徳育社≪九州オフィス≫スタッフブログ

~高校生のための大学受験応援ブログ~

文系科目の勉強は根気よく!

2016-02-13 13:46:44 | 日記
理系と文系に2年生からはクラスが分かれていると思います。

受験科目と内容が違ってくるからですね。

理系科目と文系科目は勉強の性格が異なります。


理系科目は単元ごとに内容が全く変わってきます。

2次関数はできるけど、数列はダメ!とかよくありますよね。

数学や物理、化学などの理系科目は、もちろん計算力や積み重ねも必要ですが、単元ごとに独立した勉強ができます。

ところが、英語や国語などはこれはできません。


単語だけやれば英語で点数が取れるか?

無理ですね。

文法だけやれば長文が読めるか?

これも無理ですね。


きちんと単語、文法、長文読解、英作文と積み上げていく必要があります。

つまり、一朝一夕に点数は上がらないということです。

根気よくやることが大切ですね。


その代わりに、ある日突然長文が読めるようになったり、リスニングが聴き取れるようになったりします。

語学の特徴です。


国語も同様ですね。

古文・漢文は英語と同じように、単語、文法、長文読解と積み上げていく必要があります。

現代文は長文読解法を勉強して、問題演習で読解力を身につければ、あとは漢字、文学史くらいですから、むしろ楽です。


3年生になって、目の前の課題やテストにとらわれていて、受験に必要な勉強(基礎から積み上げる)をしないでいては、模試の成績はいつまでたっても上がりません。


なので、コツコツやる勉強(基礎固め)が大切です。

早ければ早いほど結果も早く出ますから、早い者勝ちということですよ!!ヽ(^。^)ノ



☆ドラゴン


人生は一所懸命!

2016-02-06 12:21:55 | 日記
「今年こそ一生懸命にがんばります!!」

2年生のA君がそう宣言しました。

よくスポーツ選手でもこういうコメントを聞くことがありますね。

その度にこう思います。

「がんばるのは当たり前だよね。でも、一生懸けてたら間に合わないよね?」


さあ、A君の言葉のどこがいけないのでしょうか?

一生懸命は、“一生”命を懸けることですね。

スポーツも受験勉強は一生かかっていては間に合いません。

締切があるからです。


一生ではなく“一所”懸命でないと結果は早く出ないんですね。

今、その時が“一所”ですから、必要な時にがんばるということです。

それを続けていくことで結果が早く出ます。


それから、“がんばります”というのは当たり前で、がんばらずにことを成す人はいません。

正しくは“やります”ですね。

つまり結果にコミットメントしているんです。

ですから「必ずやります」というのが正しい言い方です。

覚悟して、決心しているとこうなります。

覚悟も決心もしていないから、とりあえず「がんばります」というのとは全然違います。


厳しい言い方かもしれませんが、そのくらいでないと結果は出ないからです。

受験もダイエットも、本当に真剣になってやらないと、自分が思う通りにはならないからです。

言葉は正直ですから、自分が思わないことは言えません。


2年生の皆さん、今年はそういう気持ちで取り組んでくださいね!

自分の目指す結果にコミットメントしてください!

来年の春に笑顔が見られるようにね!!(^o^)丿

















大丈夫、おまえは素晴らしいんだから!

2016-01-30 13:56:12 | 日記
最近ネット動画でも話題になった本があります。

野口義則・著「僕を支えた母の言葉」です。

これは実話だそうですが、一部抜粋してご紹介します。

・・・・・・・・

僕が3歳のとき、父が亡くなり、その後は母が女手ひとつで僕を育ててくれた。

仕事から帰ってきた母は疲れた顔も見せずに晩ご飯をつくり、食事の後は内職をしていた。

毎晩遅くまでやっていた。

母が頑張ってくれていることはよく分かっていた。

だけど、僕には不満もいっぱいあった。

(中略)
 
