2016年11月5日
文句なしの快晴が約束されていたことから大弛峠まで約2時間30分車を走らせ、前半戦に百名山である奥秩父を代表する人気の名峰金峰山、後半戦は三百名山国師ヶ岳と奥秩父最高峰北奥千丈岳を登頂しました。
8:20 大弛峠
8:45 朝日峠
9:00 大ナギ 9:05
9:10 朝日岳
9:35 鉄山
10:05 金峰山 10:40
11:00 鉄山
11:15 朝日岳
11:40 朝日峠
12:00 大弛峠 12:05
12:35 前国師岳
12:40 三繋平
12:45 国師ヶ岳 12:50
13:00 北奥千丈岳 13:25
13:35 前国師岳
13:45 夢の庭園
13:55 大弛峠
所要時間:5時間35分
■天候:晴
■コース状況
大弛峠~朝日岳
標高の高いところからスタートするので比較的きつい急坂も少なく登れます。
朝日岳手前に絶好の展望箇所があります。
朝日岳~金峰山
一旦鞍部まで一気に下るため、帰路は逆にハードな区間となります。
鞍部より登り返して、森林限界の岩地帯をさらに進むと五丈石が聳える金峰山頂。
これからの時期岩が凍っていると滑って危険なので要注意です。
大弛峠~国師ヶ岳~北奥千丈岳
金峰山を下りて反対側から登り始めるとすぐに大弛小屋が見えてきます。
金峰山とは一転階段主体の歩きとなるので足元に注意しながら歩きたいです。
三繋平の分岐から国師ヶ岳、北奥千丈岳ともにピストン歩きの片道約5分ずつで山頂に至ります。
全体的に概ね危険箇所は少なく、ルートも明瞭です。
雁坂トンネルを車で抜けると、地元埼玉県側よりも幾らか紅葉が進んでいるような気がします。
途中道の駅まきおかに立ち寄りトイレ休憩。
山梨県側のみ舗装されている川上牧丘林道を車に我慢してもらいながらグングン標高を稼いでいきます。
途中金峰山方面を見上げると予想外に上部が白いのが確認でき、一気に気分が高まります。
大弛峠が近づくと、山梨県側の舗装林道はだいぶ下のほうから路駐が目立ち、大弛峠は完全満車状態。
しかたがないので、そのまま進み長野県側の悪路の路肩に路駐させて頂き準備を整えてから出発します。
一旦大弛峠まで歩いて戻り、まずは8:20 am百名山の金峰山から仕留めにいきます。
当初全く想定していなかった霧氷に早くも感動です。
樹林帯はいかにも奥秩父という感じの奥深い雰囲気。
見上げると美しい霧氷。
動の霧氷地帯を堪能しながら歩きます。
まだ始まったばかりだが、本当にお家でゆっくり寝ていたいのを我慢してここまで来てよかったです。
贅沢過ぎつ快晴のなかの霧氷。
進むと今度は樹木越しに一際目立つ富士山。
歩いていくとスペースの中央部にケルンがあり、そこが朝日峠でした。
朝日峠よりさきは朝日岳に向けて傾斜が出てきます。
氷が落ちてクッションの利いた地面を歩きます。
やがて一気に開けた岩稜地帯になります。
この展望箇所では他のハイカーさん達も展望を楽しんでいます。
1枚目は北岳(右)と間ノ岳(中央)と農鳥岳(左)。
2枚目は振り返って国師ヶ岳、北奥千丈岳方面。
そして3枚目の雲海に浮かぶのはダントツに目立つ国内最高峰富士山。
展望を楽しんだのち再び霧氷地帯を進みます。
霧氷のズーム。
圧巻の霧氷に何度も何度もカメラを構えてしまいます。
朝日岳に気付かず進むとベンチがあるスペースに出ます。
霧氷を見るとついつい撮影が止まりません。
すぐ先から南アルプスを一望。
ここからはガレ場の急降下です。
五丈石が目立つこれから目指す金峰山。
奥秩父らしくて歩いていて気持ちがいいです。
鉄山から金峰山に至る稜線を捉えます。
鞍部の広場を通過。
一登りして鉄山。
原生林の樹林帯を歩き続けます。
石楠花のある箇所をを登ります。
すると森林限界で気持ちいくらい一気に開け、素晴らしい絶景。
甲武信三山(1枚目)とゴツゴツした岩壁が特徴の瑞牆山(2枚目)。
瑞牆山の先には八ヶ岳(1枚目)。
8月に瀕死状態になりながら赤岳からキレットを通過して権現岳に登り周回した記憶が蘇ります。
両神山(2枚目)。
いつもと反対側から見るのでなんか違和感を感じます。
左右の絶景を楽しみながらなのでついつい足が止まってしまいます。
