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次の原発放射能巨大汚染事故は韓国か中国

2021年04月14日 | 未分類
 そもそも、まともな原発製造運営能力もなく、欠陥だらけの原発を拙い技術と隠蔽体質で無理矢理運転している韓国は、通常運転の放射能を大量に環境漏洩させている。

 韓国の月城原発区域の地下水、放射性物質汚染…トリチウムが基準値の18倍 2020/12/24(木)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b022d0e448d2a044538144cdfb9c6b9b1049f835

 韓水原、タービン地下の貯蔵水測定で基準値の18倍 7年前から問題提起されていたが、昨年になって対策チーム 原発境界の観測井の濃度は近隣の村の地下水の150倍 「環境放出」の可能性高いが…韓水原と原安委は「確認されていない」

 慶尚北道慶州市の月城原発1号機の前の海辺に「地震津波避難案内板」が立てられている=慶州/イ・ジョンア記者

 慶州(キョンジュ)の月城(ウォルソン)原発の敷地の地下水が、広範囲に放射性物質であるトリチウムで汚染されているという事実が、韓国水力原子力(韓水原)の独自調査で明らかになった。韓水原は、地下配管や使用済み核燃料貯蔵槽などを地下水に含まれていたトリチウムの主な流出源と見て、設備の交替や補修などの対策を推進してきたことが確認された。

 トリチウムは福島原発事故の汚染水に大量に含まれて議論を呼んでいる放射性物質であり、人体から内部被ばくを起こし、遺伝子変異を招くことが知られている。原発の決められていない経路から放射性物質を流出させることは、原子力法上認められていない。

 今回流出が確認されたトリチウムは、原発の敷地の境界に設置された地下水観測井でも高濃度で検出され、原発の外部にまで拡散している可能性を排除できない。それでも韓水原と原子力安全委員会は「該当する観測井はすべて原発区域内にあるため、原子力法上、外部流出といえる『環境放出』とはみられない」とし、「国民に対する公開」規定を適用しなかった。流出の規模も把握していない。

 ハンギョレが23日に入手した韓水原の報告書「月城原発敷地内の地下水のトリチウム管理の現状および措置計画」によると、韓水原は昨年4月に月城原発3号機のタービン建屋下部の地下水排水路(タービンギャラリー)のマンホールに溜まった水から、1リットル当たり71万3000ベクレルのトリチウムを検出した。

 この排水路は放射性物質の排出経路ではない。71万ベクレルは、原子力安全委員会(原安委)が定めた排出可能排水路に対する管理基準(4万ベクレル/リットル)の17.8倍にのぼる高濃度だ。

 韓水原が地下水監視プログラムを稼働した結果、昨年8月から報告書作成直前の今年5月までに、月城3号機の使用済み核燃料貯蔵槽(SFB)の下部の地下水から最高濃度8610ベクレル(1リットル当たり)のトリチウムが検出された。同じ期間、2号機の使用済み核燃料貯蔵槽の下の地下水からは最高2万6000ベクレル、1号機の使用済み核燃料貯蔵槽の下の地下水からは最高3万9700ベクレルのトリチウムが検出された。

 原発で計画された排気口と排水口を通さない「非計画的放出」は、濃度とは関係なく原子力法に基づく運営技術指針違反だ。監視と管理が行われず、原発周辺の環境と住民に及ぼす影響を評価できないからだ。月城原発はトリチウムによる地下水汚染の可能性を早ければ2013年、遅くとも2017年から認識していた可能性が高い。

 韓水原の報告書によると、月城原発3号機近くに設置された地下水観測井(SP-5)をはじめとする一部の観測井では、2013年にも最近と似たようなレベルのトリチウムが検出されていた。当時、韓水原中央研究院の研究チームは、国外の原発の非計画的な放出による地下水汚染事例を調査し、対応の必要性を提起した。

 2017年前半からは、地下水汚染の危険性が高い構造物近くの一部の観測井で濃度が著しく高くなった。2号機近くの観測井(WS-2)では、一時2万8200ベクレルにまで上がった。しかし韓水原は、昨年5月になってようやく「トリチウム懸案特別チーム」を立ち上げ、本格的な対応に乗り出した。原安委もまだ非計画的放出に対する報告と管理基準設定を行っておらず、対応が遅いという指摘は避けられない。

 これと関連し、韓水原は報告書の存在は認めながらも「現在までに非計画的な流出は確認されていない」という公式な立場を維持している。また「重水炉の特性上、原発敷地内のトリチウムの濃度は周辺地域に比べて相対的に高いが、現在まで流出は確認されていない」と述べている。

 韓水原はトリチウムによる地下水汚染の遮断対策として、地下配管を交換するとともに、使用済み核燃料貯蔵槽、冷却水から放射性物質を吸着して除去する樹脂を集めた廃樹脂貯蔵タンク(SRT)、液体廃棄物タンク(LWT)などを点検して補修する対策を推進してきた。

 このような対策は、これらの施設をトリチウムの地下水流出源とみなすということだ。これらの施設は地下に設置されたプールのような形で、厚さ1メートルを超えるコンクリート水槽の内側に防水処理を施した構造だ。金属材で設置されたほかの原発施設よりも老朽化による損傷に弱い。

 韓水原の報告書を検討した専門家は、トリチウムが施設の損傷部分を通して漏れるだけでなく、施設に浸透して染み出る可能性にも注目しなければならないと話す。トリチウムはセシウムやテクニシウムなどのようなガンマ核種と違い、大きさが特に小さく、厚い鉄板からも鉄の原子の隙間に入り込んで通過するためだ。実際に、重水素とトリチウムを燃料に利用する核融合研究では、このような過程を通じた反応で金属の汚染を防ぐことが主要課題の一つとなっている。

 ある原発専門家は匿名を前提に「もし亀裂を通じて漏れているなら、大きいガンマ核種も検出されるはずだ」とし「すべての使用済み核燃料貯蔵槽の下部の地下水と20個以上の観測井でトリチウムだけが検出されている事実からみれば、浸透による流出を疑わざるを得ない」と述べた。

 このような指摘どおり、トリチウムが浸透を通じて染み出ているなら、問題の解決は容易ではない。また別の原発専門家は「長い間トリチウムで飽和した老朽化した原発の構造物をそのまま放置してトリチウム放出を根本的に防ぐことは不可能。貯蔵槽の地下を掘って解体するレベルの調査を通じて、問題が確認されれば貯蔵槽内部の防水用エポキシ塗膜をステンレス鉄板に取り替えなければならない」と話した。費用も問題だが、原発を運営している状態では簡単には行えない対策だ。

 トリチウムは韓水原が調査を始めた2013年以降、1・2号機の原発敷地北西境界地域に設置された5カ所の地下水観測井すべてから検出されており、その濃度は最高で米国原子力規制委員会(NRC)の制限値(740ベクレル/リットル)を超える、1リットル当たり1320ベクレルに及んだ。1号機の使用済み核燃料貯蔵槽から北に450メートルほど離れた敷地境界観測井(SP-11)でも、最高924ベクレルが検出されている。

 慶北大学放射線科学研究所が昨年、環境放射能調査の過程で原発近くの慶州市陽北面(ヤンブクミョン)ボンギル里で測定した地下水の最高濃度8.81ベクレルの100倍を超える高濃度だ。

