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CSは売上に直結する

2010年01月07日 | CS全般


おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、CSは売上に直結するです。

CSの究極的な目的は「売上アップ」である。

エッ、目的は「満足していただいた客作り」ではないのか、といわれるかもしれないが、目的は「売上アップ」なのだ。
CSを企業が経営活動として行っている以上は、つまるところ利益を増やすことである。
では、CSは何かといえば、目標である。

CSイコール売上という直接的な表現ではなく、CSの結果として売上や利益が上がるという言い方をするが、
結果という目的であることに間違いない。だから、CSを掛け声で終わらせてはだめなのだ。

CSの向上が売上の向上に結び付ける確固たるデーターが手元にあるわけではないが、売上に結び付くことは間違いない。
それは、売上=(単価×(1+CS度))×(既納客数×CS度)で求められる。それぞれのCS度によって売上は上下する。

もっと分かりやすい話し、既納客の車検入庫台数は、車検到来台数×CS度(回帰率)で求めることが出来る。
CS度という回帰率が50%の会社と65%の会社では、到来台数が同じであれば、当然車検入庫台数は、65%の会社が多いに決まっている。

車両の代替についても同様の事が言える。代替見込み客×CS度(自社代替率)で販売台数が決まる。
自社代替率というCS度は、納車から代替時期までの期間に於けるサービスCSで決まってくるからだ。

給料はお客さまが払ってくれる。当たり前のことだが、この給料の額が多いか少ないかはCS度で決まる。
CS度が高ければ、売上は上がり給与の原資が増えるので、比例的に給与も高くなる。

CSに取り組みをされる企業は、このことをしっかりと踏まえて心して実行をして欲しい。

 
株式会社ティオ
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