リカバリー志向でいこう !  

精神科医師のブログ。
弱さを絆に地域を紡ぎ、コンヴィヴィアルな社会をつくりましょう。

★お知らせ★




思うところがあってFC2ブログに引っ越しました。 引越し先はこちらで新規の投稿はすべて引越し先のブログのみとなります。

穂高の一箱古本市

2010年11月15日 | Weblog


穂高駅前商店街、穂高神社周辺で開催された一箱古本市に一日だけ参加して来た。
長野県では高遠の一箱古本市が有名だが、「安曇野ブランドデザイン会議」の既存商店街活性化プロジェクトが主催して初の開催。
少し離れたところにある図書館の祭りと日程をあわせての開催だ。
出展者は約20組。
本とは関係のないカエルグッズの展示販売も・・・。
いっそ古本を中心としたフリーマーケットにすればもう少しにぎわうかもと思った。



面白そうだったので2日目より(ほぼ)飛び入りで参加した。
約2000冊の蔵書の中から、よりすぐった本約300冊(段ボール6箱)を持参。
本屋(古本屋、ブックカフェ)を開くという夢がプチ実現。

すでに読みおえていて読み返すことがはなさそうだったり、図書館や書店ですぐに手に入るくらいの有名な本。
手元には置いておくほどではないが、古かったり内容がマニアックすぎて売れなさそうではない本を厳選。

文庫も新書も単行本もすべて1冊100円で販売。

IT関係、介護関係、医療関係、環境関係、自己啓発系、ビジネス書など並べ方に文脈をつくって並べた。
七五三の親子連れや、わざわざ来てくれたらしい人、近所の人、主催者、他の出展者などで多少の人通り。

朝10時から午後3時までの5時間で60冊程度が売れた。

それほどお客さんは多くはなかったが5冊、10冊まとめて買っていってくれた人もいた。(趣向があうのだろう。)

街作りをめぐっての主催者や本を巡ってのお客さんとのコミュニケーションも楽しい。
お客さんの中に、自宅を改造して私設の文庫をやっており週2回、3時間ずつ解放している人もいて案内をもらったので今度行ってみようと思った。

やや肌寒くこの季節が限界という感じ。
また機会があれば参加したい。(フリマでやっても良いかもしれない。)


一箱古本市の歩きかた (光文社新書)
南陀楼綾繁
光文社