 原発境界地域の観測井からの高濃度トリチウム検出を知った地域の脱原発運動団体は、地下水の移動性を考慮すると敷地の境界の外にもトリチウム汚染が拡散していることは明らかだとし、対策を要求している。脱原発慶州市民共同行動のイ・サンホン執行委員長は「原発の外に拡散しているかどうかは、トリチウムが検出された境界地域の外部に地下水観測井を設置して調査すれば簡単に確認できるのに、韓水原と原安委がこのようなた努力もせず環境(外部)には放出されていないと断定するのは納得できない」とし「速やかに環境放出の有無を確認し、汚染防除などの措置を取らなければならない」と話した。
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 引用以上

月城原発 最短と思われる山口県萩市までの距離は200Km程度。(東京・浜松間)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E5%9F%8E%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80
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 1号機から4号機まで、原子炉に世界的に少数派であるCANDU炉(カナダ型重水炉)を使用している。1号機は、韓国内で2番目の原子力発電所として1982年に稼働を開始した。3、4号機は1990年代に稼働を開始している。2012年7月には新月城1号機が稼働した。

 韓国の原発はCANDU炉と加圧水型(PWR)で占められていて、その特徴は、沸騰水型(BWR)に較べて、トリチウムの放出量が数十倍も多いことだ。
 月城原発は、年間136兆ベクレルのトリチウムを放出していて、これは日本最大放出量の玄海原発の7割増しにあたる
 CANDU炉は重水を冷却・反射材に使うことで、PWRは炉心内でホウ素とリチウムを使うことで、トリチウムが大量に生成される。
 日本の原発からのトリチウム放出量

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 高浜(平均60兆ベクレル程度)・伊方(平均60兆程度)・玄界原発(平均90兆程度)からのトリチウム放出量が非常に多い。いずれも加圧水型。
  なお、東電フクイチのトリチウム汚染水放出量は、約1000兆ベクレルとされるが、東電は、自社に都合の悪い数値を矮小化して報告する体質なので、まったく信用できない。
 フクイチ汚染水は、あたかもトリチウムが主役のように宣伝しているが、実際には莫大なストロンチウム90、プルトニウムXが含まれていることが分かっている。
 トリチウムの毒性が軽いかのような認識で、東電の隠蔽、矮小化体質によって「トリチウム水」であるかのように発表しているが、実態ははるかに深刻である。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1281.html


 トリチウムの環境放出については、カナダのピカリング原発で、周辺住民のダウン症発症率が85%上昇したとの報告がある。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-722.html

 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-56.html

 月城原発は、2015年、設計寿命とされる30年が過ぎていた1号機の稼動期間を2022年まで延長することが決定した。
 安全性についてIAEAの最新の基準を満たしていないという指摘があった。2017年に発足した文在寅政権は脱原発に舵を切り、同年6月の古里原発1号機の停止式典で月城1号機の早期閉鎖を明言し。2018年6月15日、2019年原子力安全委員会の採決により閉鎖が決定。
 6基の70~100万Kw級原発で約600万Kwの発電能力がある。

 月城原発においては過去に故障などのトラブルが50回以上を数えるといい、2012年11月で30年の設計寿命をむかえる1号機は過去10年間で8回故障、特に2012年に入ってからは4回故障している。

 2017年10月、3号機のバルブ故障で重水110kgが漏出する事故。
 2018年6月11日、3号機で作業を行っていた作業員のミスにより、冷却材バルブが26分間にわたり開いた状態となり重水3630kgが漏出。作業員29人が被曝した。
 2012年7月に稼働した新月城1号機でも2013年4月に異常停止が発生。5月になって制御ケーブルが試験結果を偽装した不良品であったことが判明したため新古里原子力発電所2号機とともに運転を中止している 。

 このように、韓国の原発は、運転コストを下げるため、平気で認証されない非純正部品使った結果の不良品事故が非常に多い。「安全よりもコストを優先させる」思想が韓国経済の根底に蔓延しているので、深刻な産業事故の多発を招いている。
 そのくせ、日本などの原発問題に上から目線での非難を繰り返してきた。

 韓国外交部、福島原発汚染水の海洋放出に「深い懸念」中央日報日本語版2021.04.13
 https://japanese.joins.com/JArticle/277584

 そもそも、月城原発構内の地下水井戸で、環境基準値の数十倍に及ぶ大量のトリチウムが検出されることの意味は、構内の「重水タンク」の配管や底部などに大きな腐食があって、漏洩していることを意味する。
 水素というのは、宇宙で一番小さな原子であり、金属原子格子にさえ容易に入り込むため、水素を金属に充填できる。

 極めて反応性の高い原子であり、容易に腐食し、かつ分解される。構造体に直流電流でも流れようものなら、たちまち腐食を起こし10ミリの鉄板でさえ数年で穴を開ける。
 私が、水素=燃料電池車の将来性に疑問を持ったのもこのことだ。
 あまりに腐食性が強いため、タンクやエンジン部品の寿命がひどく短く、それを克服できる物理的方策が見つからないのだ。
 水素を完全に止められる物質は、宇宙に存在しない。

 だから、CANDU炉からトリチウムが漏洩するのも当然のことで、環境をトリチウム汚染する確率が非常に高い。なぜ、こんな炉型を使うのかと言えば、重水炉は中性子反射特性が良いため、高純度ウラン燃料が必要なく、イエローケーキレベルでも核燃料として利用できるからなのだ。

 だが、トリチウムの生物毒性は、半世紀前に予想したものよりも何桁も激しいものであることが確認されつつある。
 http://www.com-info.org/medical.php?ima_20181211_nishio
トリチウムは、人類が手を出せば、未来を滅ぼすものだった。

 韓国のデタラメな見栄・メンツ体質の運営をみると、時間の問題で巨大事故を起こすことが避けられない。まして文在寅政権の自滅崩壊に伴って、産業基盤や収益体質に機器が訪れていて、原発運転コストを圧迫することで、手抜きが横行することが目に見えているからだ。

 私は、次の原発事故は関電若狭原発群か、あるいは韓国原発群だと考えている。韓国は冬型季節風下でメルトダウン事故を起こすと、大半の放射能が韓国本土ではなく日本列島を汚染する仕組みになっている。
 私は、経済基盤が崩壊した韓国の原発が、意図的にメルトダウン事故を引き起こして、日本を放射能汚染させることを怖れている。

 なお、中国も、重水型原子炉や加圧水型が多く、トリチウム汚染が進んでいるといわれる。
中国は、長江沿岸に20基以上の原発群を建設したが、昨年1月に、長江のすべての漁撈を20年間禁止した。
 https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000173044.html

 これは、沿岸原発群が、長江の水を大規模に放射能汚染したこと以外に考えられない。もちろんトリチウムとともに、アクチノイド猛毒核種の汚染があったのではと疑っている。

 時間の問題で再び原発巨大事故が起きて、日本列島が放射能汚染される。
 それは、フクイチ事故はじめ、世界の原子力産業が、原発事故を隠蔽し、まともな対策も講ぜず、ビルゲイツらの新型原発が開発されている現状をみれば明らかだ。
 


