tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

民宿むろう

2008年08月23日 | 小さな旅
大和高原(宇陀市・宇陀郡)を旅した8/13(水)~15(金)の宿泊は「民宿むろう」(宇陀市室生区室生405-1)だった。HPを見ても、料理は豪華だし、1泊2食付で7350円(ネットで申し込むとさらに500円引き)という安さだ。
http://www.e-murou.com/

民宿は小高い丘の斜面に建っている。丘をさらに登ると、「室生山上公園芸術の森」という不思議な公園に行き着く。環境芸術の第一人者、ダニ・カラヴァン氏のデザインだという。
http://www.city.uda.nara.jp/sanzyoukouen/index.html

写真の右奥が民宿の玄関と食事棟で、板間には囲炉裏が切ってあり、窓からの眺望が素晴らしい。古民家を模した民芸調の造りで、HPに「室生の季節いっぱいの 山々に囲まれた民宿」「旅人の心を癒す 憩いの宿」とあったが、看板に偽りはない。冬には囲炉裏で鍋物もいただける。

ひと風呂浴びた後、晩ご飯をいただいた。この日のお客は、東京から来られた年配のご夫婦と、山形から来られた若い方。ご夫婦は兵庫県へ帰省する途中で、村を見物されてから実家に向かわれるとのことで、毎夏、違う場所を訪ねておられるそうだ。山形の方は、郷里出身の土門拳の写真に惹かれ、室生寺を訪ねて来られたという。


室生寺五重塔(07.8.12撮影)


8/13の夕食

室生の夜は静かで涼しい。網戸からそよ風と虫の声が入ってくる。昼間の暑さがウソのようだ。うっかり窓を開けたまま寝たら、寒くて夜中に目を覚ました。奈良盆地とは比べものにならないくらい気温が低いのだ。あわてて窓を閉め、掛け布団をかけ直した。

翌朝は皆で朝食をいただいた。ご飯のほか、茶がゆまでついている。食後、私は車で出発。ご夫婦は、女将さんの車に便乗して龍穴神社に向かわれた。室生寺はもとより、山上公園、大野寺、龍穴神社など、周辺に見どころは多い。


室生区の民家


8/14の朝食

御杖村の「姫石(ひめし)の湯」で汗を流して民宿に帰ると、この夜のお客は、私1人だった。ビールを飲みながら、食べきれないほどたくさんの料理をいただいた。


8/14の夕食


窓からの眺め

翌朝も、たっぷりの朝食が出た。納豆に地卵をかけていただくと、口の中に新鮮なうま味が広がる。帰り際にお勘定をしてもらうと、本当に「7350円×2泊-500円+ビール代」だけだった。涼しい夜風も、静かな風情も、虫の声も、星いっぱいの空も、緑の山々の眺望も、すべてタダというのは何だか申し訳ない。


8/15の朝食

この民宿は、以前当ブログでも紹介した吉田さらさ著『奈良 寺あそび、仏像ばなし』(岳陽舎刊)で絶賛されている。
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/c00668a6fdbea0db19d168daf29d70e1

《お薦めは「民宿むろう」。ほかの宿は知らないので比較はできませんが、ここは間違いなく極上の宿です。何がよいって、まず、お母さんのお人柄。朗らかで世話好きで料理上手。わたしが男性だったら、こういう人と結婚したいです》。

《翌朝窓を開けると、目の前に室生寺の奥の院がありました。奥の院は、五重塔からさらに石段を登った山の上にあります。谷から稜線に沿って朝もやが昇っていく様子がよく見えて、まさに眺望絶佳。この神秘的な光景は室生の谷の名物ですが、このあたりからでないと、全貌はわかりません。そういう意味でも、この宿がお勧めなのです》。

《近年民宿という形態の宿は衰退気味。「昔は学生さんが大挙して泊まりに来たものだけど、このごろの若い人は、洋風のプチホテルとかに行ってしまうのよ」と、お母さんは嘆かれます。若者よ、来たれ民宿へ》という具合である。


