車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

ご当地マンホールとマンホールカードA in 兵庫県三木市

2023年11月03日 08時00分00秒 | マンホール・マンホールカード・キャラ・兵庫県

三木市(みきし)は兵庫県の中南部、神戸市の北西に位置し、東経135度線:日本標準時子午線上に位置する都市です。神戸市、三田市、加古川市、小野市、加東市、稲美町に隣接。市名の由来は神功皇后が君が峰で休憩時に土地の者が壷に入れた酒を献上したことから、御酒(みき)→三木(みき)美壷(みつぼ)→美嚢(みのう)となったと伝えられています。「市の木:松」「市の花:サツキ」を制定。

美嚢川沿いに設置された三木城を中心に城下町が形成。戦国時代には三木合戦の戦地に、江戸時代からは三木地区を中心に金物の本格的な生産が開始され、今日の金物産業発展の基礎がつくられました。山陽自動車道三木SA下り線の記念スタンプには、「金物古式鍛錬場」で金物を鍛える古式鍛錬の様子がデザインされています。

キャッチフレーズは「日本一美しいまち三木」

明治22年(1889)、町村制の施行により美嚢郡三木町・久留美村・志染(しじみ)村・口吉川村・別所村・細川村が発足。

1951年、美嚢郡三木町が久留美村を編入。

1954年、美嚢郡三木町が口吉川村・別所村・細川村と合併、三木市が発足。

1954年、三木市が美嚢郡志染村と合併、改めて三木市が発足。

2005年、美嚢郡吉川町を編入、現在に至っています。

マンホールは「市章を中心に特産物である三木金物の鋸(のこぎり)、包丁、鎚(つち)を、下水道整備の拡充を願い放射状に配置しています。また、金物の数や鋸の歯の数は、全て市の頭文字である三の倍数となっています。」公式HPより

三木市上下水道課展示マンホール

(三木城址近く滑原(なめら)商店街に設置)

モノクロに見えますが全体が薄いグリーンで彩色されています。

雨水用小型マンホール

農集落排水のマンホールは「三木市の農村地域の特産品である「ぶどう」と里山の味覚の王様である「栗」をデザイン化し、緑の黄色は黄金の稲穂に囲まれている農村地域をイメージしています。」公式HPより

昭和29年7月1日制定の市章は「「木」または「キ」を3つ組み合わせて図案化し、ハート形にして心臓部を表し、三方に出る動脈により活動の旺盛さを表しています。三方同形により天・地・人の三体の調和をとり、将来の発展、円満和合を意味しています。町章として制定され市制施行後に継承されました」公式HPより

ガス遮断弁

三木市の頭文字「M」をデザインしたシンボルマーク

「日本一の酒米・山田錦の里」、「三木金物(大工道具)の町」として有名な三木市のイメージキャラクターは『いなたろう』『かんなどん』。

撮影日:2010年5月4日&2019年8月16日

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2019年8月7日、第10弾として全国61自治体で61種類(累計539種類455自治体)の マンホールカードの配布が 開始されました。「三木市」のマンホールカードは、「平日:三木市上下水道庁舎内 1階」「休日:三木市観光協会」でいただけます。

2018年に設置開始されたマンホールには市章を中心にと「包丁と鑿」「のこぎり」がデザインされています。

「デザインは公募されたもので、市章を中心に特産物である三木金物の鋸・包丁・鎚を、下水道整備の拡充を願い、市の頭文字である三の倍数にて放射状に配置しています。 三木金物の由来は、羽柴秀吉が三木城主別所長治を攻めた三木合戦に遡ります。 別所氏を滅ぼした秀吉は、まちの復興を図るため免税政策をとりました。 これにより大工職人や鍛冶職人が各地から集まり「金物のまち」の基礎ができたといわれています。 写真下はデザイン同様に金物を組み合わせた翼長5mの金物鷲です。 三木市は最高級酒米山田錦の生産量が日本一、ゴルフ場が西日本一多いことでも有名です。」

訪問日:2019年8月7日

 


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2 コメント

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三木市の記念スタンプ (onecat01)
2023-11-04 07:54:50
 tibinekoさん

 マンホールのデザインより、刃物を打っている「記念スタンプ」の方に目が行ってしまいました。三木市は、刃物の街として有名ですね。

 刃物ではありませんが、三木市には有名な企業の最新工場がありました。製品は日本全国だけでなく、世界へ輸出され、特にソ連向けが多く、軍事用に転用されていました。

 港町神戸に私の会社の支店があり、ポートアイランドの一角に、このお得意先の名前をつけた専用の配送センターを作りました。「〇〇配送センター」と言うコンビュータ管理の、当時としては近代的な配送センターでした。

 短い期間でしたが、私はこの配送センターの所長をしていたことがありますので、貴方が紹介された三木市の「記念スタンプ」を見て、驚きと懐かしさに打たれました。

 配送センターが軌道に乗ったため、本社転勤となりましたが、神戸での勤務は今でもたくさんの思い出があります。まさに私も周りの人たちも、「企業戦士」の時代でした。

 マンホールのデザインのことも知らず、月月火水木金金と、皆が懸命に働いていた頃でした。

 思いがけないプレゼントなので、嬉しくなって余計なことまで書きました。有難うございました。
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打ち刃物の三木 (tibineko)
2023-11-04 09:32:36
今でも刃物神社では打ち刃物の儀式が行われていて、一度でいいからその場にいたいと思ったものです。

onecat様が関西においでの頃に存じ上げていたら
一緒に神戸や周辺の街の案内などできたかもしれないと
ちょっと残念です。
兵庫県は母の出身地と言う事もあり
三人の叔母も全員兵庫県に住んでいました。
それだけに、私にとっては思い出深い県です。
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