岩場は凍結気味で滑るので細心の注意を払いながら慎重に亀脚で進みます。
最後に岩をしゃがんで潜ります。
そして金峰山(2599m)に登頂成功。
すぐ先には五丈石が堂々と聳えます。
五丈石のトップに立とうかと思いましたが、岩がとても滑るので早々諦めました。
山頂部から再び展望観賞で富士山(1枚目)を確認。
御嶽山(2枚目)を捉えることにも成功します。
小川山(1枚目)とレタスが有名な川上村(2枚目)。
大展望をバックに大勢のハイカーがいる前で堂々とセルフ撮影。
しかしながら撮影後は急ぎ足で撤収。
帰りは来た道を忠実に戻ります。
鉄山を過ぎると登り返しが深刻になってきます。
往路では山頂標に気付かなかった朝日岳。
抜群の展望箇所で再度展望を楽しんでから下ります。
朝日岳を通過してもまだまだどんどんハイカーが登ってきます。
本日出会ったハイカーは確実に100人は越えていると思われます。
金峰山は大人気の山なのですね。
ほぼ12時丁度に大弛峠に到着です。
小休止したのち続いて三百名山国師ヶ岳と奥秩父山塊最高峰北奥千丈岳を目指します。
大弛小屋前から登っていきます。
峰山とは違って階段主体の登りです。
金峰山登頂後の階段歩きは正直きつく感じます。
今度は岩地帯に変わります。
その先から北奥千丈岳を捉えます。
登頂してきた金峰山(1枚目)と白根三山(2枚目)。
前国師岳まで来ました。
三繋平よりピストンでまずは国師ヶ岳に向かいます。
霧氷を楽しんだ朝方から温度がどんどん上昇して暑いです。
三繋平より5分程で国師ヶ岳。
山頂部は数名と静かです。
一旦小休止します。
三繋平まで戻ってから分岐に従い今度はついに奥秩父山塊最高峰北奥千丈岳(2601m)に登頂。
山頂部は国師ヶ岳よりも賑わっています。
北奥千丈岳でも絶景を楽しみながら休憩。
金峰山を捉えます。
滑って転ばないように気を付けながら階段を下ります。
復路は夢の庭園を周ります。
素晴らしい庭園を下っていきます。
夢の庭園ではハイカーというよりバイカーと思われる方やジーパンハイカーも歩かれています。
下りきって大弛峠に着きました。
昼間の大弛峠は賑やかです。
車を置いた場所まで戻って山行終了です。
帰りは紅葉を観賞しながらのドライブ。
帰路にある笛吹の湯に立ち寄ります。
温泉は洗い場が6つしかなく、1分程の待ち時間がありました。
しかし露天が熱くなく長風呂してしまいました。
■その他
以前から計画していた山行プランではありましたが、奥秩父が映えるこの時期の雪が降る前に訪問することにしました。
大弛峠に向けて川上牧丘林道を走行していると、金峰山や国師ヶ岳方面の上部が白くなっていることが見え、これは雪か霧氷だろうと思い気分が高まりながら車で登っていきます。
駐車場の大弛峠付近まで近付くとかなり下のほうから路駐が始まっており、あまりの金峰山人気の凄さに驚かされました。
とりあえず空いている場所はないかそのまま走行して、とうとう大弛峠を越えて悪路の未舗装林道である長野県側まで走り、路駐に加わります。
まずは金峰山から登り始めると、やはりいきなりの霧氷であり、奥秩父ではまだ早いと思い全く想定していなかったので感激に包まれました。
美しい霧氷を見れただけでも本当に来てよかったです。
金峰山へはさりげなく先行していたハイカーさん達を追い抜きながら進み、道中及び山頂部での絶景にもさらなる感動を覚えました。
抜群の展望を誇る山頂部が気に入りゆっくりと寛いでしまいました。
大弛峠まで下ったのちはせっかくここまで来たので当初の予定通り反対側の国師ヶ岳、北奥千丈岳を目指して登っていきます。
綺麗な階段地帯を淡々と登っていくと、三繋峠を経ての国師ヶ岳、北奥千丈岳でも素晴らしい絶景を望むことができました。
金峰山ほどではありませんが、こちら側もハイカーの数はだいぶ多かったです。
金峰山登頂後のダブルヘッダーは行程時間以上にきつく感じました。
一度に三山登頂することに成功して、大変貴重な充実した一日となりました。
気に入ったので再訪があるかもしれません。
特に金峰山は瑞牆山荘方面から未踏の瑞牆山とセットでいずれ登ってみたいです。