僕はいつしか母にきつく当たるようになった。

「おい」とか「うるせー」とか生意気な言葉を吐いた。

「ばばあ」と呼んだこともあった。 

それでも母は、こんな僕のために頑張って働いてくれた。 

そして、僕にはいつも優しかった。

 
小学校6年のとき、初めて運動会に来てくれた。
 
運動神経が鈍い僕はかけっこでビリだった。 

悔しかった。 

家に帰って母はこう言った。

「かけっこの順番なんて気にしなくていいよ。おまえは素晴らしいんだから」

だけど、僕の悔しさはちっともおさまらなかった。

 
僕は学校の勉強も苦手だった。 

成績も最悪。 

自分でも劣等感を感じていた。 

だけど、母はテストの点や通知表を見るたびにやっぱりこう言った。 

「大丈夫、おまえは素晴らしいんだから」


僕には何の説得力も感じられなかった。

(中略)
 
僕は中学2年生になったころから、仲間たちとタバコを吸うようになった。

他の学校の生徒とケンカもした。 

(中略)

僕は校内で、ちょっとした事件を起こした。 

母は仕事を抜けて学校にやってきて、いつものように謝っていた。
 
教頭先生が言った。 

「お子さんがこんなに悪い子になったのは、ご家庭にも原因があるのではないでしょうか」 

その瞬間、穏やかな母の表情が変わった。

「更生は心から信じてあげることから始まる」

母は明らかに怒った眼で、教頭先生をにらみつけきっぱりと言った。 

「この子は悪い子ではありません」 

その迫力に驚いた教頭先生は言葉を失った。 


母は続けた。
 
「この子のやったことは間違っています。親の私にも責任があります。

ですが、この子は悪い子ではありません」 

僕は思い切りビンタを喰らったような、そんな衝撃を受けた。

僕はわいてくる涙を抑えるのに必死だった。 

母はこんな僕のことを本当に素晴らしい人間だと思ってくれていたんだ・・・ 

あとで隠れて、ひとりで泣いた。 


翌日からはタバコをやめた。 

ケンカもやめた。 

仲間たちからも抜けた。 


その後、中学校を卒業した僕は高校に入ったが肌が合わなくて中退した。 

そして仕事に就いた。 

そのときも母はこう言ってくれた。 

「大丈夫、おまえは素晴らしいんだから」 



僕は心に誓った。

「これから僕が頑張って、母さんに楽してもらうぞ」
 
だけど、なかなか仕事を覚えられなくてよく怒鳴られた。
 
(中略)
 
怒鳴られるたびに落ち込んだけど、そんなとき、僕の心には母の声が聞こえてきた。 

「大丈夫、おまえは素晴らしいんだから」 

この言葉を何度もかみしめた。

そうすると、元気がわいてきた。勇気もわいてきた。  

「いつかきっと、僕自身の素晴らしさを証明して母さんに見せたい」 

そう考えると僕はどこまでも頑張れた。 



仕事を初めて半年くらい経った時のことだ。

仕事を終えて帰ろうとしていたら、社長がとんできて言った。

「お母さんが事故に遭われたそうだ。すぐに病院に行きなさい」

 
病院に着いた時、母の顔には既に白い布がかかっていた。 

僕はわけがわからなくて、何度も「母さん、母さん!」と叫びながら、ただただ泣き続けた。
 
(中略)
 
葬式の後で、親戚から聞いた。 

母が実の母でなかったことを。

実母は僕を産んだときに亡くなったらしい。

母は、そのことをいつか僕に言うつもりだったのだろう。 

もしそうなったら僕はこう伝えたかった。 

「血はつながっていなくても、お母さんは僕のお母さんだよ」

 
あれから月日が流れ、僕は35歳になった。 

今、改めて母にメッセージを送りたい。 

(中略)   

あれから、僕なりに成長し、僕は結婚して、子供もいるよ。 
 
規模は小さいけど、会社の社長になって社員たちと楽しくやっているよ。 
 
まだまだ未熟な僕だけど、僕なりに成長してきたと思う。 
 
その成長した姿を、母さんに見てもらいたかったよ。 

 
「おまえは素晴らしい」って言ってくれた母さん。 

その言葉は間違っていなかったっていう証拠を見せたかった。   

そして、それを見せられなかったことが残念でならなかった。

   
だけど、最近気づいたんだ。

母さんは、最初から僕の素晴らしさを見てくれてたんだよね。

証拠なんてなくても、心の目で、ちゃんと見てくれてたんだよね。 
 
だって、母さんが「おまえは素晴らしいんだから」って言うときは、まったく迷いがなかったから。

母さんの顔は確信に満ちていたから。
    
(中略)
    
大好きな母さん。   

居る時に限って「ありがとう」って伝えることが出来なくて。  

母さんに伝えられなかった「ありがとう」を自分の大切な全ての人に、優しさとして伝えていきたいと思います。


野口義則・著「僕を支えた母の言葉」より



☆ドラゴン

落ち込んだら宇宙に飛び出せ!

