旅の二日目は、ガイドのJさんと運転手のSさんに私たち三人。旅の終わりまでこの5人です。
昨日の運転手さんと似てるけど違うのかな?と思ったら、昨日は弟さんだったそうです。
途中でJさんの奥さんの両親の家に寄らせてもらったり、アヌーラダブラの遺跡観光したりして、
は、どんどん山奥に入っていきます。とうとう未舗装のガタガタ道をゆっくり進んでいきました。
そして着いたところがへりタンスカンダラマホテルでした。

Jさんによるとバワさんはヘリコプターで上空からどこにするかリサーチしてこの場所に決めたのだそうです。
エントランスからロビーに向かっての回廊は大きな石を回り込んで歩く廊下です。
そして天井にはいつ通ってもヤモリ君が数匹いました。

残念ながらちょっとツアー代金が安かったのか部屋にはバスタブがありませんでした。
夕方6時過ぎに汗と砂でべたべたになって着いた私たちは、すぐさま風呂代わりにプールへ行きました。

プールは3つあったのですが、初日はロビー前の一番ロケーションの良い場所にあるインフニティプールへ。
翌日ロビーから見ると湖とつながっているように見えました。
夜のプールでしたが、寒くはなく、下の写真に見える岩の上で笛を吹いてるおじさんがいて
月を見ながら笛の音聞いてとってもロマンチックでした。

館内もどうやってこの建物を・・・・と思われるような岩やでっぱりがあって、廊下も微妙に歪んでたり。
食堂の前にはラキ・セナナヤケの大きなフクロウの彫像が飛んでます。

そして食堂からは湖が目の前に広がって見えます。湖畔を散策してる人もいました。

このホテルの大きな特徴の一つは外観にもあるように思います。
バワさんはやがてホテルの建物も自然と一体化して融合してゆくように作ったそうなのですが、
この外観の写真を見るとまさにそうなっているわ。と思えました。

私たちは朝日の中、庭を散策したのですが熱帯の蔦が建物にすっかり巻き付いてすごいです。
部屋にベランダがついてるのですが、やっぱり蔦に覆われていて、まるで森の中のツリーハウスです。
窓には猿が来るので開けないようにの注意書きがしっかりありました(納得)。

敷地内のいたるところに猿はいて遊んでました。朝はプールの水飲んでました。
ジェフリー・バワさんはスリランカの建築家です。
大阪万博の時のスリランカ館やスリランカの国会議事堂も作られてます。
彼の作ったホテルで唯一内陸部にあるのがこのヘリタスカンダマラホテルです。
翌日はシーギリヤロックに登り、また遺跡観光。とどめは夕方の自然公園内のサファリで
80頭くらいの像を間近に見て、またまた汗まみれの私たちは今度は部屋近くの
夜のプールにしっかり浸ったのでした。