玄関ロビー

民宿むろうの「心得」(モットー)は、
・民宿むろうはおもてなしを第一に考えます。
・旅人・観光客のみなさまに癒しの空間をおつくりします。
・いつも笑顔でお客様を歓迎致します。

だそうだが、女将の山本冨美恵さんにはとても親切にしていただいたし、ご主人やお嫁さんにも歓待していただいた。4室だけの宿なので、ご家族の皆さん全員がサービスして下さるのだ。

室生寺周辺をお訪ねになるのに、自信を持ってお薦めできる宿である。ぜひいちど、ご利用いただきたい。

奈良寺あそび、仏像ばなし
吉田 さらさ
岳陽舎

このアイテムの詳細を見る
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小豆島と島原のそうめん

2008年08月21日 | グルメガイド
8/13(水)、当ブログに「三輪そうめんと揖保乃糸」という記事を書いたところ、たくさんのアクセスをいただいた。私と同様、揖保乃糸のルーツが三輪そうめんだと知らなかった方が、それだけ多かったのだろう。

同記事を読まれた香川県出身の松永洋介さんからは、《奈良に来て不便なことのひとつは、小豆島そうめん「島の光」が入手しにくいことです》《のどごしのスピード感では「島の光」がダントツだと思います》とのコメントをいただいた。小豆島そうめんのことは、知人に検索してもらった新聞記事の中にも出ていたので、ここで紹介しておきたい。

《小豆島の手延べそうめんは、およそ400年の歴史と伝統を誇る。豊臣秀吉が天下を統一し日本に平和が訪れた慶長年間、島の住民がお伊勢参りの途中、三輪で手延べそうめんづくりを見聞。冬場の農家の副業にと、その技法を持ち帰った―とされている。島には、小麦栽培に適した気候、湿度の変化の少なさに加え、瀬戸内海の天然塩、清らかな水、つゆに欠かせないしょうゆもあった。これら好条件が重なりそうめんづくりは綿々と続いてきた》(08.7.24付 愛媛新聞)。


小豆島のそうめん干し(同町商工会HPの無料壁紙)

なんと小豆島そうめんのルーツは、三輪そうめんだったのだ。三輪の製造技術は、お伊勢参りの旅人を通じて、瀬戸内の島にまで伝えられていたのだ。「では、もしかして長崎の島原そうめんも…」と思い、再び新聞記事を繰ってみた。これには島原の乱が関係していた。「島原に 広く皆(1637年)寄り 四郎立て」だから、約370年前のことだ。

《天草四郎率いる3万人近いキリシタン農民たちが籠城(ろうじょう)の末に最期を遂げた原城は島原半島の南端近くにある。乱で半島全域の農民が死に絶えたため、幕府は九州だけでなく近畿からも多くの人々を移住させた。その中にいた小豆島の住民が、そうめんの製法を持ち込んだというのがほぼ通説になっている》(05.8.6 日本経済新聞夕刊)。後半部分については、「島原の乱で領民が死に絶えたのではなく、幕府のキリシタン政策で強制的に領民の入れ替えが行われ小豆島から移住させられたと(地元の)お寺のご住職から聞いた」というコメントをいただいた。

するとそうめんロードは、「三輪(奈良県)→小豆島(香川県)→島原(長崎県)」のルートと、「三輪(奈良県)→たつの市・揖保郡(兵庫県)」のルートと、2系列あったことになる。糸のように細いそうめんが、こんな太いパイプで西日本を縦断していたのだ。



朝日新聞(アスパラクラブ)のアンケート調査によると、「好きなそうめん」のベスト5(ベストテンのうちの上位5つ)は、1.揖保乃糸(兵庫)、2.三輪そうめん(奈良)、3.稲庭そうめん(秋田)、4.小豆島そうめん(香川)、5.島原そうめん(長崎)だそうだ(07.8.14付 朝日新聞夕刊)。