 「権力病」 権力者は領土が大好き、それが自分の価値を示すと信じている

2021年04月13日 | 未分類
 習近平が独裁体制を確立したのは、2018年2月末の全人代で、すでに3年前になる。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27980420R10C18A3000000/

  憲法改正は約3000人いる全人代の代表が無記名で投票し、賛成2958票、反対2票、棄権3票で可決された。
 現行憲法は1982年に制定され、改正は14年ぶり5回目。前回の改正時は反対10票、棄権17票があった。

 国の元首である国家主席の1期の任期は5年で、憲法には「2期を超えて連続して就くことができない」との規定があった。
 今回の改正でこれを撤廃した。習氏が兼任する共産党トップの総書記と軍トップの中央軍事委員会主席には任期に明文化された上限がない。このため習氏は2023年以降も制度上は党・軍・国家すべての最高指導者の地位を維持できる。
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これ以来、習近平は、ますます指導部内の協調を無視した強引な独裁体制を強め、反対者を秘密警察によって背後から弾圧し、反対意見が出ない暴力的で圧倒的な権力を確立した。これはプーチンとそっくりだ。
 この独裁に対しては、中国国外からも強烈な批判が続いているが、習近平は街路の雑音のように無視して「我が道を行く」姿勢を貫いている。
 https://www.newsweekjapan.jp/glenn/2018/03/post-5.php

 習近平に次ぐ権力者である総理、李克強は、完全に習による恫喝に屈して、ほとんど何も言えないイエスマンを強いられている。習に反対すれば、たちまち病死したり、転落死したりするのだから、利口な李克強は、じっと我慢で習の凋落を待っている。
 元々、李は日本に留学し、小沢一郎の書生・秘書として政治を学んだことで、「突出すること」を嫌う性格だった。

 全人代、中共中央委の政治局常務委では、これまで半数以上の委員が江沢民派と目されて、習は太子党で少数勢力だったのだが、現在は、習が武装警察や軍を掌握することで、暴力的な権力を確立しているため、多くの委員たちの人望は李克強に傾いているとの噂がある。

 習が権力の座から追われれば、次はほぼ李克強の時代がやってくる。そうなれば、現在の歴史上もっとも強引な侵略活動は停止され、胡錦濤時代の穏やかな中国に戻ることになるが、もし習が政権維持に成功すれば、ほぼ確実に第三次世界大戦に発展するだろう。

 もちろん習近平退陣によって尖閣や台湾に対する侵略行動も影を潜めると思われるが、李克強の反撃が、いつになるのか分からず、脳動脈瘤を起こしているといわれる習近平が、いつ倒れるのか、予断を許さない情勢だ。
 日米政権が、中国の強引で独善的な侵略行動に強く出ない本当の理由は、時間の問題で起きるだろう習近平の脳出血死を待って、次の李克強政権に期待をかけているのだとも噂されている。
 https://news.yahoo.co.jp/articles/a25c291e02eb1e35c6f18fc2df6436720b5f30e8

 習近平の世界を驚かせている異様なほどの強引さは、おそらく自分の持病である脳動脈瘤とも関係があるだろう。約束された突然死の前に、自分の人生の金字塔としての台湾攻略の成功を目指しているのだ。
 尖閣強奪は、台湾侵攻のための軍事拠点作りである。
 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/62323

 だが、習近平が時間の問題で急死したとしても、これまで習を支えてきた武装警察や軍部が利権を失うわけだから、ただで済むはずがない。むしろ、尖閣や台湾に対する軍事行動を先鋭化させ、実際の武力衝突に持ち込む公算が大きい。
 軍部トップは江沢民派で占められていて、独裁権力の大好きな連中ばかりだ。李克強路線で世界と協調しはじめれば、ウイグルや法輪功など臓器利権を失うという危機感があるだろう。だから、習近平急死後、中国が内乱状態になることは避けられない。

 この問題を調べるのに、ネット上で、非常に詳しい福島香織などの情報を探したが、最近のものが、まったく出てこないことに驚いた。
 中国共産党中央委の江沢民派、解放軍トップの情報が手に入らないのだ。だから固有名詞を挙げることができないし、具体性のある情報が示せない。
 これは、おそらく欧米がウイグル問題を中核に中共への攻勢を強めていることで、中国側の情報封鎖が加速していることを示しているのだろう。
 
 現在、ミャンマーで、国軍が市民運動に対する軍事的殺戮を行っていて、すでに市民1000名以上が殺害されたといわれるが、これを背後から操作しているのが中国共産党だといわれている。
  https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210205/mcb2102050605003-n1.htm

 インドでもブータンでも、中国軍は領土侵略攻勢を強め、深刻な衝突を招いている。
  https://www.yomiuri.co.jp/world/20200713-OYT1T50103/

 南シナ海・東シナ海・台湾をはじめ、ほぼ世界中で領土拡張軍事行動を行っているが、これらは、習近平の誇大妄想による無謀な暴発というしかなく、中国の世界的孤立と内乱による国家滅亡を招くものでしかない。
 元をだたせば、習近平が幼いころからの「始皇帝になる」という妄想を、脳出血死の前に実現することで冥土の土産にしようとする意図から始まったもので、それ以上の意味はない。

 中国共産党の強欲・残虐は、どこからくるのか? 2021年03月30日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1448.html

 習近平もプーチンも独裁者の姿が酷似している。世界には独裁者が数多い。ブラジルのボルソナーロ、フィリピンのドゥテルテ、トルコのエルドアン、さらに絵に描いたような独裁者として、ベラルーシのルカシェンコ、ハンガリーのオルバン、またアフリカには利権目的の独裁指導者が掃いて捨てるほどいる。
 日本の影の首相、竹中平蔵も忘れてはいけない。

 彼らが独裁指導者になる理由は、大統領の権限を利用して儲けることができることが一番だが、次に、名誉欲であり、自分が特別な人間として人々に君臨することに陶酔したいからだ。
 そして、自分の大きさに自己陶酔できる要素といえば、権力の大きさ、そして領土の大きさである。中国やロシアは、世界最大級の広大な国土を支配下においているが、大きければ大きいほど、強欲を満たして自己陶酔を麻薬のように深めてくれるのだ。

 だから、領土を一寸とも失うことは、自分の肉体を切り刻まれているいるように感じるのが習近平やプーチンである。
 習近平も、自分の目が黒いうちに、台湾や尖閣、ブータンやミャンマーを支配下に置いて、自分の権力の大きさに陶酔したいのだ。それによって、自分が世界一尊敬される人間であると妄信しているわけだ。

 だが、現実には、世界は人間社会の法則どおりにしか動かない。それは、「合理性への前進」であり、世界中の人々が幸せになる方向に進むということだ。
 習近平やプーチンの領土拡大妄想は、この前進法則に完全に敵対している。
 だから、矛盾がたくさんの人々を苦しめるようになれば、ありとあらゆる人間の営みから敵対視されることになる。

 現実的に言うと、たぶん、もうすぐ習近平は脳動脈瘤破裂で死亡する。それから李克強が代わって権力を掌握できるかといえば、そうは問屋が卸さない。
 習近平体制の下で巨大な利権を作り出した人民解放軍や武装警察が、独自の権力を作り出し、李克強らを追放にかかり、中国は内乱に突入する。

