旧安房郡白浜町(しらはままち)は房総半島の最南端に位置した町です。館山市、千倉町に隣接。海岸段丘が続く沿岸部には明治2年に設置された「野島埼灯台」が町のシンボル的存在として聳えます。また 露地栽培されるキンセンカは、2002年に全国シェア40%で日本一の産地となり、正月用などに出荷されています。白浜町滝口地区には発掘調査で遺構が確認された「長尾藩陣屋跡」など、名所旧跡を多く擁しています。
また海女の素もぐりによる「アワビ・天草」漁でも知られ、海女の町としても有名。海の安全と豊漁を祈願する「白浜海女まつり」では、松明を持つ海女の夜泳や、海女に扮したコンテストなどで賑わいを見せます。「町の木:ヤブツバキ」「町の花:ハマユウ」「町の鳥:ウミウ」「町の魚:イシダイ」を制定。
旧キャッチフレーズは「海・山・花の彩の中で人々の健康を育む公園の町 白浜」
明治22年(1889)、町村制の施行により、朝夷郡白浜村・長尾村が発足。
1897年、郡制の施行により、平郡・朝夷郡・長狭郡の区域をもって安房郡が発足。
1933年、白浜村が町制を施行、安房郡白浜町(初代)となる。
1954年、安房郡長尾村と合併、改めて白浜町が発足。
2006年、富山町、富浦町・三芳村・丸山町・和田町・千倉町と合併し、南房総市が発足。
昭和55年12月18日制定の町章は「全体で「白ハマ」を意匠化したもの。」
生憎マンホールは上水道関連ですが、ほぼ90%の割合で町章がつけられています。 さらに新制:南房総市のマンホール類は、殆どがこの白浜地区に設置されています。
野島埼近くにあった「ウミウ」のモニュメント。白浜町の町の鳥に制定されていました。
撮影日:2014年5月24日&2019年3月6日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます