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速報:平成24年度 自動車分解整備業実態調査結果の概要-5.改めて「地域密着経営」が必要!

2013年01月25日 | 業界動向

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、速報:平成24年度 自動車分解整備業実態調査結果の概要-5.改めて「地域密着経営」が必要!、です。

平成24年度の分解整備業の概要を
読んで思うことは、広く薄い顧客関係ではなく、狭く厚い個客関係が
必要ということではないだろうか?

ティオで言うところの「地域密着の深耕」だ。
商圏内の取引き客に密着し、その中から付加価値を上げていくことだ。

個客の属性や趣味嗜好などの属人的情報と車両情報から、何が最適かを吟味し、
それをタイミングよく「提案」することで、経営目標を達成していくことだ。

取引のデータベースから、向こう1年、2年のメンテナンス内容とサイクルを作り、
それを提案する。また、どのタイミングで代替したら、一番得になるかなどと言った、提案も必要になる。

当然、自動車保険についても「前回と一緒でいいですかー」ではなく、「今回はご家族の事情が変わったので、
この内容を自信をもってご提案いたします。いかがでしょうか」といった、個別的な対応が必要だ。

また、接客などについても「いらっしゃいませ」ではなく「〇〇様、いらっしゃいませ」といって、迎え入れることだ。
そして、趣味や特技の話しなど、そのお客さまの個人的な話題で盛り上がる対応が必要である。

サービスの良さが「CS」にはならない。
サービスは「不満」になるかどうかであって、満足の領域には入らないのだ。

だから、笑顔で接客、礼儀正しい接客では、お客さまは何も感じない。
当たり前という受け止めになる。

サービスではなく、ホスピタリティーがCSを生み出すのだ。
このことを、経営者はじめ全従業員が理解し、目の前のお客さまに接することだ。

昨日もティオブログで書いたが「待ちの経営」は、通用しない。
攻めの経営、つまり地域密着の深耕が待ったなしなのだ。


By 株式会社ティオ


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