重要なファクターです。
だから時間を確認する度にライダーの腕時計が大写しになるのですが...

大写しにならない場面ではライダーの腕時計が別のモデルなんですよ!!!

恐らくこれ↓
 ブライトリング スーパ・ーアベンジャー 300m防水 自動巻き

こちらはチラチラとしか写らなかったので、ひょっとしたらクロノ・アベンジャーかもしれない。


しかし皆様、上と下の腕時計を見比べて下さい!
誰が見ても違うモデルと判る。
片方は文字盤が白の中3針モデルで、もう一方は文字盤が黒のクロノグラフ。
どこでどうなったのか解らないが、大写しの時だけコルト。

やっちゃいましたな。(^^;)

最初は右腕にコルト、左腕にアベンジャーを着けてるのかと思いましたが、どのシーンも時計をしてるのは左腕だけ。

気づいて、あれ!?あれ!?と慌てましたもん。
サブウェイパニックならぬ、“ひとりウォッチパニック”ですよ。(笑)

編集段階で気づかなかったのかね?
編集で気づいてもどうしようもないが...


で、もう一本強烈なのが出てきました。
NY市長の時計。
これ↓
 ジャガー・ルクルト マスター・ホームタイム 50時間パワーリザーブ 自動巻き

一回だけドン!と大写しで出てきますが、恐らくこのモデルではないかと思われます。
10時位置に扇形の計器が見え、6時位置にスモセコも確認できました。
が、気を抜いていたので自信がない。

しかしルクルトは間違いない。
さすがNY市長。
良い腕時計を着けている。
美術(小道具係り)の調達でしょうが。


というわけで、後半はライダーの腕時計ばかり気になってしまいました。
5位も納得。

腕時計のミスさえなければ3位入賞できたと思うが...


20:55の回は約30人ほどが見てたが、腕時計の間違いに気づいたのは腕時計修理専門店トゥールビヨン店主ただ一人。

...だと思う。

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学君、店主のアドバイス通り(?)昨日保釈されたようで...
警察署の前に報道陣は誰もいないと思っていたが、政治部の番記者と芸能部は別なのね。(←当たり前)

アドバイスの意味なし!
ごめん、学君。


今日から9月。

1日は“映画の日”なんですが、実は昨日、仕事が終わってからフラリと映画見に行ってきました。

これ↓
 『トランスポーター3 アンリミテッド』

20時以降だったので1200円。


という訳で、久々の人気シリーズ、“映画と腕時計”の第31弾。


『トランスポーター』の3作目です。(トランスフォーマーではありませんのでご注意下さい)
前2作は2006年11月25日のブログを参照下さいませ。

主演はもちろん前2作同様プロの運び屋フランク・マーティン演ずるジェイソン・ステイサム。
やたら服を脱いで上半身裸になります(笑)
悪役には『プリズン・ブレイク』の囚人番号41118セオドア・ティーバッグ・バッグウェル役のロバート・ネッパー。
ヒロインには顔中ソバカスだらけのヴァレンティーナ役のナタリア・ルダコーワ。

映画が終わったら、隣に座っていた4人組の女性が一斉に
「あの子の顔のソバカスって、本物?メイク?」とワイワイ喋りだしました。
やはり女性は気になるようです。

そして愛車は2作目同様アウディA8 6.0クワトロ。

いいなぁ~、アウディ...

おっと、店主には来月か再来月、VWが納車されるんでした。
すまん、ワーゲン君!


で、車も良かったのですが、肝心の腕時計はというと、今回主役のフランクの腕時計はUPで写りませんでしたが、パネライだったのは間違いないようです。
前作と同じかな?
ちょっと自信ないです。

悪役のジョンソン(ロバート・ネッパー)は後半のシーンで腕時計を指差すシーンがありました。

一瞬だったので「ウッ!」と眼球に力を入れて凝視しましたが、恐らくタグ・ホイヤーだったような。

これ↓
 グランドカレラ クロノグラフRS 59万8500円

3時側と9時側の扇形の小窓でピン!ときました。

ピン!ときたことはきましたが、ひょっとすると違うかもしれない。


何故なら、エンドロールのクレジットに


watch:HAMILTON


って流れたんです。

ハミルトン!?
出てきたっけ?

