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速報:エコカーワールド2010で未来を体感!

2010年06月07日 | 業界動向


おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、横浜で開催された「エコカーワールド2010」の速報です

先週の土日2日間にわたって「エコカーワールド2010」が、横浜赤レンガで開催された。昭和61年度から毎年開催しており、今年で25回目となる。横浜市では7回目の開催だ。天候にも恵まれ多くの人で賑わった。

環境省、 独立行政法人環境再生保全機構、 横浜市が主催する本イベントでは、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車をはじめとする次世代自動車(低公害車)約140台の展示と周辺機器の充電スタンドなどが展示された。

本格的に普及した近未来社会をイメージし、「働くエコカー」を中心に子供達が見て触れてることで人気があり、今年も多数の子供が親に連れられて入場し、手作りソーラーカーなど体験していた。

ベンチャー系の数社が電気自動車を展示していた。高田工業では、現在使用中のクルマのガソリンエンジンをモーターやコンデンサー、バッテリーに改造した「電気自動車」を展示していた。

また、ツシマエレクトリック社では電気自動車用のモーター、インバーターなど一式をパッケージにした商品を展示していた。軽自動車で約100万円だそうだ。メンテナンスやPL法問題などがあるが、今後こうした変身電気自動車が街中を走る時代が目の前に来ていることを感じる。

また、NPO法人日本自動車公正検定協会は、「eーzone」という電気自動車を3車種展示していた。2名定員でフル充電で100~110km(リチウムポリマーバッテリーの場合)とまずまずの走行距離である。pbセダンの場合だと本体価格税込1748千円だが補助金を使うと約半額の1078千円で購入できる。

その他にも2輪車なども多数展示され、係りの人に熱心に説明を求める姿が目立った。

あまり話題にらないが「LPG自動車」も、省エネカーとして魅力がある。HV・PHVのガソリンをLPガスに変える究極の省エネカーなども展示されていた。北海自動車工業では、ガソリンとLPガスの両方を燃料にして走行できるバイ・ヒューエル車を展示していた。こうしたLP自動車に改造するビジネスもこれからは注目されるのではないかと思う。

普及は、電気自動車の次の主役になるイメージだが「燃料電池自動車」が数台展示されていた。水素は、水から造ることが出来、燃焼後は水に戻る究極の「ゼロエミッション」である。
なんと、水素自転車なるものも展示されていたのには驚いた。


エコカーと呼ばれる次世代自動車は、政府の方針では、2030年に電気自動車とハイブリット自動車で販売比70%、燃料電池車で同13%合計83%を目指すとしている。

カーアフター業界は20年先の話として捉えるのではなく、より身近な課題として捉え、どのようなビジネスモデルを創っていくかが問われているように思う。


株式会社ティオ
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