今日は新井南小学校へ。
妙高市こども教育課主催で「子どもと高齢者による交流会」が開かれました。
新井南小は高学年がスキー授業で不在のため、1,2年生16名。
集まっていただいた地域の方は11名。
お互いに自己紹介から始まりました。
住んでいる地域名と名前を紹介します。
1年生も2年生もきちんと自己紹介ができ、地域の方の紹介もしっかり聞いていました。
知っている人も知らない人もいて、子供たちは興味津々。
この子供たちの、地域の方を見つめる眼差しが、とてもかわいかったです。
どんな人なのかな、〇〇さんのおばあちゃんだな、とわくわく感が伝わりました。
あいさつのあとは、「昔遊び」を一緒にしました。
「昔遊び」と一概には言えませんが、用意されていたのは
おはじき、お手玉、めんこ、コマ、などです。
お手玉、二つはできるけど三つはなかなか難しい・・・
おばあちゃんたち、上手です。片手でも上手です。
コマ回しやめんこも、おじいちゃんたちに教えてもらいました。
コマは、「もっと相手のコマにぶつけて、勝ったら相手のコマをもらって
ポケットにいっぱいにしたもんだけどなぁ!
このコマは糸がすぐ取れてきてしまって、もっときつく巻けるといいよ」、
と教えてくれたおじいちゃんもいました。
紙コップでのけん玉つくりに夢中な一年生もいました。
百人一首を持参してくれたおばあちゃんもいらっしゃいました。
子供たちと遊んだあとは、地域の方も「暑いね~(笑)」と笑顔。
遊んだあとは、子供たちからのプレゼントで、手作りのペンダントと「絵」。
そして、「あさがおの種」。
どれも手書きのイラストが描かれていました。
そのあとは、楽しみにしている給食の時間でした。
写真がなく、残念ですが、この日の献立は
「ご飯、さんまの生姜煮、白菜の昆布和え、粕汁、牛乳」でした。
楽しく美味しく、いただけたのでしょうか。
少子化が進み、学校の統廃合も進む方向にきています。
校区が広がるとともに、意識をしないと地域との交流が難しくなるのかもしれません。
すぐ近所に学校があったときは、歩いて登下校する際に、道草をして
近所の人とも話をしたり顔を合わせることがありました。
スクールバスでの登下校は安全面は確保されますが、道草ができず
児童以外との顔合わせもなく、家へ帰宅となります。
地域ひっくるめての運動会や地域作業なども減少傾向だと感じます。
地域内での、近所の大人との交流。縦横ななめの関係。
いろいろな角度での交流により、育まれる信頼関係。
今回のように、少し離れた地域の方も参加いただき、世代を超えて交流ができる
機会は大人にとっても子供にとってもとてもありがたいなぁと感じました。
子どもから見た大人たち、大人からみた子供たち。
見つめあうことは、非常に大切だと、改めて感じた時間でした。