自動車整備業&車両販売業のCS経営をコンサルタントする TIO21ブログ

自動車整備業、車両販売業のCS経営のためのコンサルティング、現場改善指導、制度設計、社員教育、各種セミナー・講演

サービスからホスピタリティへー5.ホスピタリティを生み出す風土

2012年11月16日 | CS全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、サービスからホスピタリティへー5.ホスピタリティを生み出す風土、です。

ホスピタリティを推進していくには、スタッフの判断と行動にかかっている。
その場その場の空気を察し、判断をくだし行動することが要求される。

正しい判断であるかどうかは、「結果」が勝負だ。
よい結果を生み出していくには、会社の風土が影響する。

儲け主義などのボリュームばかりを追い求め、評価するような風土では、
ホスピタリティのマインドは育たないし、発揮できない。

お客さまの感動や優越感を優先する風土だからこそ、ホスピタリティが
自然と発揮できるのだ。

この10月から始まったNHKの朝連ドラ「純と愛」の純が、大手ホテルスタッフとして
色々問題を起こしながら、お爺さんが創業した小さなホテル「お客さんを笑顔に変える魔法の国」
を、自分も憧れて奮闘するドラマである。

ドラマの中では、おせっかいの部分もあってお客と騒動を起こし、いつも上司に叱られているが、
それにめげずに理想的なホテル作りを目指していく。

純のこうした姿を見ていると、これが一つのホスピタリティではないかと、思うことが多々ある。
上司は、事なかれ主義で、お客に入り込んでいかないが主役の純は、お構いなしに入り込んでいく。

で、純以外のスタッフは上司に叱られないように、目に付かないように「無難」な対応を
する。それはそれで、CS的には問題ないのだが、ホスピタリティとは言えない。

やはり、ある種のお節介的なことになるのだろうが、お客に入り込むような
寄り添いが必要だ。

だから、全員が「純」になるようにするには、会社の風土作りが必要なのだ。
社長であるトップを先頭に、役職者などの中堅どころが特に、風土を形成する側になるので、
心して当たることがとても大事である。

つまり、このクラスの人たちが「儲け主義」に走っていたらホスピタリティなどは
実現できない。また、CSも低下してしまう。

ホスピタリティ溢れる会社にしたいのなら、その風土を作ることだ。


問い合わせ先 株式会社ティオ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サービスからホスピタリティ... | トップ | ワンショット:木曽路で紅葉... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

CS全般」カテゴリの最新記事