2016-01-23 13:37:41 | 日記
3年生の皆さんはセンター試験お疲れ様でした!

2日間全力を尽くせましたか?


もう、自己採点をして志望校の判定も出ていると思います。

これから三者面談をして、2次の出願先を決定していきます。

今年は1月25日(月)~2月3日(水)の10日間が出願期間です。

前期、中期、後期の受験校がここで決定します。


色々な意見を聞くことも大切ですが、自分が行く大学ですから、最終的には自分で決めてくださいね。

また、一旦出願したら変更はできませんので、ご注意ください!


さて、センター試験で実力が発揮できなかったり、思わぬアクシデントや失敗をして目標点をクリアできなかった人もいると思います。

悔しいですね。(>_、「そんな暇はないぞ!前に向かって進んで行け!」と激励してください。


第一志望を変更するのであれば、当然その大学の「過去問演習」に一刻も早く取り組む必要があります。

悩んでいては次の一手が打てません。出遅れてしまいます。

ここで気持ちを早く切り替えることが、現役合格の道を開くことになります。

しっかりと自分で考えて、周囲のアドバイスももらって、前に向かって進んでいきましょう!


まだ結果が出たわけではないですよ。

これからが最終ラウンドに突入します。

最後の最後まであきらめないことが、大逆転できるたった一つのテクニックですからね!!ヽ(^。^)ノ


☆ドラゴン




私立大の入試について

2016-01-16 17:41:48 | 日記
今日、明日はセンター試験ですね。

3年生の皆さんは、全力を尽くしてくださいね!!(^o^)


さて、今日は「私立大の入試について」お伝えします。

センター試験が終わると、1月末から私立大学の一般入試がスタートします。

九州から関西、関東へ試験日は北上していきます。


私立大を第一志望に考えている人は、当然その大学の「過去問演習」はやっていますよね!

私立大のメインは一般入試ですが、これも種類がいろいろあります。

①学部入試(前期)・・・その大学で学部ごとに受験する

②全学統一入試・・・その大学で学部に関係なく受験する

③地方入試・・・全学統一入試の地方版で、地元で受験する

④後期(3月)入試・・・学部、全学などの敗者復活のチャンス

1回受験すると3万はかかります。

複数の学部を何回もいろいろな入試で受けると、さらにたくさん費用がかかります。

交通費や宿泊費、食事代など、下手すると100万くらい軽く飛んでいきます。

これはムダですよね。

本当に行きたいところに絞って受験してください。


では、どの入試のハードルが低いかですが、それは
①学部入試(前期)です。

大学によっては
②全学統一入試が低いところもありますので、前年のデータをよく見て決めてください。


もう一つ、センター利用というのができます。これも種類が多いですね。

①センター試験のみ(前期)・・・5教科、3教科タイプなどある

②センタープラス型・・・センターの点数と私立大入試の点数の組み合わせによる

③高得点採用型・・・得意教科の点数が2倍にできるなど

④後期入試・・・敗者復活のチャンス


センター利用は出願をセンター試験前に締め切るところが多いので気をつけてくださいね。

受験費用は1学部・1専攻で18000万円です。

ネット出願は15000円。2つ目からは安くなります。(10000円)

これは私立大学に出願します。


では、センター利用と一般受験では、どちらがハードルが低いかというと、主に一般受験です。

それはライバルが違うからです。

一般受験のライバルは、同じレベルの私立大を目指す受験生ですが、センター利用の場合は、それよりランクの高い国公立大志願の受験生も気軽にセンター利用には出してくるからです。

なので、本命は一般受験にして、センター利用はあくまでサブと考えましょう。

ただ、受験方法によって、自分の得意教科を生かすこともできるセンタープラスなどもあるので、よく調べてくださいね!!(^o^)丿


☆ドラゴン