 その過程で、日本や米軍に対する軍事攻撃も行われる。核兵器も使われるだろう。
 私はEMP爆弾が使われ、日本列島の電気電子インフラが壊滅的に破壊されると予想している。
 日本は南海トラフ巨大地震も加わって、自民党のおバカ政権の無能さから国としての体をなさなくなる。
 そこに、北海道を強奪する目的で、ロシアが軍事的に侵入し、大変な被害が生まれる。日本列島は、米軍とロシア軍の対峙する前線となる。

 たぶん、こんなところが、これから数年後の予想である。
 大都市は悲惨な地獄、ちょうど1950年代初めの朝鮮半島のようになってしまう。日本人の多くが自民党や維新、公明を支持している以上、こうした残酷な運命は避けられないだろう。

 出口王仁三郎は、日本人は三分になると予言している。総人口が4000万人になるということだ。つまり、7000万人が死ぬ。
 少しでも、子供たちの未来に貢献したいと思う人々は、深い山襞の中に隠れるように自給自足生活を実現するしかないだろう。


 とても心配な出来事

2021年04月12日 | 未分類
 私には、毎日、東大阪市でラドン常時観測をしている高井さんからデータが送られてくる。
 ラドンデータは、㎥メーターあたりのベクレル値で表示され、平均的な収束値は20~30ベクレル㎥である。
 ところが、半月ほど前から、この値が前代未聞の異常値を示すようになった。
 最高値が、かつて一度も記録されたことのない440ベクレルに達するほど濃度が上がったのだ。

 以下が、高井氏からのメールレポート抜粋(一部飛んでいる)

 10日のラドン値は、130-126-130-111-115-118(㏃)
9日のラドン値は、137-148-126-130㏃
8日のラドン値は、107-152-148-137㏃
7日のラドン値は、100-96-111-107㏃
6日のラドン値は、440-100㏃で推移しています。400㏃超えの超異常値は8日目で終わりました。 
3日のラドン値は、今しがた444㏃まで上昇しました
2日のラドン値は、429-422㏃で推移しています
4月1日のラドン値は、400-407㏃で推移しています
31日のラドン値は、概ね400㏃で推移しています
30日のラドン値は、63-400-397㏃で推移しています
29日のラドン値は、今のところ63㏃のままです。昨日からもう36時間以上続いています
28日 急上昇で59㏃です
27日のラドン値は、41-37-33㏃で推移しています
26日のラドン値は、44-41㏃で推移しています
25日のラドン値は、48-44-41-44㏃で推移

上を見ると、3月29日までは、おおむね40~60ベクレルで推移しているが、3月30日に突如、見たことのないほど高いデータが出始めて、4月6日頃に100ベクレル台に低下した。
 平均的な収束値は20ベクレル台なので、三月末の40ベクレル台でも高すぎるが、これが4月初頭には十倍以上に急上昇した。こんなデータは、観測開始以来一度も経験したことがないと高井氏は言う。

 ラドンデータは、40ベクレルを超える高い値が続き、20ベクレル台に収束すると、南海トラフ周辺で大きな地震が起きることが多い。今回は、平常値の20倍以上という超異常値で、収束したら何が起きるのか? 私は南海トラフの本番M9クラスが起きるのではないかと予想した。
 
 6日頃から収束が始まったが、なかなか平常値には戻らないものの、高濃度ラドンの原因だったのではないかと思われる地殻変動が始まった。
 4月9日深夜から、トカラ列島で大規模な群発地震が始まったのだ。
 この群発地震は、9日から始まって、12日現在まで400回以上続いてる。
 現在では、他の地震がほとんど起きなくなるほど、トカラ一色に塗りつぶされている。
 この種の群発地震は、収束時にマグニチュードの規模が大きくなる傾向があることが知られていて、これから震災級の地震になる疑いが持たれている。
  tokara01.jpg



 実は、トカラ列島は、地球上でも最大級の破局噴火を起こしたことのある鬼海カルデラに近い。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AC%BC%E7%95%8C%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%A9

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もしも高井ラドンデータが、鬼海カルデラの活動を反映しているとすれば、もしかすると大変な事態になるかもしれない。
 地球の地下は密接に繋がっているので、これが南海トラフ本番地震の前兆である可能性も否定できないし、富士山噴火に結びつく可能性も視野に入れなければならない。

 南海トラフで予想されるM9~10の巨大地震の前後には、富士山噴火が起きるとされている。以下は、やや以前だが、富士山噴火を警鐘した文章があるので紹介しておく。

 火山学者が戦慄する「すでに富士山は噴火スタンバイ」という現実 南海トラフと富士山「令和の大噴火」2019/5/29
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64713

「3.11」が状況を一変させた

富士山は日本一の高さを誇る美しい山だが、いつ噴火してもおかしくない活火山であることは、意外と知られていない。
いまから約300年前の江戸時代に、富士山は大噴火した。それ以来、地下に大量のマグマを溜め続けたまま、不気味な沈黙を保っている。

私が専門とする地球科学には、「過去は未来を解く鍵」という言葉がある。過去に起きた自然現象を調べることで、未来の事象を予測するという意味だ。

それに従ってタイムスリップすると、この1707(宝永4)年のいわゆる「宝永の大噴火」は、記録に残っている富士山噴火ではマグマの噴出量が第二位という巨大さだった。噴火は断続的に半月ほど続き、火山灰は横浜や江戸、さらには房総半島にまで降り積もって、大きな被害をもたらした。

この過去の事実をもとに、同じことがこれから起きたらどうなるかを予測するため、私は2007年に『富士山噴火 ハザードマップで読み解く「Xデー」』をブルーバックスから上梓した。幸い6刷と版を重ね、テレビ各局はこの本を参考にして富士山に関するアカデミック・バラエティー番組を次々に制作し、私も解説をつとめた。

ところが、2011年に起きた東日本大震災、いわゆる「3・11」は、富士山をめぐる状況を一変させてしまった。巨大地震から4日後、富士山の直下で地震が発生したとき、火山学者は全員、肝を冷やした。マグマだまりの直上に「ひび割れ」を起こした可能性があるからだ。

幸い噴火はまだ起きていないが、富士山はすでに「噴火スタンバイ」の状態にあると私は考えている。

富士山東京からも富士山は近い 

「令和の大噴火」は巨大地震とともに
富士山だけではない。東日本大震災以後の日本列島は、地震と噴火が繰り返される「大地変動の時代」に突入した。いまや未来を解く鍵は、過去の地震や噴火の例の中に探すしかないのである。

2030年代の発生が確実な南海トラフ巨大地震に関しても、過去に重い事例がある。
1707年、南海トラフでマグニチュード8.6という日本最大級の「宝永地震」が発生した。
そのわずか49日後、富士山が大噴火した。これが前述した「宝永の大噴火」である。
現代にあてはめれば、やがて起こるマグニチュード9クラスの南海トラフ巨大地震のあとに富士山が大噴火するということだ。

仮にいま、宝永クラスの「令和の大噴火」が起きると、ハイテク社会が受ける打撃は江戸時代とは比較にならない。
火山灰は東京に5センチメートルほども積もり、コンピュータや精密機器の小さな隙間にまで入り込んで、ライフラインのすべてを停止させる。航空機も墜落の危険があるため羽田も成田も閉鎖される。富士山周辺だけでなく首都圏全域で、あらゆる機能が麻痺してしまうのだ。

