ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

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2016  アースモンダミンカップ  カメリアヒルズC.C Final day イボミ、圧巻の勝利

2016-06-27 | 危うい日本のゴルフの世界

2016 モンダミンカップは、盛況のうちに、最終日を迎えた。

イボミ、優勝、おめでとう!!!

成功したアースモンダミンの有料興業。 ギャラリーもゴルフを楽しむ余裕ができたか。

野外劇場の素晴らしさ、感動の四日間、最高のエンターテインメント

 

 

                

イボミとペヒギョンの一騎打ちと思われた最終日、前半こそ、互角に渡り合ったが、さすが試合巧者、イボミはキャデイの清水と勝利の方程式にのっとり、5ストロークの差をつけて、圧勝に終わった。

今の、イボミには、樋口久子がいうように、まったく隙がなく、型をものしたスイングとパットは、ほかの選手を寄せ付けないほど、安定している。スイングもばらつきがなく、自分の力量を生かして、攻めていく姿は、過去の樋口久子、鄧阿玉、大迫たつこ、岡本綾子の全盛時代を彷彿とさせる。樋口時代は、樋口を誰が破るか、優勝は樋口だ、と記者は決め込んでいたものだ。今、イボミが、その地位を確立しつつあるよに見える。スイング経験から言えば、申ジエが筆頭であり、並んで、アン・ソンジュだと思う。当分、彼女たちが、テレサルーを含めて、上位を独占していくツアーであることは間違いない。姉の堀奈津佳が記録したアンダーを破るスコアには,一つ足りなかったが、妹の堀琴音が10アンダーで活躍した。ただし、18番80ヤードを、ワンピンに寄せられず、パーで終わったのを、樋口は、苦が苦しく、ため息をついた。ああーーまだだな!!!という感じ。

理由は、韓国の選手におされて、上位が望めないからだ。つまり、爪が甘い日本選手で、これでは、JLPGAも先行きが、懸念されるのは当然である。アメリカにも同じ現象がある。全米女子オープンが近い。

イボミとアメリカトップのリデイア.コといい勝負をすると思う。コも、スイングが型にはまっており、繰り出すアイアンのショットは、アメリカでトップを争うにふさわしい見事さである。イボミは、日本ツアー代表として、ぜひ、アメリカの土壌で、もてる力をいかんなく発揮してもらいたい。予選で、青木瀬玲奈が、小さくても、昨年よりも20ヤード、伸ばしてきたのには、おどろいた。17番で、250ヤードを超え、253ヤード飛んでいた。渡辺彩香や穴井詩などの260ヤードとあまり差がなかったのである。

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