3位の稲庭そうめんは「稲庭うどん」のそうめん版だ。稲庭うどんのルーツは慈光院(大和郡山市小泉町)の油不入素麺(あぶらいらずそうめん=今も「石州麺」として販売されている)である。伝承料理研究家の奥村彪生氏によると、

《江戸初期、大和小泉に油を塗らないで手延べした平たいそうめんがあった。江戸初期まで続いている。茶道石州流の開祖片桐石州公により、後水尾天皇や金閣寺の鳳林和尚などが賞味している。京で石州公と交流があった秋田藩主により稲庭うどんになった。最近私は平そうめんを復元し、奈良県大和郡山市の慈光院で食べられるようにした。味は上々と好評である》(00.6.22 毎日新聞)。

製造過程で綿実油を使う三輪そうめんに対し「油を使わない」ということだから、油不入素麺は三輪そうめんの派生商品であり、対抗商品である。

そうめんロードは「三輪(奈良県桜井市)⇔慈光院(奈良県大和郡山市)→稲庭(秋田県)」というルートもあったことになる。だから、原料小麦のグルテン量や油を使うかなどの違いはあっても、ベスト5全てが“三輪そうめんファミリー”なのである。

「白くて滑らかなのど越しの揖保乃糸が好き」「細くて舌触りの良い三輪そうめんが旨い」というのは、「“藪そば”の店のうちで、どの店が最も好きか」というのと同じだろう。

最近の消費者は、手間のかかる乾麺を敬遠する傾向にあるというが、今夏は猛暑なので、そうめん業界にはフォローの風になったことだろう。

まだまだ暑い日は続く。ぜひ皆さん「私はやっぱり島原そうめん」「僕は小豆島の“島の光”」などと大いに好みを語り合いながら、“三輪そうめんファミリー”を堪能していただきたい。

※冒頭の写真は、ヤマサ昆布つゆ(ヤマサ醤油)の無料壁紙。吉岡秀隆と麻生久美子の「ほのぼの夫婦」である。
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「日本で最も美しい村」をめざす曽爾村

2008年08月19日 | 奈良にこだわる
上の娘が小学生の頃である。「お父さん、ソニーってすごいで、村まで持ってるんやて」「ええっ…?」「今度、遠足でソニー村へ行くねん」「それは、曽爾(そに)村やろ」「ええっ…?」

愛知県豊田市や大阪府池田市ダイハツ町があるから、奈良県宇陀郡ソニー村があって良いのかも知れない。PLAYSTATIONをタダで使い放題にすれば、入村希望者も殺到することだろう。

曽爾村は、「日本で最も美しい村」の認定に向けて動き出している。NPO法人「日本で最も美しい村」連合の推薦を受けたのだ。《同村は村議会に報告し、協定を巡る協議を念頭に置く》という(「ならら」08年9月号)。「日本で最も美しい村」は、現在11町村で、すでに内定を受けたところが2町村あるので、うまく進めば曽爾村は14番目の美しい村になる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A7%E6%9C%80%E3%82%82%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%84%E6%9D%91%E9%80%A3%E5%90%88

曽爾村といえば秋のススキや紅葉が有名だが、夏も良い。冒頭の写真は鎧(よろい)岳である。柱状節理の岩壁がそそり立つ姿は圧巻だ。伊勢本街道が通るこの村を訪ねた西行は、「葛(かずら)なる鎧が岳を着てみれば そよ吹く風のくさずりの音」と詠んだ。

兜(かぶと)岳・兜岩など、村には巨岩・奇岩が多く、こんな良いお天気の日には、暑さを忘れて見とれてしまう。



曽爾高原方向に車を進めると、途中に「曽爾高原ファームガーデン」があった。地ビール(曽爾高原ビール)や、地元野菜を使った料理が楽しめるほか、温泉浴(お亀の湯)が楽しめる。