文句なしの快晴が約束されていたことから大弛峠まで約2時間30分車を走らせ、前半戦に百名山である奥秩父を代表する人気の名峰金峰山、後半戦は三百名山国師ヶ岳と奥秩父最高峰北奥千丈岳を登頂しました。
8:20 大弛峠
8:45 朝日峠
9:00 大ナギ 9:05
9:10 朝日岳
9:35 鉄山
10:05 金峰山 10:40
11:00 鉄山
11:15 朝日岳
11:40 朝日峠
12:00 大弛峠 12:05
12:35 前国師岳
12:40 三繋平
12:45 国師ヶ岳 12:50
13:00 北奥千丈岳 13:25
13:35 前国師岳
13:45 夢の庭園
13:55 大弛峠
所要時間:5時間35分
■天候:晴
■コース状況
大弛峠~朝日岳
標高の高いところからスタートするので比較的きつい急坂も少なく登れます。
朝日岳手前に絶好の展望箇所があります。
朝日岳~金峰山
一旦鞍部まで一気に下るため、帰路は逆にハードな区間となります。
鞍部より登り返して、森林限界の岩地帯をさらに進むと五丈石が聳える金峰山頂。
これからの時期岩が凍っていると滑って危険なので要注意です。
大弛峠~国師ヶ岳~北奥千丈岳
金峰山を下りて反対側から登り始めるとすぐに大弛小屋が見えてきます。
金峰山とは一転階段主体の歩きとなるので足元に注意しながら歩きたいです。
三繋平の分岐から国師ヶ岳、北奥千丈岳ともにピストン歩きの片道約5分ずつで山頂に至ります。
全体的に概ね危険箇所は少なく、ルートも明瞭です。
雁坂トンネルを車で抜けると、地元埼玉県側よりも幾らか紅葉が進んでいるような気がします。
途中道の駅まきおかに立ち寄りトイレ休憩。
山梨県側のみ舗装されている川上牧丘林道を車に我慢してもらいながらグングン標高を稼いでいきます。
途中金峰山方面を見上げると予想外に上部が白いのが確認でき、一気に気分が高まります。
大弛峠が近づくと、山梨県側の舗装林道はだいぶ下のほうから路駐が目立ち、大弛峠は完全満車状態。
しかたがないので、そのまま進み長野県側の悪路の路肩に路駐させて頂き準備を整えてから出発します。
一旦大弛峠まで歩いて戻り、まずは8:20 am百名山の金峰山から仕留めにいきます。
当初全く想定していなかった霧氷に早くも感動です。
樹林帯はいかにも奥秩父という感じの奥深い雰囲気。
見上げると美しい霧氷。
動の霧氷地帯を堪能しながら歩きます。
まだ始まったばかりだが、本当にお家でゆっくり寝ていたいのを我慢してここまで来てよかったです。
贅沢過ぎつ快晴のなかの霧氷。
進むと今度は樹木越しに一際目立つ富士山。
歩いていくとスペースの中央部にケルンがあり、そこが朝日峠でした。
朝日峠よりさきは朝日岳に向けて傾斜が出てきます。
氷が落ちてクッションの利いた地面を歩きます。
やがて一気に開けた岩稜地帯になります。
この展望箇所では他のハイカーさん達も展望を楽しんでいます。
1枚目は北岳(右)と間ノ岳(中央)と農鳥岳(左)。
2枚目は振り返って国師ヶ岳、北奥千丈岳方面。
そして3枚目の雲海に浮かぶのはダントツに目立つ国内最高峰富士山。
展望を楽しんだのち再び霧氷地帯を進みます。
霧氷のズーム。
圧巻の霧氷に何度も何度もカメラを構えてしまいます。
朝日岳に気付かず進むとベンチがあるスペースに出ます。
霧氷を見るとついつい撮影が止まりません。
すぐ先から南アルプスを一望。
ここからはガレ場の急降下です。
五丈石が目立つこれから目指す金峰山。
奥秩父らしくて歩いていて気持ちがいいです。
鉄山から金峰山に至る稜線を捉えます。
鞍部の広場を通過。
一登りして鉄山。
原生林の樹林帯を歩き続けます。
石楠花のある箇所をを登ります。
すると森林限界で気持ちいくらい一気に開け、素晴らしい絶景。
甲武信三山(1枚目)とゴツゴツした岩壁が特徴の瑞牆山(2枚目)。
瑞牆山の先には八ヶ岳(1枚目)。
8月に瀕死状態になりながら赤岳からキレットを通過して権現岳に登り周回した記憶が蘇ります。
両神山(2枚目)。
いつもと反対側から見るのでなんか違和感を感じます。
左右の絶景を楽しみながらなのでついつい足が止まってしまいます。