内閣府は富士山噴火を2兆5000億円規模の激甚災害になると予測しているが、この計算には含まれていない項目がある。
 近年、研究が進んだ「山体崩壊」という破局的な現象で、山が変形するほど崩壊し、膨大な岩石や土砂が高速で流れ下る。もしもいま富士山で山体崩壊が起きたら、40万人が被災する可能性がある。

 それでも強調したかったこと

 「大地変動の時代」には、それに合わせた羅針盤が必要だ。その思いで東日本大震災以後の研究成果を取り入れ、前著を全面的に書き直したのが新刊の『富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ』(講談社ブルーバックス)である。

 実は富士山は「噴火のデパート」ともいわれ、多様な噴火をして火山灰、溶岩流、噴石、火砕流、泥流など多様な噴出物を出す。本書の前半では、それぞれの危険性と、防災上の知識を解説した。
 後半では、富士山がいまどのような状態にあるのか、なぜ南海トラフと富士山は連動するのかを解き明かし、最先端の噴火予知技術についても解説した。

 プレートひしめく日本列島では「地面は揺れ、山は火を噴く」のを避けることはできない。それでも噴火の前兆をつかまえ安全に避難できるよう、火山学者は噴火予知の研究に日夜没頭している。
 人知を超える自然をコントロールすることはできないが、災害を「科学」の力で軽減することは可能だからだ。

 だが、私が本書でとくに強調したかったのは、それでも富士山は日本人の「心のふるさと」であり、多大な恩恵を与えてくれているということだ。
 自然と人間の関係を「長尺の目」で見れば、災害は一瞬の出来事であり、恩恵を享ける時間のほうがはるかに長い。そこには「短い災い」と「長い恵み」という表裏一体の関係がある。両者をよく知ることが自然を「正しく恐れる」ことにつながるのだ。

その意味では、日本人必読の書ともいえるのではと自負している。
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 引用以上

 私は、病気治療を目的に毎日、標高500メートルほどの丘に登って、恵那山の写真を撮影し続けている。すでに4年以上になる。
 そこで、晴れた日に恵那山の7合目より上に、靄(地気)がかかっていると、数日後に大きな地震が起きることに気づいた。
 今回も、数日前から「7合地気」と呼んでいる現象が続いていた。
 
 以下は4月9日午前6時の恵那山
 20210409enasan.jpg

  4月10日6時の恵那山
 20210410enasan.jpg


4月11日6時の恵那山

20210411enasan.jpg

いずれも7号目より上あたりに靄(地気)が出ていることが分かる。
 この現象が出ると大きな地震が起きることが多いが、今回はトカラ列島の群発地震の前兆かもしれない。

 だが、福島でM7クラスの地震が2回続いたこともあり、地球規模で、地殻変動が活性化しているのは間違いないので、鬼海カルデラや富士山について、警戒する必要があるかもしれない。
 富士山や相模トラフ、八丈島などで大規模な地震があると、大噴火の疑いがあり、場合によっては溶岩流が神奈川県に達すると警告されている。
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/94013

 相模原市などは、噴火の影響を直接受けると予想している人など、ほとんどいないので、大変な災害になるかもしれない。今から、事前避難のシュミレーションをしておくべきだろう。


 並木良和・本田健コンビに感じる強烈な違和感

2021年04月11日 | 未分類
 数日前、YouTubeで並木良和の最新コンテンツの表題を見てびっくりした。
 
並木良和&本田健が語る「風の時代にお金に愛される人になる!」
 https://www.youtube.com/watch?v=IrqrVBUIfk4&ab_channel=%E4%B8%A6%E6%9C%A8%E8%89%AF%E5%92%8C%2FNamikiChannel

 思わず、我が目を疑ったが、あの並木良和が「金儲け」の薦めを言い出したのか? とでんぐり返ってしまった。
 内容は、相変わらず、ひどく抽象的で、具体性のない説明に想像力の及ばない私には、なかなか理解しづらいものがある。

 しかし、本田健は明快に金儲けを薦めている。本田の写真を見ていて、私は、中江滋樹を思い出した。風貌が似ているのだ。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%B1%9F%E6%BB%8B%E6%A8%B9

 中江は私と同世代だが、一時は日の出の勢いで兜町を席巻し、投資家から神格化されていたが、最後は没落し、安アパートで焼け死んだ。詐欺まがいの金集めで、中江を信じたばかりに大損失を被った人も多かったような記憶がある。

 私には直観的に、本田が並木の人気を利用して金儲けを企んでいるように思えた。
 有名人には、その知名度を利用してやろうと、たくさんの詐欺師が蜜に惹かれる虫たちのように寄ってくる。90年代、少し有名になっていた私にも寄ってきた。
 当時は、今のようにグーグル検索は政治的思惑で検索を操作せず、閲覧数の多いサイトを優先的に表示していたから、私も結構有名だったのだ。

 今回、いろいろ調べてみると、確かに本田健の評判はよろしくない。
 https://placemakinglatinoamerica.com/the-jiyuu/

 https://mato.ma/project/liberty-hondatakeru

 結局、彼は「リバティプロジェクト」という、仮想通貨もどきの投資話で、「毎月50万円稼げる」とネット上で持ちかけて金を集めているようだが、主力は講演会運営だという。そのために、集客力のある有名人が必要だったわけだ。
 https://www.modul-int.com/crypto-assets/liberty-project/

 まさか、こんな胡散臭い、軽薄な儲け話に並木が利用されるとは思わなかった。
 霊能者というのは、金儲けを画策したとたんに霊能が失われると、美輪明宏が何度も語っていた。例えば、東日本大震災を予言した松原照子は、それから有名になって、会員制の金集め組織を作ったのだが、そのせいか、かつての鋭い霊能が影を潜め、あたりさわりのない人生訓のようなことしか書けなくなった。

 三輪とコンビだった江原啓之も、講演会がどこも超満員になり、ボロボロと儲かった金で熱海の豪邸に移住し、やはり会員制霊能クラブで金儲けに走るようになって、かつての強烈な霊能が見られなくなった。
 江原も並木とおなじように、彼の人気を利用しようとして胡散臭い人物が近づいてきて、さまざまな儲け話を吹き込んでいるようだ。
 https://ameblo.jp/mobilewallet/entry-12364398989.html

 それを最初から理解して、儲け話に一切乗らない孤高の存在が木村藤子だ。金儲けに走れば何が起きるのか? 木村や三輪はよく分かっている。
 霊能というのは、自分の心に少しでも曇りがあれば、それが濃密なフィルターとなって視界を閉ざされてしまうのだ。
 江原のように格別の豪邸に住んでしまうと、若い頃、誰に対しても同じ目線で連帯感を前提に、問題解決の相談に乗れたものが、いつのまにか上から目線になって、対等に話せなくなり、相手の気持ちも分からなくなる。

 霊能者は、死ぬまで貧乏でなければならない。絶対に特権階級になってはいけない。絶対に金儲けを誘ってはならない。その禁=掟を破れば、天から霊能を取り上げられてしまう。
 霊能者に必要な心は、「あなたが嬉しければ私も嬉しい」ただそれだけなのだ。

 財産を溜め込んだ者は、困った人を助けるにあたって「私が助けてやった」と上から目線で相手を見下すようになる。こうなれば、霊能者としての資質が失われたも同然だ。
 並木も、YouTuberで儲かるようになったのが運の尽きかもしれない。悪魔(ルシファー)の囁きに耳を傾けるようになってしまったのではないか?

