tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

隅田八幡神社

2007年01月07日 | 小さな旅
1/3、実家(和歌山県九度山町)からの帰途、隅田(すだ)八幡神社(橋本市隅田町)に立ち寄った。

急な石段の途中にある門には、ご覧の通り見事な龍の天井画が描かれている。石段を登り切ると社殿があり、多くの人たちがお参りしていた。

なお、歴史の教科書に必ず出てくる国宝「隅田八幡人物画像鏡」は、この神社の所蔵である。日本最古の金石文(きんせきぶん:金属・石器などに刻まれた文字)の1つとして知られる。神社周辺には多くの古墳があり、この鏡も古墳からの出土品だそうだ。

写真右手の幟(のぼり)には、「紀州伊都 7社参り」と書かれている。ふと「そんなにたくさん神社があったっけ…」と思ったが、あとで数えてみると伊都地方(伊都郡・橋本市)には「丹生(にう)神社」と呼ばれる神社だけでも、20か所以上ある。

丹生都比売(にうつひめ)大神は天照大神の妹で、農耕の神である。この神をお祭りする代表的存在である「丹生都比売神社」(伊都郡かつらぎ町上天野)は、世界遺産(紀伊山地の霊場と参詣道)にも指定されている。

考えてみれば今年のお正月は、お初天神(大阪・曾根崎)、丹生官省符(にうかんしょうぶ)神社(九度山町慈尊院)、そして隅田八幡と3か所にお参りした。

おっとしまった、奈良検定(奈良まほろばソムリエ検定・奈良通2級)が1/14に迫っている。奈良県下の神社仏閣にお参りして実地検分しておけば、1点分くらい稼げたかも知れないのに…。

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