そういや、最後のボートでの釣りのシーンでのフランクの時計はパネライではないような感じだったしなぁ...


   special thanks 
      AUDI

これはすぐ解った。


どうもこうも時計に関しては全てが曖昧で申し訳ない限りです。
DVDが出たら静止画像で確認したいと思います。


今頃ドイツ本国のウォルフスブルクの工場でプラットフォームにシート組んでるのかなぁ~と妄想する時計修理専門店トゥールビヨン店主
いやいや、もう電気系統の最終チェック辺りかな。
というわけで、明日はお休みです。

P.S.映画は劇場内が明るくなるまで座席に座って映画の余韻に浸りましょう。

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何の予告もなしに突然出現する人気の“映画と腕時計”シリーズ。

今日は記念の第30回目。

本日ご紹介する映画は2006年11月日本公開の『CHAOS』
チャオスではなく『カオス』。(英語読みではケーオス)

こちら↓


主演は『トランスポーター』シリーズや『アドレナリン』などスピーディなアクション映画でお馴染みのジェイソン・ステイサム。
他には『ブレイド』シリーズや『ザ・シューター』のウェズリー・スナイプス、『父親たちの星条旗』や『サイベランス』のライアン・フィリップなどなど。

米シアトルの銀行を強盗グループが襲撃し、人質を捕って立てこもった。リーダーのローレンツ(W・スナイプス)は、ベテラン刑事のコナーズ(J・ステイサム)を交渉人に指名する。コナーズは謹慎処分中だったが、新米刑事デッカー(R・フィリップ)とコンビを組んで現場に復帰する。
コナーズはSWATと共に強行突破を試みるが、乗り込んだ瞬間、ビルは爆破され犯人グループは混乱に紛れて鮮やかに逃走した。しかし金庫からは現金も宝石も何も盗まれていない...。
果たして犯人たちの真の目的は?

複雑に見える現象も簡単な方程式で表せるという“カオス理論”を題材にしたクライム・サスペンス。


“カオス”とは



...個々で調べてください(汗)


で、肝心の腕時計ですが、コナーズが銀行に強行突破すると決意し、ビルの電源を落としてSWATと突入しようとした時に腕時計を確認するシーンで大写しになります。
映画開始から丁度22分が経過したところ。

こちら↓
 コロンビア クォーツ

ヤホーで調べましたが時計に関して詳しいことは解りませんでした。

アウトドアブランドのコロンビアから出している腕時計。
いわゆる“ライセンスウォッチ”というヤツです。

コロンビアはウォッチメーカーではないので、ブランド名やロゴだけ貸して時計を作らせているというモデル。

ムーブメントはどこでしょう?
シチズン? オリエント?

恐らくコロンビアのショップで1万円~2万円程度の代物だと思われます。


“ライセンスウォッチ”って結構色々なブランドが出してます。
アパレル関連のブランドはほぼ100%ライセンス物。
エンポリオ・アルマーニ、ポール・スミス、ディーゼル、フォリフォリ、D&Gなどなど。

アパレルブティック店でサイフやネクタイ、カフスなどの小物のショーケースに並んで販売されている腕時計。
それがライセンスウォッチ。

ま、映画の主人公(停職中の刑事)が着ける時計としてはかなりのリアリティがある。
超高級腕時計なんか見せられたらウソ臭いですからね。


貴方も『CHAOS』を観て“混沌”としてください。


カオス理論を調べたが、読んでも何の事だかサッパリ解らない腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
“風が吹いたら桶屋が儲かる”ってことらしい(?)

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今朝は消防設備点検が8時45分にあるのをすっかり忘れてしまい、いつも通りに出勤してきました。
開店前(9時30分頃)なのに誰かが入口のドアをコンコン叩くので、お客様か!?と思ったら、点検の方でした。

そこで初めて「ハッ!」と思い出した次第でして...

ごめんなさい。


で、昨日観てきました。
これ↓
 『天使と悪魔』

ご存知『ダ・ヴィンチ・コード』の続編。

とされてますが、実際はこの『天使と悪魔』が先で『ダ・ヴィンチ~』がラングドンシリーズの続編に当たります。


で、映画の感想は...


『ダ・ヴィンチ・コード』よりも面白かった。
ストーリーが解りやすいってのも要因だと思います。
確かに『ダ・ヴィンチ~』は内容が難しすぎるので原作を読んでいないと2時間半の映画内容に追いつけない。

天使と悪魔の本、実家から取ってきました↓


今回はヴァチカンのコンクラーヴェ(ご自身でヤホーで調べて下さい)の最中に起こる誘拐された4人の教皇候補の司教の連続殺人の阻止と仕掛けられた爆弾を同時に解除しなければいけないタイムリミット・サスペンス。