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 昨日の横浜の並木講演会に友人が行ったのだが、「凄い人で、講演に感動した」と言っていた。人類が、どこから来たかについて説明したのだという。
 太陽系ではない、異なる銀河のムー文明からテレポーションしてきたのだという。

 私は高橋信次が語った「3億数千万年前に、人類の祖先がベータ星にいて、科学実験から星を破壊(たぶん科学実験中にマイクロブラックホールを作ってしまったのだろう)し、巨大UFOで地球に来て、ナイル三角州に「エデンの園」を作ったという説明に、強いリアリティ、合理性を感じていた。
 https://plaza.rakuten.co.jp/hhokari/10000/

 やがて、人類は肉体を失い、その後、岩や植物に霊的に付着して、やがて類人猿が進化してくると、再び、人類としての肉体的存在を得たのだという。
 以来、人類は、あらゆる文明で、科学技術との相克カルマに生きてきた。
 科学というものは、実は、人間同士の敵対の上に築かれる。いわば戦争と同質なのだ。だから人類が戦争を捨てない以上、科学の発展は続く。

 アトランティスも、科学実験のために滅んだ。今も、原子力開発により人類が滅亡しようとしているのは、ベータ星やアトランティス由来のカルマを解決できないで繰り返しているためと考えている。
 それは次の文明に委ねられるが、たぶん無理だろう。今の文明に未来を照らすカケラも見当たらないからだ。人類は戦争を捨てようとしていない。

 ホーキンスも以前は、「LHC(超大型加速器)がマイクロブラックホールを生成すれば地球を滅ぼす」と主張していたが、やがて、計算上、その可能性はないと言い出した。
 だが、私は、おそらくベータ星を滅ぼした核融合実験におけるブラックホールが地球を消滅させる可能性が十二分にあると考えている。
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/04/post-95996.php

 今では、核融合ブラックホールを待つまでもなく、通常の原発MOX核廃棄物の残留放射能だけでも、十分に人類を滅亡させることができる、と考えるようになった。
 何せ、MOX使用済み核燃料は、恒久保管前に、中間貯蔵施設で500年間冷却が必要であり、もし冷却が途切れれば、大量の放射能が噴き出すことになる。

 よく考えて欲しい。このデタラメな東京電力が、原子力産業が、ウソに満ちた日本政府が、これから500年も続くと思うだろうか? ありえないことだ。あと数十年でさえ持たないだろう。
 原子力産業も日本政府も滅亡する。その後は、管理者を失った核廃棄物が、パンドラの箱から放たれた悪鬼たちのように、自由自在に地球上を汚染しまくり、人類の運命を閉ざすにちがいない。

 だから、ベータ星のように、アトランティスのように、そしてムー文明のように、我々人類社会は滅び去ってゆくのだ。
 それは数億年前からのカルマを、この社会は、またも返すことができなかったということだ。

 私は、すでに人類の滅亡は必然性スケジュールに組み込まれていると思う。もう、現世文明のなかでの未来は存在しない。我々は滅亡するしかない。
 それは出口王仁三郎が「大立て替え」として100年近く前にすでに予言している。
 
 結局、今の日本社会で、原発がもたらす本当の未来を理解できる人がほとんどいない状況では、何の救いもない。私がどれほど叫び続けても、原発核廃棄物は世界を覆ってゆく。
 そして人類の遺伝子は乱れ、ボロボロに破壊され、健全な人間は少なくなって行く。一方で金儲けと戦争に励む人は増え続ける。

 私が冒頭で、並木良和への違和感を表明した理由は、「金儲けと戦争が、人類の未来を閉ざす」からなのだ。「金儲け」志向が、どんな社会をもたらすか?
 それは竹中平蔵やビルゲイツのビジョンに鮮明に現れている。新自由主義思想を知れば、それがルシファーのもたらした思想だということがよくわかる。
 霊能者が「金儲け」を口に出したとき、それは、未来を捨てることを意味すると私は思う。


いよいよ放射能海洋投棄

2021年04月10日 | 未分類
 日本政府(原子力産業寄生政党)が、フクイチ放射能汚染水の海洋投棄を決定したのは昨年、2020年10月だった。
 海洋放出を政府が決定へ 福島第一原発の汚染処理水 2020年10月15日
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/62141

 これに対して、太平洋各国から懸念の声が出ていたが、グリーンピースの意見に説得力があるので紹介する。

  国際法は、国境を越える汚染の防止を求めている。2019/8/7
 https://www.greenpeace.org/japan/sustainable/story/2019/08/07/9848/

 国際法は、国境を越えておこなわれる重大な汚染の防止を求めています。

 1982年に採択された「国連海洋法条約(UNCLOS)」第194条(2)は、
「いずれの国も、自国の管轄又は管理の下における活動が他の国及びその環境に対し汚染による損害を生じさせないように行われること並びに自国の管轄又は管理の下における事件又は活動から生ずる汚染がこの条約に従って自国が主権的権利を行使する区域を越えて拡大しないことを確保するためにすべての必要な措置をとる」としています

 つまり、国境を超えて環境破壊の被害が出ないように、あらゆる手を尽くしてください、ということです。

昨年、日本政府は汚染水をどうするかについて報告書をまとめて選択肢を5つ示しました。

 地層注入、地下埋設(コンクリート固化)、海洋放出、 水蒸気での大気放出、水素での大気放出です。
 これらは自然環境の中に捨てるものです。とくに海洋放出は、日本が管轄する区域を超えての汚染の拡大にあたります。そうしないための措置をとるべきです。

 汚染水の「排出基準超え」問題が2018年9月に発覚してから、環境放出への反対の声が高まり、現在国の委員会で長期保管という選択肢が検討されつつあります。
 あくまでも環境に放出することのないよう、注目していきましょう。

詳しくは>>「東電が汚染水を海に流してはいけない4つの理由」

 薄めて流してはダメ
 また、同じ国連海洋法条約の第195条では「いずれの国も、海洋環境の汚染を防止し、軽減し又は規制するための措置をとるに当たり、損害若しくは危険を一の区域から他の区域へ直接若しくは間接に移転させないように又は一の類型の汚染を他の類型の汚染に変えないように行動する」とあります。

 タンクの中の放射能汚染水を海に捨ててしまうのは、危険の移転にあたるのではないでしょうか。
そのまま流せば日本の排出基準を超えるけど、「水で薄めて海に放出して構わない…」 日本の原子力規制委員長の更田豊志さんは、かつてそんなことをいいました。

 どうしたら放出できるか、ではなく、放出しないために「行動する」ことが求められています。

 2011年にした約束

 2011年、東電福島原発事故発生直後、日本は「継続的な海洋モニタリングの維持と強化、放射性物質の拡散の影響の調査と決定、調査結果の公表に全力を尽くす」、 「海洋への流出を最小限に抑える方法を研究する」(LC / SG 34/15の付録8)とロンドン条約/ロンドン議定書締約国会議の場で約束しました(注1)。

