私はウーロン茶派です＆続ひとりのためにみんながいるよ。

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ちなみに私はサントリーのウーロン茶好きです。と前置きはここまでで、これからが本題ですよ。

今日、森山良子さんの「あなたが好きで」のマキシＣＤを買ってしまいました。私は２００２年版を図書館で借りて聴きましたが、ドラマ用に作られた今回のバージョンは千住明氏のアレンジでオーケストラバージョンです。

ケータイの着うたにも入れましたが、歌詞が考えさせられます。それは「深く傷つき泣いた夜も孤独さえも２人がこんな風に出会うための道標」に出ています。

２００４年の紅白でこの曲を聴きましたが、頭の中は翌日の郵便局のバイトが起きれるかどうかで不安でした。

訓練校の終了が１１月の半ばで、訓練校の帰りにハローワークに行けばよかったのに、終わるのがいつも早くて３時３０分頃と言う時間帯で、行くのが難しかったという言い訳で終了の日を迎えました。１２月に入ると仕事はないし、離婚調停も大詰めで離婚届は出さなきゃいけないし、荷物も引き取りに行かなきゃいけないしで大変で、荷物の処理でリサイクル店に行く毎日でした。

仕事もないし、お金もないでどうしようで悩んでいて、家の近所に郵便局があり、ゆうメイトの募集をしていたので応募したら時間が不安定だったので親が激怒してしまい、郵便局の人に頭を下げて時間を変えてもらうことで解決しましたが、現実には正社員で働きたい気持ちでいっぱいでした。

そんな不安定な気分を救ったのが森山さんの声でした。

一番孤独を感じたのはお正月でした。当時は母もバスの営業所のまかないの仕事をして元旦も仕事でした。元旦の朝起きておせちを食べて自転車で郵便局に行き、仕分けの仕事をしていました。仕分けをしながら「正月早々なんでこんなことしなきゃいけないの」というつらい気持ちでいっぱいでした。それがあったからがんばれたのではないかと思います。

「あなたが好きで」と前回書いた「いとしのエリーとおふくろさん」にちなみ、サザンの原さんの自伝「娘心にブルースを」を図書館で読み直したが、実は桑田さんはサザンがデビューした翌年の１月に原さんに「結婚しよう！」と言ったもの、桑田さんの口から「好きな人がいる」と告白され、２人は涙を流し、別れを考えた。しかし、音楽で強く結ばれた桑田さんと原さんはそれに打ち勝ち、再度桑田さんは原さんにプロポーズする。その経験が「いとしのエリー」がうまれるきっかけだと言う。「いとしのエリー」は大ヒットし、サザンはデビュー以上にハードなスケジュールの中で生活をするが、２人が結婚するのはプロポーズから３年だと言うところを見ると生活の基盤がきちんとしてからと言うのがあったのではないかと思います。

「あなたが好きで」を聴いてムチャクチャ切なくなるのは自分自身も離婚などで失ったものを何とか取り戻すよりも、相手のことをよく考えていたのと言う問いかけもあるのではないかと思います。