(こんなニュースがありました)
なるほどねえ、こんなところにも 大きな企業を大切にする 日本の仕組みが見えてしまった。
大量消費優先の仕組みも改めていかなくては…。
東電値上げ:「利益の大半家庭から。認められぬ」公聴会
毎日新聞 2012年06月07日 21時15分(最終更新 06月07日 21時27分)
東京電力の家庭向け電気料金値上げ申請を受けての公聴会が7日、東京・霞が関の経済産業省内で開かれた。一般利用者や各種団体の計20人が意見を述べ、約200人の傍聴者が見守った。抜本的な経営改革を求める声など値上げへの反対意見が大半を占め、東電に対する不信感の強さが改めて浮かび上がった。
◇人件費にも批判
「規制に守られた家庭向け電気料金で利益の大半をまかなっている以上、値上げは認められない」。公聴会では、東電の利益が家庭など小口顧客に大きく依存していることへの批判が相次いだ。東電では、全販売電力量に占める家庭向け電力量が06〜10年度で平均38%にとどまるのに対し、利益では家庭向け分で91%を占めている。東電の西沢俊夫社長は「企業向けは発電コストに占める燃料費の比率が高い」と述べ、燃料費の増大が企業向け分の利益を減らしていると説明した。