 2018年のロンドン条約/ロンドン議定書締約国会議でのやりとり

 2018年11月に開催されたロンドン条約/ロンドン議定書締約国会議にオブザーバーの資格で参加したグリーンピースは、日本政府の2011年の発言に触れた上で、汚染水の処理がうまくいかなったこと、また、汚染水の海洋放出が選択肢にあがっていることについて、地域的にみても国際的にみても、深く憂慮すべき事態であると発言しました。

 そして、1990年代にロシア軍が放射性液体廃棄物を日本海に投棄していたが、それをやめることができたのは、当時、日本をはじめとする国際的な協力があったからこそだったと述べました(注2)。

 これに対し、日本政府の代表団は、「当該の件はロンドン条約/ロンドン議定書の範囲外ジ(注3)と承知しているものの、廃液の最終処分については決定されていない、地域の住民や專門家の意見を聴取している最中であり、最終処分の方法を検討中である」と述べました。
 そして、「最終処分がいなかる形になろうとも、放出する際の放射能のレベルはトリチウムを含め、規制で許可されている値以下になる」と述べました。そのために東電が再度の処理を行うとも報告しました。そして、最後に、これらの廃棄物管理を今後どうするかについては透明性をもって国際社会に説明し続けることを約束しました。

 こうした日本政府の代表団の発言に続いて、韓国政府の代表団が、日本による情報提供に感謝の意を表し、放射能汚染水が海洋に放出される可能性は、近隣諸国の重大な関心事であり、引き続きの情報共有を歓迎するとしました。

 会議を運営している国際海事機関(IMO)もまた、同様に日本に感謝を表し、継続的な情報提供に期待を寄せました。
 IMOホームページより

日本政府は引き続き、国際社会に説明を

 グリーンピースは、8月2日、秋に開かれるロンドン条約/ロンドン議定書締約国会議の場でも日本政府が丁寧な説明をおこない、国際社会に情報を共有することを期待する意見書を国際海事機関に提出しました。

 日本政府に対しても非公式に事前に質問を送っています。

 ロンドン条約/ロンドン議定書締約国会議(10月7日〜11日)には、グリーンピースも参加します。今年も東電福島原発敷地内にたまり続ける放射能汚染水について、注意を喚起します。

 日本の国内からも声を

 日本政府は、国際社会に「地域の住民と専門家の意見を聞いているところ」と説明しています。「汚染水を海洋放出しないで」の声を届けましょう。

 注1:第40回ロンドン条約/第16回ロンドン議定書締約国会議 報告書より

 上記のやりとりについては、元の英語からグリーンピースが翻訳しています。

注2:グリーンピースは、1993年にロシアが放射性廃棄物を日本海で海洋投棄している現場を明らかにしました。 その結果、国際的な批判が高まり、ロシアは投棄を中止。同年、 ロンドン条約締結国会議で放射性廃棄物の海洋投棄全面禁止が決議されました(ただし陸上からの排出は除く)。日本政府は、ロシアに対して、液体放射性廃棄物の処理施設の建設を支援するなどの協力をしました。

注3: ロンドン条約では、船で海に運んで投棄することを禁止していて、陸上からの放出は適用範囲外。

注4: グリーンピースによる意見書
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  日本政府は世界中から寄せられた反対意見に怯んでか、昨年11月から実施するはずだった海洋投棄を延期させることにした。しかし、5ヶ月後の昨日、再び海洋投棄の実施を表明した。

 福島第1原発処理水、海洋放出へ 政府、13日にも閣僚会議  2021年4月9日
 https://www.sakigake.jp/news/article/20210409CO0072/

 東京電力福島第1原発で汚染水を浄化した後の処理水の処分に関し、政府が海洋放出の方針を固めたことが分かった。13日にも関係閣僚会議を開いて正式決定する。関係者が9日明らかにした。

 決定すれば2013年から続く処理水の扱いを巡る議論の大きな節目となる。しかし、原発事故に加え二重の風評被害が出るとして地元や漁業者の懸念は大きい。全国漁業協同組合連合会(全漁連)は「海洋放出は絶対反対」としており、放出には風評対策や補償制度の具体化が課題になる。

 東電は風評被害が出れば賠償を検討する方向で、額が膨らめば経営に痛手となる可能性もある。
**********************************************************:
引用以上

 【東電は風評被害が出れば賠償を検討する方向】
 これを見て嘲笑しなかった人は少ないだろう。東電は、フクイチ事故に関する賠償責任の大半を、自民党政権を通じて、日本国民の血税に転嫁してきたからだ。
 いったい、「風評被害」とやらのオブラートにくるんだ放射能被曝の実害を、誰が賠償するのか?
 たまには、東電社員と汚染水投棄賛成派議員だけで賠償してみやがれ!

 実は、フクイチ汚染水は、東電の説明するようなトリチウムばかりではない。
 上と同じく、グリーンピースから引用する。

 東電が汚染水を海に流してはいけない4つの理由
 https://www.greenpeace.org/japan/sustainable/story/2019/07/23/9618/

 東京電力福島第一原発の敷地内には、放射能で汚染された水(汚染水)がたまり続けています。多核種除去設備(ALPS)で処理した水など合計で100万トンを超えています。

 ALPSでは、トリチウムは取り除けませんが、62もの放射性核種を基準値以下にすることになっていました。しかし、2018年9月、東電は、ALPSで処理した水のうち、84%が基準を満たしていなことを明らかにしました。

 処理水を今後どうするかについては、海への放出も選択肢となっています。海洋放出は、海洋環境を汚染し、漁業者にも大きな打撃を与えます。すでに事故により甚大な被害を被っている被災者の方々に、汚染水の海洋放出によって追い打ちをかけるようなことがあってはなりません。

 東電は溶けた核燃料を冷やすために、毎日数百トンの水を原子炉に入れています。また、山側から海側に流れている地下水が原子炉建屋に流れ込んでいます。これらの水は高濃度の放射能汚染水になっています。

 地下水が原子炉建屋に流れ込んでしまうのは原子炉建屋の位置が低いため。建設段階で、海水の汲み上げコスト削減のために原子炉建屋の位置を海面近くまで掘り下げました。そのために今、地下水が原子炉建屋に流れ込み、汚染水を増やしています。

 汚染水の処理

 東電はこの汚染水のリスクを下げるため処理をしています。まず、セシウムとストロンチウムを分離、その後、他核種除去設備(ALPS)で、トリチウム以外の62種類の放射能を分離することになっています。
 今、100万トンを超える処理水が、福島第一原発の敷地内のタンク約1000基に保管されています。

 汚染水を海に流してはいけない4つの理由
国は、海洋への放出を有力な選択肢として検討していますが、それは許されません。

 理由1 取り除くはずのものが取り除けていない

 2018年8月、「トリチウム水をどうするか」の公聴会の直前、トリチウム水に基準を超えるストロンチウム90、ヨウ素129などの放射性核種が含まれていることが発覚しました。フリーランスライターの木野龍逸氏は、データを精査し、ヨウ素129(I-129)、ルテニウム106(Ru-106)、テクネチウム99(Tc-99)なども基準値を超えていたと報道しています。

