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これからの整備経営に必要な80%ー2.80%とは何か

2012年12月18日 | 経営・オピニオン全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、これからの整備経営に必要な80%ー2.80%とは何か、です。

80%とは、バリューチェーンに必要な3つの指標だ。
80%を追及することで、管理台数あたりの付加価値が高めらるのだ。
同時に、固定客化が促進され、本当の生涯取引を可能にする。

管理台数あたり付加価値とは、「バリューチェーン指標」ともいえる。
昔からあった経営指標だったが、あまり注目されてこなかった。
今までは、車検台あたり売上高とかの作業別の指標が重視されてきた。

しかし、バリューチェーンで総合付加価値が求められている現在では、
そのための判断となる指標が必要だ。それが「バリューチェーン指標」と呼べるものだ。

この指標を年々上げていくには、分母である「管理台数」を減らさず、
分子を上げていくことが理想だ。

この理想を追いかけていくために、3つの80%が必要なのだ。
では、3つとは何か?

一つは定期点検80%である。
これは、リストされた台数が入庫になった割合である「入庫率」ではない。
車検台数の80%、つまり点検カバー率という指標だ。

10台車検入庫があれば、点検を8台入庫させるということ。
現状から判断すると、とてつもなく高いカバー率だが、できない数字ではない。

現に、ディーラーはこのハードルをクリアーしている。
専業・兼業工場では、おおよそ17%前後という、寂しい値である。
これを、ぜひ達成していく必要がある。

二つ目が車検80%だ。
これは、入庫率である。高いハードルだが、超えていかねばらない。

最後の三つめが保険付保率80%だ。
これは、車検入庫に対する80%だ。結果、80%×80%=64%ということになる。

つまり、全管理台数の64%の付保率を目標にすること。
この3つの80%の達成が、バリューチェーンを本物にするのだ。


問い合わせ先 株式会社ティオ


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