曽爾村といえば、やはり曽爾高原である(Windowsのデスクトップ画面はこの風景だと、一時評判になった。しかし本当は、アメリカの景色らしい)。夏休みとあって、国立曽爾青少年自然の家では、たくさんの子供たちが野外活動を楽しんでいた。
http://soni.niye.go.jp/





帰り際に訪ねたのは、門僕(かどふさ)神社だ。10月の祭礼に供えられる人身御供の名残「頭甲(ずこう)」と獅子舞で知られる。境内の御葉付イチョウ(扇形の葉の先に実がつく)は、県の天然記念物である。
http://www.nara-np.co.jp/ohanashi/god02.html




御葉付イチョウ(まだ実は付いていない)

今回曽爾村を訪ねたのは、御杖村と同じ8/14だったが、驚いたのは道路がよく整備されていることだ。トンネルができてアクセスが格段に良くなったことに加えて、村落の外を通るので、とてもスムーズに走れる(おかげで門僕神社を見過ごしそうになったが)。

バスの便はあまり良くないので、上記スポットを訪ねるのは観光バスか車ということになるだろうが、御杖村と合わせて、ぜひお訪ねいただき、地ビールと温泉を堪能していただきたい。
コメント (4)
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スターの恋人(アスカの恋人 改め)

2008年08月17日 | 奈良にこだわる
明日香村を舞台にした日韓合作のテレビドラマが制作される。タイトルは「スターの恋人」(仮題「アスカの恋人」から変更)だ。20回の連ドラとなる予定だそうだ。

毎日新聞(6/6付)によると《9、10月に同村でロケをし、韓国の主要3放送局の一つ「SBSテレビ」が12月から韓国内で放映する。韓国では「パリの恋人」「プラハの恋人」が人気を博したが、それに続く「恋人」シリーズとなる。訪韓中の荒井正吾知事らが明らかにした》。1回70分のドラマだそうだから、見ごたえはたっぷりだ。

かつて百済の都であった扶余(プヨ)郡は、明日香村の姉妹都市(郡)でもある。とても景色が似ているのだそうだ。こういう所でロケが行われると、韓国人も「おっ、わが国とそっくりな場所が日本にあったのか」と驚かれることだろう。かつて日本に半島や大陸の文物を伝えた帰化人の末裔が登場する、という設定もアリだろう。それで親近感を持ってもらえれば、一石二鳥だ。
http://www.nara-np.co.jp/n_all/080704/all080704d.shtml

しかも、主演はチェ・ジウというから驚きだ。《「パリの恋人」(SBS)を手掛けた作家、カン・ウンジョンが台本を執筆中で、プ・ソンチョル・プロデューサーがメガホンを取る》(朝鮮日報 08.7.29)。
http://www.chosunonline.com/article/20080729000040


「冬のソナタ」の無料壁紙

《全20話の同ドラマは韓国と日本両国の制作会社と放送局、グローバル・マーケティング企業がタッグを組み、コンテンツの企画から投資、制作、放送、流通までを分担する新たな概念のプロジェクト》《制作については、前半はオリーブナインが担当し、日本の電通グループが投資の誘致と流通を引き受ける。奈良県と大阪芸術大(大阪府南河内郡)が制作推進実行委員会を組織し、現地の支援体制を整える》(同)。


同 上

先日は、ならまち(奈良町)に韓国のスタッフがロケハン(撮影下見)に訪れたというから、奈良市内での撮影も期待できそうだ。もしかすると、市内でチェ・ジゥに会えるかも知れない。

人気ドラマのシリーズで、しかもヒロインがチェ・ジゥとくれば「冬のソナタ」のように評判になり、今度は韓国からロケ地めぐりのツアー客がたくさん来られるかもしれない。日本で放送されれば、「鹿男あをによし」のように、来県客の増加も期待できる。降って湧いたこのドラマの情報から、これからも目が離せない。