 公聴会では、海洋放出に対して反対意見がほとんどを占めました。

 東電は、トリチウム水89万トンのうち8割強である約75万トンについて、基準値を超えていたことを明らかにしています。東電は放出するときには基準値以内にしてからと言っていますが、取り除くはずのものが取り除けていません。流すときには薄めればよいという問題ではありません。

 理由2 トリチウムにはとくに内部被ばくのリスクがある

 トリチウムの半減期は12.3年です。リスクが相当低くなるまでに100年以上かかります。体内に取り込まれたトリチウムが半分になるまでには10日程度かかります。放つエネルギーは非常に低いものの、体内に存在する間に遺伝子を傷つけ続ける恐れがあります。また、体内で有機結合型トリチウムに変化すると体内にとどまる期間が長くなります。

 理由3  国際法は「最善の手段を」と言っている

 日本も批准している「国連海洋法条約」では「いずれの国も、海洋環境を保護し及び保全する義務を有する」としています(第192条)。

 そして、第194条には「いずれの国も、あらゆる発生源からの海洋環境の汚染を防止し、軽減し及び規制するため、利用することができる実行可能な最善の手段を用い、かつ、自国の能力に応じ、単独で又は適当なときは共同して、この条約に適合するすべての必要な措置をとるもの」とあります。

 陸上でタンクで保管するという「実行可能な最善の手段」があるにも関わらず、海洋放出することは海洋環境保護の観点から認められません。

 理由4 トリチウム分離技術は存在する

 国の委員会の報告書では「トリチウム分離技術の検証試験の結果を踏まえ、直ちに実用化できる段階にある技術が確認されなかったことから、分離に要する期間、コストには言及していない」として、分離については選択肢となっていません。しかし、実際にトリチウム分離はアメリカなどでおこなわれています。より時間をかけて、検討すべきです。

 汚染水は、長期保管し、その間にトリチウム分離技術の開発を

 汚染水をどうするかーーそれを決定する際に、もっとも考慮すべきは太平洋の沿岸に住む人々の暮らしと健康、そして広い海全体の環境への影響です。
 現在、国は汚染水をどうするかについて、従来の、海洋放出や水蒸気の形での大気放出などの選択肢に加え、陸上保管も選択肢に加えると報道されていますが、予断を許しません。

 現段階で最善といえるのは、陸上で長期保管し、並行してトリチウムを含む放射性核種の分離・回収技術を開発・適用することです。
 
 2019年12月24日、汚染水処理対策委員会宛に、汚染水を意図的に放出せず、並行してトリチウム分離技術の開発・適用を求める署名4万1521筆を提出しました。
 そもそも、海洋放出は、すべての放射能が基準以下であることが前提ですが、タンク内の水の8割に基準を上回る放射能が含まれています。

 それを「二次処理」して基準値以下にする、ということですが、「二次処理」で基準値以下になるのか、疑問です。
*****************************************************************
 引用以上

 すでに、私のブログで汚染水問題をくり返し取り上げている。

 炭素14問題 2021年03月12日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1430.html

とうとうフクイチ放射能汚染水、海洋放出へ……東電の株価を守るために 2020年10月16日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1281.html

  福島第一原発 トリチウム放出計画について 2019年12月24日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-975.html

 他にもあるが、この数年、グーグル検索では私のブログが政治的理由でほとんど表示されなくなっていて、なかなか探しづらい。
 問題の本質は、日本政府と東電が、フクイチ放射能汚染水を海洋投棄したい理由は、決して「敷地に余裕が少ない」からではない。東電福島第一原発には、まだ未使用地(使用済核燃料中間貯蔵用地)が渋谷区ほどの面積、野原になって残っている。

 なぜ、ここにタンクを増設しないか、また小出裕章氏が指摘するようにフクイチ港に廃棄タンカーを係留して、貯蔵できるのにやろうとしないのか?
 その本当の理由は、「これ以上、金をかけたくない」に尽きる。
 事故処理費用が際限もなく膨らんでゆけば、東電幹部たちの退職金や、自民党議員の大半が保有しているとされる東京電力株式価格が下がって、無価値になるからだ。

 東電の説明するように、もしこれが本当にトリチウムだったなら、100年ほど貯蔵するだけで、ほぼ無害化するのだ。だが、実際には、トリチウムと見せかけて、その正体はストロンチウム90やプルトニウムXだと思った方がいい。
 ストロンチウム90の毒性はセシウム137の300倍、骨癌・糖尿病・膵臓癌などを引き起こし、無害化するまで、まだ300年かかる。プルトニウム至っては、人類が5回くらい滅亡と再生を繰り返す期間でも完全無害にはならない。

 だから、敷地内で数百年間保管して放射能の減衰を待ち、さらにプルトニウムなど超有害核種除去技術の発展を待たねばならない。
 そもそもMOX使用済み核燃料は、500年間中間貯蔵冷却を行わなければ恒久処理場に入れることさえできないのだから、汚染水処理も似たようなものだ。
 だが、それには金がかかる。経営幹部の退職金に影響しそうだ。株価も下がるだろう。これが海洋投棄の本当の理由に他ならない。

 それでも菅義偉政権は、今日にも閣議決定し、来月あたりから海洋投棄を始めるだろう。怒った福島漁民が自爆テロを敢行しても何の不思議もない。
 福島漁民は「札束で頬を殴れば言うことを聞く」と東電に舐められているのだ。
 海洋投棄をやってしまえば、もう完全に取り返しがつかない。この汚染水を薄めて放出と下劣能書を垂れ流してはいるが、海洋生物には放射能を濃縮する力が備わっている。

 海洋生物生態系のなかで、一次宿主であるゴカイやエビなど底生生物、それを食べる底生魚類、放射能をどんどん際限なく濃縮してゆく生態系上位生物である、マグロ・イルカ・鯨そして人間に、どんどん放射能内部被曝が進んでゆくのだ。
 薄めたって、生物がいる以上、濃縮が進むことは常識のはずなのだが……。
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 さて、海洋投棄の結果、何が起きるのか? 自民党政権は、よくウラジオストック沖に投棄された原子力潜水艦の放射能を引き合いに出すが、実は、まだウラジオ沖では、放射能が漏れ出しているのは、ごく一部であって、本番は潜水艦が完全に腐食する、これからなのだ。本格的汚染は、まだ半世紀先になるだろう。

 原子力潜水艦による海洋汚染
 https://atomica.jaea.go.jp/data/detail/dat_detail_01-08-01-20.html

 http://oneoflibrarians.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/21-5d04.html

 ロシアがやっているから、日本もやっていいわけではない。まして日本は、完全な条約違反の汚染レベル廃水を莫大な量、放出する。間宮海峡あたりで放出するわけではない。福島沖で放出するのだ。
 太平洋魚介類は、ほぼ完全に放射能汚染される。風評被害ではない。文字通りの実害がやってくる。東電は、それほどまでして幹部の退職金と株価を守りたいのだ。

 もうこうなれば、戦争が起きても不思議でないほどの人権侵害であり、暴動が起きない方が不思議というしかない。
 きっと、暴動鎮圧のための札束が空を飛び交うことだろう。