おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、2013年 カーライフ業の指針「地域密着経営の深耕」-2.深耕するには「プロ」であること、です。
プロであることとは、信頼され、頼られる存在になるということだ。
だから、ネットで流れている情報程度の知識では、ダメなのだ。
その仕事に携わっているからこそ、知っていること、経験していることを、
情報提供でき、その上でアドバイスが出来ないとならない。
例えば、最近は「アイドルストップ」がどのクルマにも装着されている。
しかし、アイドルストップのバッテリーは高価であり、寿命が短い。
また、ブレーキの踏み方や発進が今までと違った感覚が求められる。
慣れてしまえば、どうってことないが慣れるまでは、事故の下にもなりかねない。
こうした特性を熟知していれば、シルバー世代でタウンユースが主で、走行距離も
さほど乗らないのであれば、アイドルストップなしの車種を勧めることが喜ばれる。
こうした情報などをいち早く収集するには、ディーラーが行う新車イベントに行って、
自分で試乗し営業マンの話を、しっかり聞いてくることだ。
また、カーショップに定期的に行って、何が流行っているのか。
どんな商品をどのようにアピールしているのかを、肌で感じてくること。
その上で、店員に質問し、その回答の内容について、勉強してくることだ。
今となっては、そうした人もいないと思うが、タイヤのラベリングを知らないフロントマンや
メカニックが現にいたのだ。それも初期のころではなく、それなりに経過していた時にである。
これでは、売れるものも売れない。
まして、お客さまから「信頼」される訳がない。
私の経験で、スペア―タイヤの取り出し方を聞くためにディーラーに行って、
メカニックに尋ねたところ、隣にいた営業マンに聞いて回答してくれたのだ。
些細なこととはいえ、こんなことも知らないのかー、と不安になった。
一度持った印象は、簡単には払拭できない。
ああー、この担当者に任せていたら「間違いない」、と感じていただける
ようではなくてはならない。
だから、同業者やディーラーの担当者などと、適度に情報交換するなりして、
常にフレッシュで確信が持てる引き出しを沢山持つことだ。
で、車両、燃費、オプション、メンテナンス、液油脂類、保険にいたるあらゆる
ことに対して、知識を持っていること。
つまり、カーライフに関して、何でも相談できる「プロ」になることが、
個客密着には不可欠な事なのだ。
By 株式会社ティオ
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