※10/23追記
10/12、ロケ隊が県庁前に現れ、チェ・ジゥの登場するシーンなどを撮影。その後彼女は、奈良ロイヤルホテルに宿泊。
10/20、チェ・ジウがスポーツカーとともに奥明日香(明日香村栢森)の郷土料理の店「さらら」に出現し撮影。
http://okuasuka.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-bb0c.html
10/22には、 大和郡山市のフレンチ「Le BENKEI (ル・ベンケイ)」でロケ。ここの尾川社長はチェ・ジゥの大ファンなので、相当のご馳走が出たことだろう。

その他、以下のサイトに情報が掲載されているので、ご参考に。

※朝日新聞奈良版http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000810170001

※明日香村だよりhttp://blogs.yahoo.co.jp/reaf_anan/folder/1507785.html

※韓国ドラマ視聴・韓国ドラマ情報館http://korea-now.jugem.jp/?eid=323

※冒頭の写真は、明日香村稲淵の棚田(04.7.3撮影)。
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みつえ温泉・姫石の湯&お食事処・山桜

2008年08月16日 | 奈良にこだわる
8/13(水)~19(火)まで夏休みを取った。前半の15日までは宇陀方面(奈良県東部)を旅行してきた(8/16~18は帰郷)。印象に残る観光スポットをたくさん発見したので、思いつくまま、紹介することにしたい。

奈良県民になって30年になるが、御杖(みつえ)村と野迫川(のせがわ)村には足を踏み入れたことがなかった。それどころか長年、御杖村は三重県、野迫川村は和歌山県だと思っていた。

だから御杖村の観光スポットといっても、なかなか思いつかなかった。奈良交通が廃校を利用した「みつえ体験交流館」で、こんにゃくづくり体験のバスツアーを実施していたことを思い出す程度だった。

ネットで村のHPを見ると「みつえ姫石(ひめし)の湯」の紹介が大きく出ていたので、とりあえずこれをめざすことにした。

宇陀市から村に向かったが、道路が整備されているのには驚いた。途中「みつえ高原牧場」に立ち寄ったが、これは県畜産技術センターの施設で、広い農場に牛が放牧されているのが見られる程度だった(時々、イベントが開かれるようだが。)。



村落に入り、姫石の湯に着いた。ここは温泉施設と食事施設「お食事処 山桜」、ショッピング施設「街道市場 みつえ」が一緒になった施設で、これはとても便利だ。温泉はまったりとした単純アルカリ泉で、露天の岩風呂や壷の風呂(大きな壷が浴槽になっている)などがあり、とても楽しい。
http://www.vill.mitsue.nara.jp/home/onsen/indexc.html



温泉施設の中に「山桜」があり、メニューがとても充実していた。おすすめメニューがポスターになっていて、そこに「大和肉鶏のカツ定食」があったので、これを注文した(冒頭の写真)。一枚肉でなくひと口カツになっていて、分厚くてジューシーで、とても美味しい。一瞬「がっつり亭」を連想したほどボリュームがある。周囲を見渡すと、丼物はとても大きい塗りの器に入っているし、トンカツもとても大きい。お昼どきだったので少し並んだが、人気があるのもうなずける。

お隣りの買い物ゾーンは、新鮮な朝採り野菜や村の加工品、民芸品などがたくさんあって、村の人の買い物にも、観光客のお土産探しにも絶好だ。店の一角が喫茶コーナーになっていて、休憩もできる。店内にはポスターが貼ってあり、みつえ体験交流館では、各種の「夏休み体験教室」も行われている。
http://www.vill.mitsue.nara.jp/ts/gu/gu_01_04.php?contcd=2008070001&depcd=0009



訪れた時(8/14)は少し曇っていたが、沿道からは高い山の景色が見渡せて、とても気持ちがよい。皆さんも、いちど御杖村をお訪ねいただきたい。
href="http://www.vill.mitsue.nara.jp/index2.html">http://www.vill.mitsue.nara.jp/index2.html
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