宗教と科学の対立を描くハラハラドキドキの内容。


弊社トゥールビヨンのホームページのトップページの中段辺りに“インフォメーション”の欄があります。

定休日や緊急のお休み、トピックスなどを載せる欄です。
お気付きになられている方も多いと思いますが、店の休みのご案内の際には、毎回理由を付けています。

例えば昨日の定休日の案内では

■1978年に新東京国際空港(成田空港)が開港した為、5月20日(水曜日)定休日です。

という具合。

これは、2005年にヨハネ・パウロ2世が死去した際、何かのバラエティ番組で日本の町の普通の定食屋が表のシャッターに

   「コンクラーヴェに参加しますので、お休みします」

と張り紙されていたのが放送され、それをヒントに毎週インフォメーションに休みの理由を書いております。

しかしかなりハイセンスな定食屋のオヤジさん。


ちなみに店主は都合の良い時だけ「神様~!」と神頼みする浄土真宗です。
キリスト教徒ではありません。


映画の話に戻りますが、本当にヴァチカンで撮影したの?
サン・ピエトロ広場の群集やシスティナ礼拝堂の内部など、実写なのかCGなのか解らない。
秘密のヴェールに包まれたヴァチカン市国の内部を隅々まで撮っています。


で、肝心の腕時計ですが、やってくれました!
監督のロン・ハワードか、主演のトム・ハンクスか、はたまた美術監督か小道具係りの人か...

とにかく前作の『ダ・ヴィンチ~』の時と同じミッキーの時計が大写しになりました!
GOOD JOB!
嬉しいね。

あまり詳しくは書けませんが、第2の犯行が行われようとしているサン・ピエトロ広場でのシーン。

原作本でも下巻の32ページに出てきます。
こちら↓


“ミッキー・マウスの腕時計を確認した。午後八時五十四分。あと六分だ。”

このシーンでラングドン(トム・ハンクス)が腕時計を確認する際にドン!とUPになります。
但し一瞬。

恐らくジェラルド・ジェンタで間違いないと思われます。
DVDが出たら静止画像にして要確認。


何度も言いますが、『ダ・ヴィンチ・コード』よりは面白いので、お薦めの作品。


自分は天使100%だと思っている腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
違う?
実際は人間って天使半分悪魔半分なんでしょうか?
半分ってことはないわな...

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当ブログをよくご覧いただいている方も、こんな名物企画(コーナー)があったのを殆どがお忘れのことだと思います。

ご安心下さい。

ブログを書いている店主でさえも忘れていましたから...(←ダメじゃん!)



そう、天災と同じく、忘れた頃にやってくる名物コーナーと言えば!


“映画と腕時計”!

映画は結構見てるのですが、なかなか腕時計が登場しないのが多かったんです。
しかしやっと本日、28回目をめでたく迎えることができる作品に出会えました。


前フリが長かったですが、本日ご紹介の映画は『NEXT』
こちら↓
 2008年劇場公開作品

主演はお馴染みのニコラス・ケイジとジュリアン・ムーア。
監督は大島渚監督『戦場のメリークリスマス』で助監督を務め、『スパイダー』、『007ダイ・アナザー・デイ』などを撮ったリー・タマホリ監督。
原作者は『ブレードランナー』や『トータル・リコール』、『マイノリティ・リポート』など数々の作品が映画化された米国のSF作家フィリップ・K・ディック氏。
店主も好きな作家さんです。

ストーリーは...
予知能力を持つ、クリス・ジョンソン(ニコラス・ケイジ)。
だが、彼に見えるのは自分の身の回りに起こる、たった“2分先”の未来だけ。
その才能を隠しながら、クリスはみすぼらしいラスベガスのクラブでマジックショーを行う日々を過ごしていた。
そんな折、LA史上最悪の事件が勃発する。テロリストグループがLAに核爆弾を仕掛けたのだ。
FBI捜査官のカリー・フェリス(ジュリアン・ムーア)は、この大量殺戮を防ぐ為、クリスの予知能力に目をつけ、彼に犯人逮捕と爆破阻止を依頼する。
嫌がるクリス。
だが、彼の最愛の恋人がテロリストグループに捕らわれてしまったことから、この史上最悪の爆弾テロに立ち向かうことになる。
果たして彼はこの絶体絶命の危機を回避することができるのか!?
今、未来はこの男に託された!

注)上記ストーリーはDVDの裏の文章をほぼ丸写ししました。悪い?


で、肝心の腕時計ですが、開始早々の2分15秒で主役のクリスの腕時計がドカン!とアップになります。
こちら↓


時計好きならシルエットを見ただけですぐ分かる。
文字盤内に縦に2つのシルバーの輪が2つ...