岩場は凍結気味で滑るので細心の注意を払いながら慎重に亀脚で進みます。
最後に岩をしゃがんで潜ります。
そして金峰山(2599m)に登頂成功。
すぐ先には五丈石が堂々と聳えます。
五丈石のトップに立とうかと思いましたが、岩がとても滑るので早々諦めました。
山頂部から再び展望観賞で富士山(1枚目)を確認。
御嶽山(2枚目)を捉えることにも成功します。
小川山(1枚目)とレタスが有名な川上村(2枚目)。
大展望をバックに大勢のハイカーがいる前で堂々とセルフ撮影。
しかしながら撮影後は急ぎ足で撤収。
帰りは来た道を忠実に戻ります。
鉄山を過ぎると登り返しが深刻になってきます。
往路では山頂標に気付かなかった朝日岳。
抜群の展望箇所で再度展望を楽しんでから下ります。
朝日岳を通過してもまだまだどんどんハイカーが登ってきます。
本日出会ったハイカーは確実に100人は越えていると思われます。
金峰山は大人気の山なのですね。
ほぼ12時丁度に大弛峠に到着です。
小休止したのち続いて三百名山国師ヶ岳と奥秩父山塊最高峰北奥千丈岳を目指します。
大弛小屋前から登っていきます。
峰山とは違って階段主体の登りです。
金峰山登頂後の階段歩きは正直きつく感じます。
今度は岩地帯に変わります。
その先から北奥千丈岳を捉えます。
登頂してきた金峰山(1枚目)と白根三山(2枚目)。
前国師岳まで来ました。
三繋平よりピストンでまずは国師ヶ岳に向かいます。
霧氷を楽しんだ朝方から温度がどんどん上昇して暑いです。
三繋平より5分程で国師ヶ岳。
山頂部は数名と静かです。
一旦小休止します。
三繋平まで戻ってから分岐に従い今度はついに奥秩父山塊最高峰北奥千丈岳(2601m)に登頂。
山頂部は国師ヶ岳よりも賑わっています。
北奥千丈岳でも絶景を楽しみながら休憩。
金峰山を捉えます。
滑って転ばないように気を付けながら階段を下ります。
復路は夢の庭園を周ります。
素晴らしい庭園を下っていきます。
夢の庭園ではハイカーというよりバイカーと思われる方やジーパンハイカーも歩かれています。
下りきって大弛峠に着きました。
昼間の大弛峠は賑やかです。
車を置いた場所まで戻って山行終了です。
帰りは紅葉を観賞しながらのドライブ。
帰路にある笛吹の湯に立ち寄ります。
温泉は洗い場が6つしかなく、1分程の待ち時間がありました。
しかし露天が熱くなく長風呂してしまいました。
■その他
以前から計画していた山行プランではありましたが、奥秩父が映えるこの時期の雪が降る前に訪問することにしました。
大弛峠に向けて川上牧丘林道を走行していると、金峰山や国師ヶ岳方面の上部が白くなっていることが見え、これは雪か霧氷だろうと思い気分が高まりながら車で登っていきます。
駐車場の大弛峠付近まで近付くとかなり下のほうから路駐が始まっており、あまりの金峰山人気の凄さに驚かされました。
とりあえず空いている場所はないかそのまま走行して、とうとう大弛峠を越えて悪路の未舗装林道である長野県側まで走り、路駐に加わります。
まずは金峰山から登り始めると、やはりいきなりの霧氷であり、奥秩父ではまだ早いと思い全く想定していなかったので感激に包まれました。
美しい霧氷を見れただけでも本当に来てよかったです。
金峰山へはさりげなく先行していたハイカーさん達を追い抜きながら進み、道中及び山頂部での絶景にもさらなる感動を覚えました。
抜群の展望を誇る山頂部が気に入りゆっくりと寛いでしまいました。
大弛峠まで下ったのちはせっかくここまで来たので当初の予定通り反対側の国師ヶ岳、北奥千丈岳を目指して登っていきます。
綺麗な階段地帯を淡々と登っていくと、三繋峠を経ての国師ヶ岳、北奥千丈岳でも素晴らしい絶景を望むことができました。
金峰山ほどではありませんが、こちら側もハイカーの数はだいぶ多かったです。
金峰山登頂後のダブルヘッダーは行程時間以上にきつく感じました。
一度に三山登頂することに成功して、大変貴重な充実した一日となりました。
気に入ったので再訪があるかもしれません。
特に金峰山は瑞牆山荘方面から未踏の瑞牆山とセットでいずれ登ってみたいです。