加茂郡七宗町(ひちそうちょう)は岐阜県の中南部に位置する町です。関市、美濃加茂市、下呂市、加茂郡川辺町、八百津町、白川町に隣接。町域のおよそ9割は標高200~700mの山林が占め、平地は町内を流れる飛騨川・神渕川及びこれらの支流沿いに点在し、農地、居住地として利用されています。また、飛水峡一帯に点在する甌穴群(ポットホール)は、大きなものでは穴の直径が5mに及ぶものもあり、その数は約880個あるといわれ、他に類のない規模となっています。町名の「宗」は「みたまや(御霊舎、神の宿る場所)」を意味し、町の北部にそびえる峰々が、古来より「七宗山」「七宗権現」と呼ばれ崇められてきた歴史にちなみます。「町の木:ヒノキ」「町の花:シャクナゲ」を制定。
昭和45年、飛騨川の河床から20億年前の片麻岩 「上麻生礫岩」 が発見され、当時、それまでに年代測定したものの中では日本最古のものであることが判明。道の駅ロック・ガーデンひちそうに隣接して「日本最古の石博物館」が誕生しました。
キャッチフレーズは「日本最古の石発見地の町 自然と歴史がふれあう環境文化のまち”七宗”の創造」
明治22年(1889)、町村制の施行により、武儀郡上麻生村・神渕村(かぶちむら)が発足。
1952年、上麻生村の所属郡が加茂郡に移動。
1955年、武儀郡神渕村と加茂郡上麻生村が合併、加茂郡七宗村が発足。
1956年、加茂郡下麻生町中麻生地区を編入。
1971年、七宗村が町制を施行、加茂郡七宗町となりました。
マンホールには「中央は、七宗町のマスコットキャラクターのレッキー君(上麻生礫岩)です。 下には町内を流れる飛騨川で、飛水峡(飛騨・木曽川国定公園)を表し、左には、飛水峡に咲く岩ツツジと右には、町の花・しゃくなげです。 上は、町内を飛び交う源氏蛍の明かりをイメージしています。」町HPより
昭和44年(1969)2月11日制定の町章は「七の字を図案化して、町の将来の円満な発展、飛躍を現すと共に、町民の融和、協力を端的に象徴したものである。」七宗村発足時に制定され、町制施行後に継承されました。
七宗町マスコットキャラクター『レッキー君』。「日本最古の石」といわれる上麻生礫岩をモチーフに誕生。身長:2.0m・体重:200Kg。20億年もの間、地球をずっと見守ってきました。おにぎり型の大きな頭の中には、地球の歴史と、みんなの愛がいっぱい詰まっているらしいです!
撮影日:2012年5月15日
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