そう、タグ・ホイヤーのカレラです。

UPがこちら↓


物語が“2分先の未来が見える”というのがキーポイントとなるので、時計がマストアイテム。

こちらがカレラ↓
 タグ・ホイヤー カレラ タキメーター 自動巻き 100m防水

Ref.CV2010.BA0794 定価34万6500円

裏はシースルーになってます↓


ETA7750をベースにしたキャリバー16を搭載。


でもって、FBI捜査官のカリーが着けている時計がこちら↓
 ルミノックス クロノグラフ クォーツ

やはりクロノグラフ式。
2分計るのにはもってこいです。

原作者のフィリップ・K・ディック氏の作品の特徴は、この作品で言うと“何故2分先の予知ができるようになったのか?”ってところが全く書かれていない。

『マイノリティ・リポート』でも“プリコグ”と呼ばれる3人の予知能力者が出てくるが、どうして彼らがその能力を身に付けたのかは不明。

先天性のものなのか?


ま、95分と短めで、スピーディな展開のアクション物ですのでそこそこ楽しめます。

では、また次回をお楽しみに。
さよなら、さよなら、さよなら...


「2分先じゃ馬券買えないなぁ」と思った腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。

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昨日の日曜洋画劇場『コンスタンティン』です。

2004年公開。
店主は映画館にも見に行ったし、DVDも持ってます...

と、そのDVDを探したのですが、見つからない。
誰かに貸してるのか。

主演は『マトリックス』シリーズでお馴染みのキアヌ・リーブスと『ハムナプトラ』シリーズのレイチェル・ワイズ。
二人が共演するのは『チェーン・リアクション』以来2度目。

『エクソシスト』を思わせる悪魔祓いのシーンあり、気持ち悪い悪魔が大勢出てくるので、その手の映画が嫌いな方はスルーしてください。
特にムシ嫌いの人はダメですよ。

で、腕時計ですが、ラスト近くに画面一杯にドーン!と出ます。
こちら↓
 オリス モダンクラシック Ref.633 7490 4061F 自動巻き 定価52500円(税込み)

オリスのシンプルな時計。
そして価格もリーズナブル。

サタン(悪魔)役にはプリズン・ブレイクのアブルッチ役のピーター・ストーメアが演じてます。

あれ?プリズン・ブレイクってもう古いの?

『コンスタンティン2』の製作が決定しているらしいですが、キャストは未定。


我々時計に携わる者がコンスタンティンと聞けば、真っ先に浮ぶのがバセロン。
世界3大時計メーカーの一つ。
一昔前はバセロン・コンスタンチンだったのですが、近年バシュロン・コンスタンタンと呼び方を統一しています。
何だか違う名前みたい。


ま、いずれにせよ、
キアヌに出て欲しいですね。
『スピード2』のように別人が主役だとイマイチですし。

しかしオーディエンスが「もうええやろ!」と言うくらい続編に出まくるスタローンまでは行かなくてもいいからね。
限度を考えて。


逆に、いっそのこと『ランボー』も寅さんシリーズや釣りバカ日誌シリーズのように長~くやればいいのにと思う腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
あ!ひと月の間を空けず“映画と腕時計”やってしまった!
しかも007じゃないし...

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昨日の予告通り本日は人気シリーズの“映画と腕時計”の第26弾をお届けします。

前回は4月19日のブログで007の『ユア・アイズ・オンリー』をご紹介しました。
約1ヶ月空いた...『SmaSTATION!!』の“月イチゴロー”のような扱いか。


本日ご紹介の映画はこちら↓
 007『オクトパシー』

え~!?また007~?

と言うなかれ。
安かったから007のDVDを数本まとめて買ったのです。
この後の“映画と腕時計”も暫くは007が続くと覚悟してください!


1983年公開の007シリーズ13作目。主演は『ユア・アイズ・オンリー』同様ロジャー・ムーア。
日本語吹き替え版の声はなんと故広川太一郎氏。今年の3月にお亡くなりになりました。
Mr.Booのマイケル・ホイの声で有名。
「...しちゃったりなんかして」などと語尾にムダな言い回しを付けるのが特徴。
ご冥福をお祈りします。


話がちょっとズレましたが、このタイトル“オクトパシー”...

「タコ」です。
謎の美女がタコの刺青してたり、その刺青と同じタコを水槽で飼ってたり。

ストーリーはソ連軍の反乱分子が企む世界制覇の野望を阻止するという極めて単純な展開。
しかしそこは007。アクションあり、お色気ありの131分。

で、肝心の腕時計ですが、前作同様SEIKOが登場します。
まずこちら↓
 SEIKO デジボーグ

発信機の信号を受信して位置を特定できる機能を備えております。(あくまでも映画上の話)

で、MI6の秘密兵器開発所(研究所?)でこんな腕時計も↓


SEIKOの液晶TVカメラ付き腕時計。
当時としてはカラー液晶モニターはとても斬新で、いかにも秘密諜報員しか持ってなさそうなアイテムだったんでしょう。
今では小学生でもカメラやムービー付き携帯持ってますが、まさかこんな時代が来るとは思ってなかったでしょうね。

で、近くにいたセクシーな研究員をボンドが盗撮。
研究所のあちこちのモニターに胸の画像が映し出されてしまいます。




完全にセクハラ。 アウトです。


研究所のお姉ちゃんもそんな格好はアカン。
周りの研究員はQを始め、胡散臭いオッサンばっかりなのに、どうして君だけそんなにことさら胸の谷間を強調させたパッツンパッツンの服を!?(笑)

ま、このセクハラ行為をMに訴えれば5万ポンドくらいは貰えると思います。
泣き寝入りはいけません。


この映画の教訓:
“スパイは盗撮も仕事の一つでしょうが、TPOを考えて”


今日はこの辺で。
ということで、次回は6月半ば頃になると思います。お楽しみに。お元気で。さようなら...



え~、6月半ば頃というのは“映画と腕時計”シリーズのことですので、通常のブログは明日も続けます。
宜しくお願いします。腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。

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忘れた頃に戻ってくる“寅さん”のようなシリーズ...

そう、“映画と腕時計”のボリューム25。

本日ご紹介の映画は『ユア・アイズ・オンリー』
やや古いがご勘弁を。
こちら↓
 

007シリーズの第12弾。1981年製作。ジェームズ・ボンドにはロジャー・ムーア。

今までボンドの愛用してきた腕時計には何種類かが確認されています。
まず、初代ボンドのショーン・コネリーはROLEXのサブマリーナを愛用。
リュウズガードのないモデル。このガードがない初期のモデルをマニア間では“ジェームズボンド・モデル”と呼ぶことも。

次のボンド役のジョージ・レーゼンビーの腕時計はハッキリとは確認できないが、どうやらサブを着けているにのは間違いないようですが、詳細は不明。

そしてロジャー・ムーアになると、ボンドの秘密兵器も近代化に伴い、デジタルウォッチがチラホラ出てきます。SEIKOとのタイアップもあったのか、同社のデジタルもしくはデジアナをよく着用しています。
この『ユア・アイズ・オンリー』ではMI6と無線交信をします。

これ↓
 デジタルで文字も出ます。

毎度お馴染み、事件が解決してボンドが女性とイチャイチャしだしたら本部から連絡が(笑)

“COME IN 007”と文字が出てきました。

で、ジャマされたボンドは近くにあったオウムの餌箱に時計を入れます。
これ↓
 裏側にスピーカーらしきものが

そしてなんとMI6の本部はボンドの功績を首相のサッチャーさん(当時)に報告。
サッチャーさんがボンドと直接話しをすることに...

こちらがサッチャーさん↓
 なかなか似ています(笑)

サッチャー「ボンドさん、私になにかして欲しいことは?」



オウム「キスして!キスして!キスして!キスして!」

サッチャー「まぁ、ボンドさんったら(笑)」←まんざらでもない。

本部の偉いさん方はこの会話を聞いていて怒り心頭。

「ボンドの奴、何てことを!」


この映画でのボンド・カーはロータスのエスプリ。
シート居住は狭いし、ステアリングは重そう。運転しにくいのではないかと思われますが。

R・ムーア時代のボンドはこの時計だけではなく、さまざまなタイプを着用しています。
それらはまた追々ご紹介していきたい所存でございます。

そして続くティモシー・ダルトンのボンドは原点に戻りサブ(現行品)を着用。
その後のピアース・ブロスナンからはオメガがガッチリとタイアップ。
一番新しいボンド役のダニエル・クレイグもオメガのシーマスターです。

近年のボンドの腕時計というとシーマスターが定番ですが、やはり007ファンとしては色んなタイプの腕時計を見てみたい。
そして腕時計に隠された秘密兵器を見て
「えぇ~っ!それは構造上ムリありすぎ!」とツッコミたい(笑)

ボンドカーが長い間BMWのタイアップでしたが、最新作では違いましたからねぇ。
オメガ以外の時計メーカーさんも頑張って!


名前?店主、腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
♪デンデケデンデンデデデ デンデケデンデンデデデ チャラ~ チャララ~♪

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