中古車の適正在庫は、在庫回転率から求める方法を前回ご紹介いたしましたが、これは、在庫量が適正ということです。 在庫量が適正だから必ず利益が拡大するとは言い切れません。
営業利益の段階で見れば、在庫量が適正になりますので、保管費用(在庫経費)や、仕入れ経費などが基本的に削減できますので、利益貢献は期待できます。しかし、粗利益においては、回転率で求めた量だけでは役不足です。
もう一つの要素が必要です。それが、利益率です。利益率とは、粗利益率(粗利益÷売上高×100)です。つまり、適正在庫は、回転率と粗利益率によって求めることになるのです。
回転率と粗利益率の掛け合わせで一番良い値を商品として在庫することです。この掛け合わせて算出された値を「交叉比率」といいます。回転率が0.7(在庫日数43日)、粗利益率15%の交叉比率は10.5(07×15)となります。
株式会社ティオ
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